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Yakov

2025年03月10日

観光地(158)

 なぜこのデザインになったのか謎含みのバッジである。



990年創設のウラジーミルはロシアの古都であるわけだが、このバッジの意匠は以前紹介した現在はウラジーミル州の街、スズダリの紋章、振り返った鷹のものによく似ている。実はウラジーミル市の紋章は12世紀から「十字架をもって二本脚で立ったライオン」となっており(スズダリも鷹の紋章で同じ紋章図解に載っている)、これはどうにも一致しない。他のウラジーミル市のバッジを調べたところ、「立った獅子」の赤い盾の左右にレリーフとなって「向かい合った鷹」、このバッジによく似たものが描きこまれた横に長いバッジが存在したとわかった。メインの紋章ではなくサブ意匠の方を取り上げたものだと思われる。今向かい合った、とは書いたが、振り返った鷹のデザインなので、顔はそむけあっている形になっている。
https://www.monetnik.ru/zhetony-medali/rsfsr-i-sssr/znachki/znachok-sssr-vladimir-286494/
  

Posted by Yakov at 20:55Comments(0)