2017年06月30日
またも検事局
明日は秋葉原/浅草橋ハンドレッドスクエアにてミリタリー即売会バラホルカ開催いたしますので是非ご来場ください。
・・・とノルマをこなしつつ検事局記章ネタ。
パクロンスカヤ少将昇進はいいのだが、女性用将官制服なんぞ出て来そうにないがとりあえず肩章があったので買ってしまった。冬服用だが襟にややこしい刺繍があるので活用が難しい。あ、コートに縫い付ければいいのか!ユリイカ!(ちなみにコートも持っていない)。
ロシアになって2012年くらいまで肩章は軒並みボタン付き6角形になっているのだが、検事局はこの間もかなりの確率で台形肩章を使っているようだ。もちろん6角形も混用されているわけだが。…今回も誰もついてきてくれないネタだな、うん。
・・・とノルマをこなしつつ検事局記章ネタ。
パクロンスカヤ少将昇進はいいのだが、女性用将官制服なんぞ出て来そうにないがとりあえず肩章があったので買ってしまった。冬服用だが襟にややこしい刺繍があるので活用が難しい。あ、コートに縫い付ければいいのか!ユリイカ!(ちなみにコートも持っていない)。
ロシアになって2012年くらいまで肩章は軒並みボタン付き6角形になっているのだが、検事局はこの間もかなりの確率で台形肩章を使っているようだ。もちろん6角形も混用されているわけだが。…今回も誰もついてきてくれないネタだな、うん。
Posted by Yakov at
21:46
│Comments(0)
2017年06月29日
指揮官章
旧日本軍でもあるまいし、ロシア・ソ連で「指揮官章」といえばロシア革命期の「赤軍指揮官章」くらいしか思い浮かばないのだが(海軍の艦長章は除く)、また何やら新しい規定ができたらしい。
新規定のバッジは高価なのでまだ決心がつかずバイヤーのテーブルを撮影(ずうずうしい)。おそらく右胸につくと思われ、医療マークは病院長クラス、と聞いたが正確な階級との平均的対応はまだ不明である。そして右下の空挺指揮官章が他と違っていることに今更気づいた。ああ、ちょっと本腰入れて調べないといかん。
新規定のバッジは高価なのでまだ決心がつかずバイヤーのテーブルを撮影(ずうずうしい)。おそらく右胸につくと思われ、医療マークは病院長クラス、と聞いたが正確な階級との平均的対応はまだ不明である。そして右下の空挺指揮官章が他と違っていることに今更気づいた。ああ、ちょっと本腰入れて調べないといかん。
Posted by Yakov at
21:05
│Comments(0)
2017年06月28日
2017年06月27日
交通ネタ(117)
バタバタしているので簡単に記章ネタで。
ソ連地下鉄の建設功労バッジ。1935年、38年、44年と3パターンあるが、モスクワの地下鉄網は戦後も着々と整備されていたことの反映である。
実物は恐ろしく高価だが(銀とブロンズが存在)今回非常に精巧なレプリカが入手できて助かった(今まで35年式しか買えなかったのだ)。
コレクター的には恐ろしい時代になった、ともいえるが(かなり出来がいいのだ)。
ソ連地下鉄の建設功労バッジ。1935年、38年、44年と3パターンあるが、モスクワの地下鉄網は戦後も着々と整備されていたことの反映である。
実物は恐ろしく高価だが(銀とブロンズが存在)今回非常に精巧なレプリカが入手できて助かった(今まで35年式しか買えなかったのだ)。
コレクター的には恐ろしい時代になった、ともいえるが(かなり出来がいいのだ)。
Posted by Yakov at
22:29
│Comments(0)
2017年06月25日
試作ベルト
現代ロシア軍は94年にバックルベルトを廃して陸海空とも黒い革製/合皮の2ピン式ベルトを採用した。現在(2015年前後?)はナイロンウェブ製の同型ベルトが採用されたのだが、バックルベルトにはまだまだ未練があったようで試作品が作られていた。
カーキが陸軍、黒が海軍用というのは同じだが、何種類かデザインの違うバックルが考案されていたのがわかる。
カーキが陸軍、黒が海軍用というのは同じだが、何種類かデザインの違うバックルが考案されていたのがわかる。
Posted by Yakov at
22:00
│Comments(0)
2017年06月24日
食器(81)
今回は食器というかテーブルセット。
カフカスでよく見られるような細切り金属細工の調味料入れである。中世の戦士バガティーリの兜とチェーンメイルをかたどっていてなかなか面白い。顔見知りの骨董バイヤーからまず1個勧められ、次の週にもう一個、結局3個と皿まで買わされたのだが3個足しても最初から3組の同じものと相場的に同じだったので騙された、というほどでもない(3個一遍だと買わない、と足元を見られたのだろうけど)。
