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Yakov

2023年03月31日

食器(117)

 旧ブログで紹介したが、画像も小さくてアレだったので。



医療用具でも囚人を締め上げる道具でもなく、帝政時代の角砂糖ハサミである。当時の角砂糖は無茶苦茶堅くてナイフの背で叩き割るのが普通だったりしてあり、挟むというより挟み割る道具といえる。形状にかなりバリエーションがあり、コレクター的には地獄の世界である。  

Posted by Yakov at 21:59Comments(0)

2023年03月30日

喫煙具(31)

 使っていなかった部屋から出てきたもので。



飛行機型のアルミ灰皿。いっぺんに4人が吸いさしを置けるが、まあそれがどうしたといわれると返す言葉もない。アルミ製のシガーケースや灰皿は割とソ連のウクライナ共和国東部で名産だった時期があって、これもドニエプロペトロフスクのものらしいが旧字体なのかウクロ語なのかプレスが悪いのもあって多分そう、としか言えない。アルミ金メッキというのはこの辺の製品にはよくある。しかし尾翼に1917、1969とあるのに大した意味はなさそうである。



裏面。55カペークというのはまあ安い部類ではなかろうか。  

Posted by Yakov at 21:54Comments(0)

2023年03月29日

海軍謎バッジ。

 分類不能シリーズ。部隊記念バッジの類なのだろうが。



北海艦隊の大型揚陸艦・カレリアのコムソモ―レッツ号の記念バッジではあるのだが、既製のコムソモールピンをそのままぶち込むとかデザイナーの手抜きなのか何なのか。比較でサイズがお分かりと思うが気安く服につけられるサイズでもなく、贈答書類挟みや写真集の表紙に留めたら引っかけて怪我をするのでは?という結構はた迷惑な代物である。
検索していただけるとわかると思うが、服につけられそうなタイプはほかにいくらでも出てくる。正体はわかるが目的がわからん。それがこの表題を付けた理由である。  

Posted by Yakov at 22:27Comments(0)

2023年03月28日

袖章徒然(31)

 また空挺で。



大戦中は空軍制服を着用していたソ連空挺部隊だが、戦後はそれが歩兵装備に変更された。その識別用として1947年に採用した袖章がこれである。金の金属記章が将校用で…。



この銀色記章が付くと兵下士官用である。これは裏のタブが壊れたせいか、ピンが代わりに植え付けてあった。  

Posted by Yakov at 20:37Comments(0)

2023年03月27日

近隣五輪ネタ(2)

 家探ししたら出てきた系で。



綺麗な七宝の入った東独(DDR)の国章と五輪マーク…。これは何かというと…。



父親が子連れで歩いていたら(私と姉だ)東京駅付近で東京オリンピックで来日していた「外人」にもらった、という東独オリンピック協会章なのであった。子供ゆえ何一つ覚えていないのだが、相手はどんな服を着ていたのか。記憶にないのが残念なことである。  

Posted by Yakov at 19:30Comments(0)

2023年03月26日

水兵袖章(18)

 もうすぐひと段落。



何となく航法士のようにも見えるが、戦前からある発動機技術者、モトリストの専門章である。これはどうも正面図のようだが、側面から描いたティーポットのような形のものもあって面白い。枠に歯車があるので「お茶くみ係」でないのは間違いない。  
タグ :海軍記章

Posted by Yakov at 21:26Comments(0)

2023年03月25日

通信・電話局(24)

 記章で。



スペツスビャージの射撃優等章。実質警備会社のようなもの(国家機関だが)職員の射撃訓練や研修、検定はやっているのだろうが1942年赤軍の優秀射撃章そのまんまのようなデザインは狙っているのだろうか。射撃手だけに。  

Posted by Yakov at 20:19Comments(0)

2023年03月24日

空き缶収集(3)

 旧ブログ(再録したが)以降はあまり紹介していないのだが。



だいぶボコボコになっているが、戦後すぐ位と思われる(1947年のモスクワ800年記念か)菓子「モスクワ」の缶。」クレムリンとユーリードルゴルーキの象が見える。



ВДНХ(経済発展博覧会)がまだ ВСХВと呼ばれていた頃の中央パビリオン。



赤の広場、正ワシリー寺院。



スターリンゴシックの一つ、レニングラード駅。

観光名所大集合である。  

Posted by Yakov at 18:32Comments(0)

2023年03月23日

友の会(43)

 記念章で。



フルンゼ名称飛行士、宇宙飛行士中央会館80周年記念バッジ。ソ連陸海軍友の会、DOSAAF発行のバッジである。デザインが「子供の楽しいもの全部盛り」みたいでなかなか楽しい。
  

Posted by Yakov at 21:24Comments(0)

2023年03月22日

戦勝記念系バッジ(1)

 ネタに詰まってきたので(紹介するもの自体は山のようにあるが)つれづれのバッジネタ。



現代ロシアの襟留め用ミニピン。ご想像の通り非常に小さく(裏が押しピン一本なのででかいと固定できない)1センチないくらいの栄光勲章型なのだが、それにしてもリボンの幅が合わないのではないか?そう、ゲオルギーリボン自体も無茶苦茶幅が狭い(8ミリくらいだろうか)の特殊なものなのだ。むしろリボンの方が貴重なのかもしれない。  

