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Yakov

2010年02月08日

カバン・袋物(5)

 また地味なお袋系で。





キャンバス製のパラシュートバッグは今までに何度となく紹介したが、これは防水ゴム引きシートで出来たヴァリエーションだ。キャンバス製のものだと口は結構ぞんざいに紐かドットで纏めるだけなのだが、これでは別生地の閉め口を紐で締めた上にフラップを被せるような構造だ(ま、防水優先なので当たり前か)。
ボロ市で無理をいって「商品運搬用の非売品」を売ってもらったはいいが、いざ実用しようと思うと重いこと重いこと。オートキャンプなら自重も気にならないかもしれないが。





書類・印刷物を運ぶ機会が結構あるのでこういうシンプルなブリーフケースもちまちま集めている。
筆者が外国製の古びたケースを持つととたんにクリミナルな香りが漂ってくるのはどうしてだろうか。ま、現代日本人らしい服装をすれば解決するだけの話・・・だろうか。

次回はもう少し野戦装備系で。  

Posted by Yakov at 17:47Comments(0)

2010年02月07日

税関1988-1997

 本日はイベントにて以下略。とりあえずソ連~ロシア移行期の税関制服のおさらいを。



ソ連型では基本的に制帽バンドはベルベット地であったのだが92年以降(詳細は不明)単なる緑のウール地に変更されている。これは肩章のベースも同様だ。帽章のほうは結構永いことソ連型がそのまま使われていた。



天然羊毛の防寒帽もベース色がブルーグレーの専用品となっている。帽章はロシア型だが、正直市場には殆ど出回らなかった。当の税関職員の着用例も、モスクワの空港においてすらかなり遅れたように記憶している(おそらく90年代も後半になるまで見かけなかった)。





ほぼソ連型のままの制服にロシア型の勤務バッジをつけた状態の税関吏/検疫官制服(ちなみに学卒バッジはモスクワ獣医アカデミー)。上級職員の襟にはL型の飾り金具がつくのだが、制服自体はダブル型とシングル裁断が文字通り混在(職員の集合写真のカオスっぷりは凄い)しており、階級による差、礼服・平服の差のいずれの尺度から見ても釈然としないのが不思議である。



参考までにソ連時代の勤務バッジ各種。左から88年以前(階級章が襟章の時代)、88年式、ソ連の国際税関展示会の運営要員バッジ。  

Posted by Yakov at 23:51Comments(0)

2010年02月06日

税関コート

 明日は某イベントなので以下略。ふと思い立ってこのネタにしたのに他意は・・・なくはない。





93年製の税関職員用サマーコート。89年に肩章が導入された後から97年の大幅改定(制服の基本色自体が様変わりした)までの期間、特に91年末からの期間は実に規定がわかりにくい。
もともと支給年限の問題があるので移行期の制服は新旧並列が当たり前な上、(肩章やボタンの意匠変更がそれぞれ単品で指令書が回る)五月雨式改訂なのでまとまった資料が集めにくいのである。
おまけに試作レベルのものも市場に流れる(「大量に作ってしまってPX行き」現象は戦前から珍しくない)ため個人の服装はヌエ的なものになりがちなのだ。
前置きが長くなったが、90年初期に「軍のセンスを外れた」デザイン(民警のジャンパーをザイツェフがやったようなアレである)は税関の制服に顕著なのである。
どことなく女性服風のディテール、不必要に多い切替しはユニセックスというか新宿2丁目的というか・・・正直どうにも違和感がある。
ちなみに製造時期が早いロットのため、ボタンはソ連時代のままである。





同じ時期の税関レインコート。ソ連軍でもよく似たものは使用していたのだが、民警、陸軍、海軍とも基本裁断は同一であった。この税関のものはそれらを少々逸脱した部分が目につく。
まずはボタンが(隠しでなく)露出している点。防水性能からすれば明らかに不利なのだが、不心得ものの変装を防止する意図でもあるのだろうか。さらに肩の切替しだが、軍用では換気用スリットを兼ねたものになっているのに対し、単に肩を2重にするような意図不明の装飾となっている。・・・フードの紐がボタンロック式のプラ部品で長さ調整できる点は、まあ今風の改善といえるかもしれない。
  

Posted by Yakov at 17:48Comments(0)

2010年02月05日

看板。

 これでもうブログを閉めるとかそういう意味ではない(笑)。以前から琺瑯の住居表示板とか部屋番号とかを買い込んで自宅に貼り付けているのだが、今回はこりゃどうにも活用できない・・・というものを。





