2021年09月09日
続・近隣国(159)
たまたま整理してたらでてきたので…。


70年代とかだろうか、シリアの帽章と思われる。以前七宝の色付シリア帽章も紹介したがそれとはデザインが違う、ただ、最近(2019年12月とかだが)紹介した肩章用エンブレムには似ているのでシリアで間違いないと思う。比較的低い階級のベレー帽章とかだろうか。
70年代とかだろうか、シリアの帽章と思われる。以前七宝の色付シリア帽章も紹介したがそれとはデザインが違う、ただ、最近(2019年12月とかだが)紹介した肩章用エンブレムには似ているのでシリアで間違いないと思う。比較的低い階級のベレー帽章とかだろうか。
Posted by Yakov at
20:27
│Comments(0)
2021年09月08日
筆記用具(23)
あまり変わり映えしないがまあ珍しいことは間違いないので。

同じく卓上メモパッドであるが、1945年11月7日の革命記念日に配られたと思しきものである。民需品というより、党活動家、官公庁用と思われる。

ペンさし(鉛筆差し?)がついていないのも「そもそも別にペンスタンドが常備されている」官公庁事務所用という雰囲気が強い。
同じく卓上メモパッドであるが、1945年11月7日の革命記念日に配られたと思しきものである。民需品というより、党活動家、官公庁用と思われる。
ペンさし(鉛筆差し?)がついていないのも「そもそも別にペンスタンドが常備されている」官公庁事務所用という雰囲気が強い。
Posted by Yakov at
21:31
│Comments(0)
2021年09月07日
ソ連メダル温故知新(31)
防衛系を再び。


1942年、12月22に日制定のレニングラード防衛メダルである。デザインはいくつもの案から選ばれ、デザイン要素を勘案されて構成されている。
支給対象は軍民問わずレニングラード防衛に参加した者である。
市の防衛に直接参加した赤軍、海軍、NKVD部隊の軍人、軍属、民間吏員
労働者、勤務者他民間人であって所属組織その他で無視の労働により死の防衛に貢献し、防衛施設の構築、防空任務、公益事業に参加することで敵機による火災、輸送通信、食料運搬輸送、物資と文化事業の組織化、傷病者の保護、育児などの分野に対する貢献に対して与えられる。
45年までに60万人が受勲され、85年の段階では147万人がメダルを受け取っている。のちに発行されたレニングラード250年メダルはこのメダル受勲者には無条件で与えられる。
最初期には赤に銀色縁のメダルリボンがついていたが、43年6月19日の指令で今のものに変更された。

Reprica
実はかなり昔から西側でレプリカが作られており(英国製といわれている)筆者は80年代に入手している。リボンに化繊が多いこと、ピンが異なることを除けばかなり似ていたのを覚えている。
1942年、12月22に日制定のレニングラード防衛メダルである。デザインはいくつもの案から選ばれ、デザイン要素を勘案されて構成されている。
支給対象は軍民問わずレニングラード防衛に参加した者である。
市の防衛に直接参加した赤軍、海軍、NKVD部隊の軍人、軍属、民間吏員
労働者、勤務者他民間人であって所属組織その他で無視の労働により死の防衛に貢献し、防衛施設の構築、防空任務、公益事業に参加することで敵機による火災、輸送通信、食料運搬輸送、物資と文化事業の組織化、傷病者の保護、育児などの分野に対する貢献に対して与えられる。
45年までに60万人が受勲され、85年の段階では147万人がメダルを受け取っている。のちに発行されたレニングラード250年メダルはこのメダル受勲者には無条件で与えられる。
最初期には赤に銀色縁のメダルリボンがついていたが、43年6月19日の指令で今のものに変更された。
Reprica
実はかなり昔から西側でレプリカが作られており(英国製といわれている)筆者は80年代に入手している。リボンに化繊が多いこと、ピンが異なることを除けばかなり似ていたのを覚えている。
Posted by Yakov at
23:48
│Comments(1)
2021年09月06日
筆記用具(22)
旧ブログでまとめて一枚の画像で紹介したが、あんまりなのでまた改めて。

