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Yakov

2021年01月31日

選挙キャンペーン(2)

 特に時事ネタではないのだが、倉庫から出て来たもので。



2018年9月9日のモスクワ市長選挙時のキャンペーンバッジ。缶バッジは21世紀には相当広く使われるようになってきたが(同じ缶バッジでもソ連時代の規格とはだいぶ違う)、味わいはあまりない。選管が配った投票率を上げるためのキャンペーンだが、まあもらうにはもらっても身に付けるのは関係者だけだろうとは思う。僕は市長選投票したぞ!家族全員で投票したぞ!というのは世界共通のやる気のないスローガンではある。
  

Posted by Yakov at 20:59Comments(0)

2021年01月30日

医療・衛生(77)

 記念記章を。



ロシア軍モスクワ駐屯地第12診療所の85周年バッジ。レフォルトヴォ地区の馴染みの場所に近いがここに通っていたわけではない。
割とざっくりした作りだが、当時の標準的なつくりである。

  

Posted by Yakov at 21:06Comments(0)

2021年01月28日

交通ネタ(197)

 今回は単純に見えて結構謎なものを。





2019年1月28日更新分(ちょうど二年前だが)で現行ロシア鉄道2010年式略帽を紹介した。左側面に特有のカーブを持った左右非対称のものだったが、これは米軍ギャリソンキャップ状の裁断である。ロシア鉄道では特別長距離列車によっては車両ごとに別デザインの服を採用するのでその線もあり得るのだが、現行モスクワ地下鉄が新型帽章を導入する前、ロシア鉄道と共通の帽章を使っていた時期のものかもしれない。
まあ両者は時々混用(職員が共通のvoentorgで一部購入することがある)されるので「いったもん勝ち」のような状況があるのだ。  

Posted by Yakov at 21:08Comments(0)

2021年01月26日

軍学校(15)

 だいぶ前に入手したものだが。



モスクワの白ロシア駅にほど近いモスソヴェート名称モスクワKGB国境警備上級指揮官学校の1977-81年在学卒業生の記念バッジである。
卒業時に記章バッジを工場に発注することはよくあったわけだが、この製造時期が卒業年とも限らないので注意は必要である。ひどく高価そうな出来であるがまあエリート学校と思えばありそうではある。ネットで72-76年卒業生の同型バッジを見かけたので、伝統デザインとして代々作られていたのかもしれないが。

  

Posted by Yakov at 21:23Comments(0)

2021年01月25日

袋物(52)

 近隣国ネタで。



キルギス軍のAKポーチ。容量は少なく、スナップでタブを止めるタイプである。グレー生地だがb部隊別で色が違うのかは定かでない(興味もないが)。



裏のベルトループはナイロン。かなりしょぼい縫製であった。  

Posted by Yakov at 20:39Comments(0)

2021年01月24日

医療・衛生(76)

 白衣はこの辺で一段落。





シングルブレストの医療・販売員用裁断だが、胸ポケットにミシン目が入って独立したペン差しになっている。ペン型の放射線量計もフィットするので原発・核化学系職業にも使えそうだ。生産はロシア時代(90年代半ば)で透明プラスチックボタンがついた民需生産品と思われるが。



背部のベルトは一つボタン。  

Posted by Yakov at 22:58Comments(0)

2021年01月23日

続・民警(77)

 今回はよくわからないズボン。



マブタ戦闘服の冬用、といった裁断のズボン。色味が緑がかったグレーというなんとも変なもの。GRUの空挺裁断冬用戦闘服とは色味は違うものの似てはいる。ただし腿にある大型ポケットはない。



空挺服、航空服必須のナイフポケット(脱出用器具)がしっかりついている。生地は厚手キャンバスといってもいい。



ソ連ロットと思うがどこぞの資料用コードが書き込まれてる以外にスタンプはない。雑多な戦闘服が開発・試作された内務省のものか、と仮定しているがいまだ未確定というのが正直なところ。  

Posted by Yakov at 21:11Comments(0)

2021年01月21日

医療・衛生(75)