売ってる方も売ってる方だが買ってくる奴の顔が見たい(笑)表示板の例。集合住宅用エレベーターの使用説明と修理予定表(多分チョークで使用不能時刻を記入する)+点検用注意書き。自宅は日本式家屋なのでエレベーターはないのだが、つい魔が差して・・・。それにしても売主はどこから持ってきたのだろうか。



改装現場、あるいは廃屋から持ってきたのだろうか、図書室と食堂の表示板。
こういうものは自宅で活用できるので実に嬉しい(謎)。結局この秋にも別の売主から似たようなものを買い込んでしまった。  

Posted by Yakov at 17:26Comments(1)

2010年02月04日

カバン・袋物(4)

 この秋購入した荷物が大幅に(そう。大幅に、である)遅れることが判明。派手な項目はしばらくなしでちまちま更新する事にする(来月辺りからは旧ブログの補足再録もいいかも・・・)。今回は地味なカバンネタを。





友人からもらったオデッサ土産の革ブリーフケース。1980年製で素材は上質、デザインも凝っていてなかなか便利なカバンである。中の布タグはウクライナ語なのでところどころ不明な単語が混じるのがなんとも。
前にも書いたが「ソ連時代はウクライナ語が禁止されていた」とかTVで出鱈目をこいていた在日ウクライナ大使館の若造、新政府組閣の暁には本国に呼び戻されてシメられればいいと思う。





旧ブログで紹介した空軍パイロットバッグの外嚢旧型。以前紹介したものには名札と重量分散ベルトがついていたがこれは極めてシンプル。ブーツと同じキルザ(合成皮革)で結構自重があるため取っ手の裏には補強材が入っている。  

Posted by Yakov at 17:41Comments(0)

2010年02月03日

小熊のミーシャ(5)

 思い出したようにまた五輪ネタ。特別に集めているつもりはないのだが・・・。



オリンピック記念の書類挟み。1980年頃にはまだこの手の文房具は一般的でなかったような気がするのだが・・・。日本がソ連よりも遅れていたのか、単に筆者周辺の文化水準が低かったのかは確認する術がない(単純に昔のことを覚えていないだけかもしれないが)。



五輪バッジの落穂ひろい。そのうちまた出てくると思うが(笑)。やる気のない表情のミーシャもなかなか可愛いものだ。



これまた大型の記念バッジ。紙をプラスティックに挟んだタイプのバッジはあまりメジャーではないのだが、時々こういう大判のものに出くわすことがある。



以前紹介したミーシャぐい飲みの裏面写真を紹介し忘れていた。文字のデザインセンスも結構モダンである。
  

Posted by Yakov at 17:21Comments(0)

2010年02月02日

鉄道・交通ネタ(15)

 殆ど底なしのような鉄道シリーズだが、まあ集まってしまうのだから仕方ない。今回もまた検札シリーズで。





以前七宝の胸バッジを紹介したが、これはより後の(70年代くらいか?)ブレスレット型検札員章である。黒の化繊製腕巻きベルトは(プラバックルが特徴的なので)正規品と思われるが、おそらく既製の時計用バンドなどを流用しても怒られないと思う。胸バッジよりも不意打ち的でちょっといやらしいが、事前にわかったところで込んだ車内から逃げられるわけもないだろう。表記からすると市電(トランバイ)専用と思われる。



これはアルミ製の胸バッジ。以前紹介した七宝からは明らかにグレードが落ちる。7~80年代のものだろうか。正直、検札バッジなのか労働基準の方の監察官なのかよくわからない。



これはまたかなり初期のバス車掌のもの(40年代?)。中央の検札員ナンバーが消えてしまっている・・・。
  

Posted by Yakov at 17:34Comments(0)

2010年02月01日

電化製品(1)

 あまりに茫洋とした表題で申し訳ない。お察しのとおり、単なる落穂拾いのネタなのだ。



箱入りだったので何も考えず買ってしまったマイクロフォン。特に軍用とか業務用(ラジオ局とか)でもない品らしいが、それでは何に使っていたのか、というとそれは全然わからない。アマチュア無線?ということもなくはないのだろうが、普通に建物の館内放送とかで使っていたものかもしれない。ま、リエナクト的にはそれなりに活用できそうな気がするのでよしとしたい。





これまた大した意味なく買ってしまったベークライト製の三叉ソケット(ロゼットカ)。規格がソ連式120vのうえロシア製品用に買った変圧器は何個も買ったわけではないのでほぼ無用の長物なのだが・・・。
そんなことを言い出すとすぐにアイデンティティの危機に直面してしまうためあまり考えないようにしようと思う(<ダメ人間)。  

Posted by Yakov at 17:31Comments(0)