中身はガラス器である。辛子、塩、胡椒の3種類用なのか辛子、アジカ、調味油とかのカフカス調味料に特化してるのかは判断がつかない。
カフカスでよく見られるような細切り金属細工の調味料入れである。中世の戦士バガティーリの兜とチェーンメイルをかたどっていてなかなか面白い。顔見知りの骨董バイヤーからまず1個勧められ、次の週にもう一個、結局3個と皿まで買わされたのだが3個足しても最初から3組の同じものと相場的に同じだったので騙された、というほどでもない(3個一遍だと買わない、と足元を見られたのだろうけど)。
中身はガラス器である。辛子、塩、胡椒の3種類用なのか辛子、アジカ、調味油とかのカフカス調味料に特化してるのかは判断がつかない。
Posted by Yakov at
20:31
│Comments(0)
2017年06月23日
温故知新飲料。
今回も一発ネタである。
コンポートは街の食堂では今なお現役。乾燥果物を煮出したものだが、なかなか日本製品でやっても再現は難しい。
なんとペットボトル入りのコンポートが売っていた!まあまずくはないのだが、100%ジュースに奢った舌にはいまいちであった。贅沢は不幸になりますな。
コンポートは街の食堂では今なお現役。乾燥果物を煮出したものだが、なかなか日本製品でやっても再現は難しい。
なんとペットボトル入りのコンポートが売っていた!まあまずくはないのだが、100%ジュースに奢った舌にはいまいちであった。贅沢は不幸になりますな。
Posted by Yakov at
21:14
│Comments(0)
2017年06月22日
続・森林保護官(14)
まあ記章ネタなのだが。今年のモスクワは異常気象で無茶苦茶寒かったがそれでも他の地方では森林火災は発生、ニュースになっていた。
航空森林警備隊パッチ。ご覧のとおり航空機による森林火災消火が任務である。航空記章専門のコレクターから購入した。
服装は一般と同じと思うがソ連時代のように制帽に航空記章がつくのかどうかは不明である。
航空森林警備隊パッチ。ご覧のとおり航空機による森林火災消火が任務である。航空記章専門のコレクターから購入した。
服装は一般と同じと思うがソ連時代のように制帽に航空記章がつくのかどうかは不明である。
Posted by Yakov at
20:24
│Comments(0)
2017年06月21日
交通ネタ(116)
こういう表題だが実質小物ネタである。
なんじゃこりゃ、と思われるかもしれないがアエロフロートのノベルティにこういうものがあるのだから仕方ない。今回アエロフロートグッズを大量に入手したのでまたおいおい。
なんじゃこりゃ、と思われるかもしれないがアエロフロートのノベルティにこういうものがあるのだから仕方ない。今回アエロフロートグッズを大量に入手したのでまたおいおい。
Posted by Yakov at
20:51
│Comments(0)
2017年06月20日
ロシア称号
今回は記章ネタで。
ロシア連邦もソ連から引き継いで「ロシア連邦功労XX」という称号を制定している。功労医師バッジは以前紹介したが、ピントがボケボケだったので一緒に再度載せよう。
右のロシア功労医師は以前紹介したスクリューバック、左は「功労軍事専門家」のピンバックタイプである。ロシア憲兵将校の報道写真を見せてくれた知人に「このバッジはなんだろう」と聞かれ、「功労記章とは思うが文字までは見えない」と不誠実な返事をしつつバッジ市場を探したらこの『功労軍事専門家』の存在を知った。おそらくビンゴである。
ロシア連邦もソ連から引き継いで「ロシア連邦功労XX」という称号を制定している。功労医師バッジは以前紹介したが、ピントがボケボケだったので一緒に再度載せよう。
右のロシア功労医師は以前紹介したスクリューバック、左は「功労軍事専門家」のピンバックタイプである。ロシア憲兵将校の報道写真を見せてくれた知人に「このバッジはなんだろう」と聞かれ、「功労記章とは思うが文字までは見えない」と不誠実な返事をしつつバッジ市場を探したらこの『功労軍事専門家』の存在を知った。おそらくビンゴである。
Posted by Yakov at
23:00
│Comments(0)
2017年06月19日
食器(80)
食器ネタは久しぶりな気がする。休む間もなくこのネタばかりだったようにも思うが。
昔ソ連旅行した人の中にはむき出しの電熱器を懐かしく思う人も多いと思う。コンセントにつなぐだけでお湯が沸かせるので個人旅行者にはとても便利である。筆者はホテルの水差しにこれを入れてお湯を沸かし、マカロニをゆでて「水兵マカロニ」にしたことがある。
こういう荒くれた人間は少数派としても、電熱器とコップを一緒に運んでどこでもお湯を沸かそう…という発想はソ連でもメジャーだったということだ。