 また白衣で。





女性用のダブルブレスト白衣。胸の両脇にタックが入った立体裁断なのがわかる。胸ポケットはなく、一般用ハラートと呼ばれる裁断だ。サテン生地ではない普通のインド綿生地だが。



ベルトはボタン一個で調整可。まあ標準的なスタイルだ。製造はソ連時代。  

Posted by Yakov at 21:17Comments(0)

2021年01月19日

改めて葉書(8)

 久々に。



一人の画家によるミニ画集のようなハガキセット。ニペラー・ニプハーは以前にも紹介した猟に出かける人に贈る言葉。悪魔に邪魔されないように「成功を期待する」代わりに「羽も綿毛も人賭けも獲れませんように!」と呼びかけ、言われた方はク・チョルトゥ!(悪魔にはね!)と切り返すという決まり文句であるのだ。



中身はこんな感じ。猟における失敗談というかユーモラスな画調で狩りの楽しみを見せる、という感じか。ちょっとした絵本みたいなものである。
  

Posted by Yakov at 21:07Comments(0)

2021年01月18日

ボードゲーム(2)

 この間と同じ頂き物のゲーム。





吸血鬼ネタのテーブルゲーム。なんじゃこれ、と思ったがネット時代のありがたさ、2-3分のプレイ方法動画がいくつも転がっているので初歩のロシア語がわかればすぐに納得できるシンプルなゲームだった。吸血鬼キャラの色がわけられているので墓地の棺桶と吸血鬼カード、ネズミにニンニク、といったギミックの組み合わせで家族で遊べる系のかるーいゲームであった。

https://yandex.ru/video/preview/?text=%D0%B2%D0%B0%D0%BC%D0%BF%D0%B8%D1%80%D1%87%D0%B8%D0%BA%D0%B8%20%D0%BD%D0%B0%D1%81%D1%82%D0%BE%D0%BB%D1%8C%D0%BD%D0%B0%D1%8F%20%D0%B8%D0%B3%D1%80%D0%B0&path=wizard&parent-reqid=1610973244683433-376237831834154306200110-production-app-host-vla-web-yp-111&wiz_type=vital&filmId=8588662356628010241

こんな感じだ。
  

Posted by Yakov at 21:33Comments(0)

2021年01月16日

医療・衛生(74)

 白衣の続きを。



生産はロシアだが軍病院規格というかまとめて軍関係の納品場所から入手したものでソ連規格に近いと思われる。ダブルブレストのものは医療専用とされぬ「一般用」分類の裁断、ただし胸ポケットは大型である。「一般用」はペン差し部分がミシンで区切られているのに対し、この服はたとえば聴診器などの大型の器具を入れる前提と思われる。



腰ベルトは二つボタン。58年はサテン生地に限られていたが、これはインド綿に近い薄手生地である。  

Posted by Yakov at 22:07Comments(0)

2021年01月15日

医療・衛生(73)

 また記章で。



内務省(民警用の鷲章がわかる)の医療部と表記してあるが記念章なのか職務章なのか判然としない。アル中収容班だったりすると面白いのだが、表現からすると普通に職員病院とかのものだと思われる。  

Posted by Yakov at 20:28Comments(0)

2021年01月14日

ペナントいろいろ(5)

 近隣国ネタで。



変な色に発色したが、ラズベリーのような特殊な色のソ連・ポーランド友好ペナント。縁の白赤紐がポーランドっぽい。



裏面の握手デザイン。ポーランド語の文字は知らん、読めん<愛情ゼロ。  

Posted by Yakov at 21:44Comments(0)

2021年01月12日

医療・衛生(72)

 日、月とビクトリーショーご参加の皆様お疲れ様&ありがとうございました。このような状況ではありましたがいろいろな方とお会いでき、いろいろお話しできて幸いでした。

今回もさらっと白衣で。



これもソ連ロットの白衣であるが、胸にポケットがある以外は「一般労働標準ハラート」裁断の医療用(胸ポケット追加)という感じである。前回書いたように58年以後に多少モデルチェンジしたうちの一つではあるのだが。