50年代あたりの卓上メモパッド。真鍮に銀メッキらしい表装が施されているが、狩猟がテーマのこのような製品は結構多い。シガーケースやコップホルダー、杯などでは見たことがある。

製本したこのサイズのメモ帳を使い、裏表紙が切れ込みに差し込めるようになっている。ペン差しには鉛筆などを差すのであろう。
50年代あたりの卓上メモパッド。真鍮に銀メッキらしい表装が施されているが、狩猟がテーマのこのような製品は結構多い。シガーケースやコップホルダー、杯などでは見たことがある。
製本したこのサイズのメモ帳を使い、裏表紙が切れ込みに差し込めるようになっている。ペン差しには鉛筆などを差すのであろう。
Posted by Yakov at
23:21
│Comments(0)
2021年09月05日
ソ連メダル温故知新(30)
ちょっとジャンルの違った依頼があり、来客対応していたのでさらっと。

Reprica
1942年12月25日制定のオデッサ防衛メダル。1985年現在で受勲者3万くらいと比較的希少なメダルなのでレプリカの画像で失礼。まあ実物がどこかにあったかもしれないが探しきれなかったのだが。制定時は右胸に着用する規定であったが五角形のベースが導入された1943年6月19日指令により左胸への着用に変更された。
受勲対象は41年8月5日から10月16日の期間、オデッサ防衛に直接参加した陸軍、海軍、NKVD部隊の軍人及び軍属、民間人であった。

Reprica
裏には我らがソヴィエト・祖国のために!の刻印がある。
Reprica
1942年12月25日制定のオデッサ防衛メダル。1985年現在で受勲者3万くらいと比較的希少なメダルなのでレプリカの画像で失礼。まあ実物がどこかにあったかもしれないが探しきれなかったのだが。制定時は右胸に着用する規定であったが五角形のベースが導入された1943年6月19日指令により左胸への着用に変更された。
受勲対象は41年8月5日から10月16日の期間、オデッサ防衛に直接参加した陸軍、海軍、NKVD部隊の軍人及び軍属、民間人であった。
Reprica
裏には我らがソヴィエト・祖国のために!の刻印がある。
Posted by Yakov at
22:07
│Comments(0)
2021年09月04日
ソ連メダル温故知新(29)
続けざまであれだがまた防衛メダルで。


1944年1月に制定、戦時中に受勲がなされた数少ない解放メダルの一つである。赤と薄緑のリボンだが、日光で退色して赤と篠のようになっているものも見かける。
受勲対象は、1941年10月19日から1942年1月25日までの期間中に少なくとも1か月間モスクワの防衛に参加した、赤軍とNKVD部隊のすべての軍人・軍属
同じく同期間に1か月以上防衛に参加した民間人
モスクワ防空圏、地域防空軍に勤務した軍人及び民間人
予備戦線、モジャイスク、ポドリスク境界、モスクワバイパス防衛線構築にに積極的に参加したモスクワ市とモスクワ州の住民からの軍人と民間人
モスクワ州、トゥーラでのパルチザン闘争に積極的に参加した者 が対になる。
1944年1月に制定、戦時中に受勲がなされた数少ない解放メダルの一つである。赤と薄緑のリボンだが、日光で退色して赤と篠のようになっているものも見かける。
受勲対象は、1941年10月19日から1942年1月25日までの期間中に少なくとも1か月間モスクワの防衛に参加した、赤軍とNKVD部隊のすべての軍人・軍属
同じく同期間に1か月以上防衛に参加した民間人
モスクワ防空圏、地域防空軍に勤務した軍人及び民間人
予備戦線、モジャイスク、ポドリスク境界、モスクワバイパス防衛線構築にに積極的に参加したモスクワ市とモスクワ州の住民からの軍人と民間人
モスクワ州、トゥーラでのパルチザン闘争に積極的に参加した者 が対になる。
Posted by Yakov at
20:52
│Comments(0)
2021年09月03日
ソ連メダル温故知新(28)
対日戦勝の関係投稿は何度かしたが、メダル本体は取り上げてなかったので。現在ロシアの対日戦勝は9月2日だが、メダルにも書いてあることだしソ連時代の規定である9月3日にやってみよう。