ポリエチレンの保護容器にガラスコップを入れると旅行トランクにガラスコップを入れても割れる心配がなくて助かる。
昔ソ連旅行した人の中にはむき出しの電熱器を懐かしく思う人も多いと思う。コンセントにつなぐだけでお湯が沸かせるので個人旅行者にはとても便利である。筆者はホテルの水差しにこれを入れてお湯を沸かし、マカロニをゆでて「水兵マカロニ」にしたことがある。
こういう荒くれた人間は少数派としても、電熱器とコップを一緒に運んでどこでもお湯を沸かそう…という発想はソ連でもメジャーだったということだ。
ポリエチレンの保護容器にガラスコップを入れると旅行トランクにガラスコップを入れても割れる心配がなくて助かる。
Posted by Yakov at
19:51
│Comments(0)
2017年06月18日
情操玩具(65)
今回はゲームというかパズルというか…。
58年モスクワ・世界青年祭がモチーフと思われる。花弁が色違いの花がシンボルマークであったのでカラフルなボールを穴に入れてくるくる回し、移動していく…というゲームなのだ。
どうすれば完成か、とかは私に聞かないでいただきたい。
58年モスクワ・世界青年祭がモチーフと思われる。花弁が色違いの花がシンボルマークであったのでカラフルなボールを穴に入れてくるくる回し、移動していく…というゲームなのだ。
どうすれば完成か、とかは私に聞かないでいただきたい。
Posted by Yakov at
20:00
│Comments(0)
2017年06月16日
続・時計ネタ(11)
久しぶりに。
50年代終わりくらいだろうか、ZIMの時計。やはりこのタイプが好きである。そこそこ現代風になっているが。
旧ブログでちらっと紹介した50年代初期ズベズダの丸型タイプ。非常に小型で女性用のようなサイズだが普通に男性用としてしっくりくるデザインである。
50年代終わりくらいだろうか、ZIMの時計。やはりこのタイプが好きである。そこそこ現代風になっているが。
旧ブログでちらっと紹介した50年代初期ズベズダの丸型タイプ。非常に小型で女性用のようなサイズだが普通に男性用としてしっくりくるデザインである。
Posted by Yakov at
20:41
│Comments(0)
2017年06月15日
続・近隣国(98)
またキューバネタである。
淡いパステルカラーのシャツ風裁断だがウール製で結構暑苦しい服である。某所の倉庫に放り込まれてうん十年、虫食いが非常に酷い。
裾がアイクジャケットみたいになっていたり、確実にソ連のものでないのはわかると思う。
ポケットと肩章もソ連の影響を受けつつ裁断は全く異なる。それにしてもひどい虫食いで郵送の途中でもっと虫食いがひどくなるのではないかと恐ろしい。
背面。側部のゴムがソ連将官シャツみたいである。
淡いパステルカラーのシャツ風裁断だがウール製で結構暑苦しい服である。某所の倉庫に放り込まれてうん十年、虫食いが非常に酷い。
裾がアイクジャケットみたいになっていたり、確実にソ連のものでないのはわかると思う。
ポケットと肩章もソ連の影響を受けつつ裁断は全く異なる。それにしてもひどい虫食いで郵送の途中でもっと虫食いがひどくなるのではないかと恐ろしい。
背面。側部のゴムがソ連将官シャツみたいである。
Posted by Yakov at
20:57
│Comments(0)
2017年06月14日
情操玩具(64)
皆様お待ちかねの玩具ネタである(根拠なし)
50年代くらいのものだろうか、ソ連版DC-3である(ライセンスも取っている)Il2の玩具。金属製でおそらくプラスチック製バージョンも存在すると思うが筆者はまだ見ていない。
プロペラが一枚かけているので安かった。ペラは真鍮製と思われる。
50年代くらいのものだろうか、ソ連版DC-3である(ライセンスも取っている)Il2の玩具。金属製でおそらくプラスチック製バージョンも存在すると思うが筆者はまだ見ていない。
プロペラが一枚かけているので安かった。ペラは真鍮製と思われる。
Posted by Yakov at
22:21
│Comments(0)
2017年06月12日
天然資源開発(19)
週末経堂にお越しの皆様、お疲れ様&ありがとうございました。
本日は以前上着だけ入手して途方に暮れていた石炭生産局少将について。
これが将官用制帽である。同階級の他省庁のものに比べ、金モール刺繍は全くなく、中級勤務員の帽章そのままにつばに「海軍制帽同様の飾りを直接ぶち込んで終わり、と普通なら「ディーラーがでっち上げたまがい物」と誤認しそうである。筆者は以前この省庁の大臣級冬服を見たことがあるが、制帽がこの冬用黒バージョンだったことで「まがい物ではないか」と疑っていたのだが先日ここの規定をネットで発見、どうやらこれで正しいらしいと分かったのである。