背面、特にベルトが二つ並列配置で調整ができる(さらには前に回して締めるところもできる)というのが特徴といえよう。
  

Posted by Yakov at 21:35Comments(0)

2021年01月09日

ファッション通信再び(23)

 明日、明後日は浜松町でビクトリーショー。PSM無発火モデルガン頒布はガンコーナーではなく4階のミリタリー階スターリングラードですのでよろしくお願いいたします。

今回はレインコート。



しわくちゃで失礼。間違いなく民間用なのだが、裁断が70年代民警コートときわめて類似、というかほぼコピーなのである。これには欠品だったが供生地のベルト用ループがポケットフラップと一体、袖のタブが2列ボタン、胸の切り返しがベンチレーターなどと民警レインコート現物をご存知の方は驚かれると思う。色は真っ黒だが他の官公庁のものとは思えない。



背面。これまたクリソツ。



民間服と官公庁向け両方を生産している有名な縫製工場・ラドガのタグが見える。
  

Posted by Yakov at 17:51Comments(0)

2021年01月08日

医療・衛生(71)

 ちょっと白衣ネタを数回連載で(連続ではしないのでご安心を)。



ソ連後期、8-90年代の白衣。シングル、ボタン露出、胸ポケット付きで1958年規格だと医療・商業労働者(商店の売り子含む)用とされているの裁断に準じている。袖口が絞られていない筒袖なのでその後にできた規格とは思うが。



背中のベルトはボタン一つ留めの調整可能タイプ。これも58年医療・商業向け白衣に準じている。  

Posted by Yakov at 15:30Comments(0)

2021年01月06日

ボードゲーム。

 筆者はゲームの類はほとんどやらないのだが、日本のゲーム系会社にいる友人からロシア製のボードゲームサンプルをもらったのでちらっと。



H.J.ウェルズ「宇宙戦争」を第一次大戦くらいの装備で戦うゲームである。



兵器系ボードゲームはロシアの強いところで、上手いイラストレーターもごろごろいるのでコマも無駄にクォリティが高い。





ルールブック。SFネタも戦略ゲームにしてしまうところがまたいい感じである。  

Posted by Yakov at 21:36Comments(0)

2021年01月05日

続・民警(76)

 まず業務連絡。来週初め、1月10,11日のビクトリーショーは予定通り開催の予定です。友人が自作したABS削り出しのモデルガンPSMの頒布は10日のみですのでお間違えのなきよう。浜松町都立産業貿易センター4階、スターリングラードでお待ちいたしております。

さて今回はベレー帽を。





1978年、試作制帽工場で作られたベレー帽。生地は上級職員用とほぼ同じウールギャバジン生地で縁はついていない。4枚の生地を縫い合わせた構造で、当時の軍、準軍事組織の女性職員用ベレーはほぼすべてウール生地の一体構造であったことからのちにOMON戦闘服に採用されたような戦闘作業用ベレーの試作/初期生産品の可能性が高い。鉄道など他の官公庁にもそれと思しいベレーは思い当たらず、民警用と推定する次第。  

Posted by Yakov at 22:03Comments(2)

2021年01月04日

農業系(6)

 今回は果樹系。



見慣れない文字があるのでウクライナ語と思われるがまあ内容はロシア語の類推でわかる。
ブドウ類(果樹全般なのだろうか)のハイクラス栽培マスター優秀バッジということだろうが、大学卒業章と類似した菱形であるのが面白い。
年代的には70年代くらいの感じだが。  

Posted by Yakov at 21:32Comments(0)

2021年01月02日

広報(6)

 5年ぶりくらいの広報・機関紙ネタで。



広報紙「На боевом посту」の55周年記念バッジ。文字通りにいけば「哨所に就いて」ということだが55年間も哨所に勤務するわけもなし、同名の機関紙というわけである。この名前は人気が高く各軍管区や鉄道部隊、内務省治安軍などに同名のものがあるが、1919年創刊ということなので内務省治安軍中央機関紙の方だと思われる。バッジとしてのクォリティはかなり高い。
  

Posted by Yakov at 21:08Comments(0)