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Yakov

2024年12月20日

帝政小物(6)

 90年代からずっと「帝政で買える値段の実物が手に入るのはバックルとこの記章」といわれていたものを。まあ当時からレプリカもあったのだが。

帝政小物(6)

帝政ロシアの優秀小銃射撃記章(2級)である。1909年に等級ができる以前、1879年にベルダン銃がデザインされた暗色のものが制定され、露日戦争時のものが時々国内でも出回るという。このバッジは金色の2級、3級は銀色、1級はニコライ2世のモノグラムとクロスした小銃、王冠、ターゲットがパーツを組み合わせて作られた豪華なものである。等級ができてからの話だが、上級をもらった際もその下に下級バッジを付けるシステムのため、ずらっとバッジが並ぶことになる。1914年からは小銃、カービン銃、兵用拳銃の優秀記章が統一されてこのデザインとなった。
バッジの裏はこの例ではピン式だが、単に2本のでっぱりが出ていてそれを装備ベルトに固定するシステムのものもあった。
優秀機銃手などは機会があったらまた。




Posted by Yakov at 23:22│Comments(0)
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