裏もこの通り。将官用のサイズ調整紐もなく中級勤務員用と全く同じ体裁である。
こんな感じで落ち着いた。どうやらズボンにもロンパスは入らないらしい。
本日は以前上着だけ入手して途方に暮れていた石炭生産局少将について。
これが将官用制帽である。同階級の他省庁のものに比べ、金モール刺繍は全くなく、中級勤務員の帽章そのままにつばに「海軍制帽同様の飾りを直接ぶち込んで終わり、と普通なら「ディーラーがでっち上げたまがい物」と誤認しそうである。筆者は以前この省庁の大臣級冬服を見たことがあるが、制帽がこの冬用黒バージョンだったことで「まがい物ではないか」と疑っていたのだが先日ここの規定をネットで発見、どうやらこれで正しいらしいと分かったのである。
裏もこの通り。将官用のサイズ調整紐もなく中級勤務員用と全く同じ体裁である。
こんな感じで落ち着いた。どうやらズボンにもロンパスは入らないらしい。
Posted by Yakov at
21:18
│Comments(0)
2017年06月10日
偉人(2)
経堂のバザーは明日も続く。
マヤコフスキー(禿げる前)の胸像。骨董市で買った高さ十数センチの小ぶりなものだが、あまり大きいとそもそも持ち帰る気にならないのだ。
最近ロシアの美術用品店でデッサン用のプーチン像を見かけるが、揃いも揃ってデカいのでまだ買う気にはなっていない。
マヤコフスキー(禿げる前)の胸像。骨董市で買った高さ十数センチの小ぶりなものだが、あまり大きいとそもそも持ち帰る気にならないのだ。
最近ロシアの美術用品店でデッサン用のプーチン像を見かけるが、揃いも揃ってデカいのでまだ買う気にはなっていない。
Posted by Yakov at
21:30
│Comments(0)
2017年06月09日
告知。
明日より二日間、経堂の東京ロシア語学院内でユーラシアバザーが行われます。
本命は日曜のロシア語コンクールなのだが土曜日のうちにいいものは売れてしまったりする。
戦勝記念チョコとか
カザフのハルヴァとか
モスクワ五輪のファッションベルトとか、そういうキワモノしか持ち込まないが。
本命は日曜のロシア語コンクールなのだが土曜日のうちにいいものは売れてしまったりする。
戦勝記念チョコとか
カザフのハルヴァとか
モスクワ五輪のファッションベルトとか、そういうキワモノしか持ち込まないが。
Posted by Yakov at
20:51
│Comments(0)
2017年06月08日
ロシア連邦軍文官(1)
週末のユーラシアバザー@経堂の準備で無茶苦茶バタバタしていてこの時間である(もちろんまだ終わっていない)。
今回はニュース映像で時々目にするロシア軍関係の「黒服の人々」について。
少将相当官女性の上着。今回「オフィス服」を含め3着か4着入手したのだがこれ以外の服には肩章がなく、現在モスクワの複製業者に注文している。この肩章は少し前のタイプで白ウールの上に銀(オフィス服では黒生地)の本体がつくわけだが最新の資料を見ると銀コイル刺繍の縁取りがつくマイナーチェンジがなされているようだ(実例はまだ目にしていない)。
正確には国防省職員なのでオフィス服の胸には「ロシア軍」でなく「ロシア国防相」のタグがついていた(この辺は後日)。
軍歴がない職員が多いので長官級(女性だ)の略綬が公務員系のメダルばかりであることがよくロシア人から揶揄されているが…まあシビリアンコントロールのようなもんだと好意的に解釈しようと思う。
今回はニュース映像で時々目にするロシア軍関係の「黒服の人々」について。
少将相当官女性の上着。今回「オフィス服」を含め3着か4着入手したのだがこれ以外の服には肩章がなく、現在モスクワの複製業者に注文している。この肩章は少し前のタイプで白ウールの上に銀(オフィス服では黒生地)の本体がつくわけだが最新の資料を見ると銀コイル刺繍の縁取りがつくマイナーチェンジがなされているようだ(実例はまだ目にしていない)。
正確には国防省職員なのでオフィス服の胸には「ロシア軍」でなく「ロシア国防相」のタグがついていた(この辺は後日)。
軍歴がない職員が多いので長官級(女性だ)の略綬が公務員系のメダルばかりであることがよくロシア人から揶揄されているが…まあシビリアンコントロールのようなもんだと好意的に解釈しようと思う。
Posted by Yakov at
22:40
│Comments(0)
2017年06月07日
生存報告。
本日帰国しました。帰ってすぐにユーラシア協会バザーとかちょっとバタバタしますが…。
画像は9月1日新学期のポストカード(67年)。
裏はお馴染みの規格である。
画像は9月1日新学期のポストカード(67年)。
裏はお馴染みの規格である。
Posted by Yakov at
19:44
│Comments(3)