1945年9月30日に制定された対日戦勝メダルである。デザインは4案のうちの2案を勘案して作られた。対独戦勝章とスターリンの向きが逆で東を向いている、と俗称されている。
受勲対象は日本帝国主義者との戦闘に参加した陸軍、海軍、NKVD部隊の軍人、軍属で第一極東戦線、第二極東戦線、ザバイカル戦線、太平洋艦隊、アムール河川艦隊に所属したもの、
極東でのソ連軍作戦を支援した国防人民委員部、海軍人民委員部、NKVD本局職員も対象である。
メダルの性格上通常は一回受勲だが、少数ながら二回受勲、三回受勲の例がある。まあ各一例位だが。
1945年9月30日に制定された対日戦勝メダルである。デザインは4案のうちの2案を勘案して作られた。対独戦勝章とスターリンの向きが逆で東を向いている、と俗称されている。
受勲対象は日本帝国主義者との戦闘に参加した陸軍、海軍、NKVD部隊の軍人、軍属で第一極東戦線、第二極東戦線、ザバイカル戦線、太平洋艦隊、アムール河川艦隊に所属したもの、
極東でのソ連軍作戦を支援した国防人民委員部、海軍人民委員部、NKVD本局職員も対象である。
メダルの性格上通常は一回受勲だが、少数ながら二回受勲、三回受勲の例がある。まあ各一例位だが。
Posted by Yakov at
22:11
│Comments(2)
2021年09月02日
ソ連メダル温故知新(27)
また解放・占領メダルで。


1945年6月9日に制定された解放・占領メダルの一つ、ケーニヒスベルク占領メダル。要塞都市ケーニヒスベルク占領の功績に対するメダルだが、首都が対象でない唯一のメダルである。それだけ重要で困難であったわけrだが。条件は大体他のメダルと同じで陸軍と海軍、NKVD国内軍n各階級が対象、45年1月23日から4月10日までの期間にケーニヒスベルク攻撃、占領の直接参加者、作戦の立案、指揮、組織担当者に対して与えられた。1987年の段階で受勲者は76万人である。
1945年6月9日に制定された解放・占領メダルの一つ、ケーニヒスベルク占領メダル。要塞都市ケーニヒスベルク占領の功績に対するメダルだが、首都が対象でない唯一のメダルである。それだけ重要で困難であったわけrだが。条件は大体他のメダルと同じで陸軍と海軍、NKVD国内軍n各階級が対象、45年1月23日から4月10日までの期間にケーニヒスベルク攻撃、占領の直接参加者、作戦の立案、指揮、組織担当者に対して与えられた。1987年の段階で受勲者は76万人である。
Posted by Yakov at
21:38
│Comments(0)
2021年09月01日
現代ロシア記章(39)
またも非公式メダルを。


2008年発行の黒海艦隊225周年メダル。中途半端といいつつも225周年というのはロシアに於いてはメジャーなものらしく、同じ名称のメダルが他にもある(それらは同年発行だが)。当ブログではモスクワ大学225周年なども紹介したが検索すると225周年メダルは結構な数に及ぶ。まあそれはさておき、クリミアで編成された黒海艦隊の歴史をまとめたデザインのこのメダル、民間団体のものではあるが海軍軍人、参戦、復員軍人で黒海艦隊に大なり小なりかかわった人間は受勲対象ということのようだ。
2008年発行の黒海艦隊225周年メダル。中途半端といいつつも225周年というのはロシアに於いてはメジャーなものらしく、同じ名称のメダルが他にもある(それらは同年発行だが)。当ブログではモスクワ大学225周年なども紹介したが検索すると225周年メダルは結構な数に及ぶ。まあそれはさておき、クリミアで編成された黒海艦隊の歴史をまとめたデザインのこのメダル、民間団体のものではあるが海軍軍人、参戦、復員軍人で黒海艦隊に大なり小なりかかわった人間は受勲対象ということのようだ。
Posted by Yakov at
21:33
│Comments(0)