Posted by Yakov at 20:02Comments(0)

2023年03月21日

水兵袖章(17) 

 また旧型で。



戦前戦中のソ連陸軍装備をご存知の方には見慣れた意匠、ソ連海軍でも共通の化学防護兵科章である。 別に毒ガス装備艦があったわけではなく、艦船で蓄電池等々が水を被ると発生する有毒ガスや排気ガスの危険、その他の防護のために必要とされる専門家の記章である。沿岸防護部隊とも共通なので毒ガス備蓄庫防衛や管理、毒ガス攻撃に対する防護インストラクターなども着用したであろうが。  

Posted by Yakov at 20:21Comments(0)

2023年03月20日

近隣国(106)

 アップで見せていなかった。



アフガニスタンのサウル革命10周年メダル。階級その谷かかわらずかなり広範に受勲され、外国人受勲も非常に多い。



裏面。この方面の知識はなく読解不能である。  

Posted by Yakov at 19:28Comments(0)

2023年03月19日

ソ連襟章雑記(45)

 完全に落穂ひろいだが。



戦中のソ連野戦装備の指示は大体「保護色」的なニュアンスのзащитныйとなっていてアバウト極まりない。辞書などでは茶色味がかった灰緑、とか書いてあるのもあるがカーキと似たような感じでアバウトな代物である。ご覧の通り43将官の野戦襟章すらかけ離れたバリエーションがあり、暗緑色でも淡い茶色でもよいといえばよいのだが。そして規定があるはずの金コイル刺繍の縁もいい加減な幅になっている。
まあ大抵のことは許されていた時期といえばその通りだが。  

Posted by Yakov at 21:43Comments(0)

2023年03月18日

交通ネタ(110)

 また肩章。



95年式ロシア鉄道。右端の袖章にある略号RZDが下級、平職員の肩章につくわけだが、左の銀色文字のものがあまりはっきりとしない。階級章が変わるより前の時期にРЖДをつなげたロゴ意匠が先に導入されたのでその時期かもしれない。ただ、95年式というのは高速鉄道路線、長距離路線の特別仕様の列車乗員に様々な特性制服を準備していたので特殊路線用のものかもしれないのだが。  

Posted by Yakov at 20:31Comments(0)

2023年03月17日

水兵袖章(16)

 これも初期からあるもの。



1930年代から1969改訂まで使われていた電気技術専門記章。航法系や通信、砲術系電気技師などは含まれない。  

Posted by Yakov at 19:44Comments(0)

2023年03月16日

またまたお洒落小物。

 当社比、なのでお洒落かどうかは気にしないでいただきたい。



ソ連時代のパスポートケースは何度も紹介したが、ソ連共産党の党員証にも自前購入のカバーというのが存在する。結構質の良い革製でКПСС(KPSSソ連共産党)の型押しがある。



内面。パスポートケースは大体世界標準の大きさなのでファンも多いが、党員証サイズの証明書もあまりないので日常の使用には少々難がある。何が何でも常用する必要も特にないのだが。  

Posted by Yakov at 21:32Comments(0)

2023年03月15日

会計魂!

 思いつきで申し訳ない。ちょっと奇妙なバッジがあったもので。



素晴らしい七宝が入り、いくつかのパーツでできた「経理栄光」バッジ。ロシアになって制定されたもので」1等2等の等級つきもあるがこれは等級のないタイプ。国家褒賞ではなく業界団体が制定したものと思われるがネットでこの発行証明書を見たらクレムリン宮殿で発行したような体裁(レイアウト上そう見える)になっていて「消防署の方から来ました」みたいな怪しさがにじみ出る。このシステム自体は2002年の「国際社会におけるロシア経済実体」についての国際フォーラムで制定した表彰システムのようだ。デザイン的にはクレムリンのスパスカヤ塔が「勝利勲章」のようで格好いい。
ドイツ語由来のブフガーテリ、経理、会計、事務といろいろ訳し分けられるので経理、という訳が適切かどうかは見逃していただきたい。



止めピンこそ西側っぽいが、しっかりした構造なのがわかる。サイズは1.5センチ程度の小さなバッジなのだが。  

Posted by Yakov at 20:52Comments(0)

2023年03月14日

続・時計ネタ(19)

 久しぶりだが備品ネタで。



第一次大戦ごろだとまだまだ時計のムーブメント小型化は一部にとどまり、懐中時計が主流であった。しかし戦地ではやはり腕に付けるのが便利ということで懐中時計をサイズが同じ枠にはめ込んで臨時腕時計にする、というのが流行した。第一次大戦のリエナクメントが多いロシアでも皮ホルダーが複製されて流行っていることは以前紹介した。今回のは皮ホルダーに金属の枠がはめ込まれていて「無理やり懐中時計をはめ込んで壊してしまう」ことがないようになされたものである。ちょうどロシアの雑誌で「毎月レプリカ懐中時計が付いてくる」ディxゴスティーニ的な企画があったのでそのせこい時計をはめ込んでみたが、やはり壊れた。  

Posted by Yakov at 21:44Comments(0)

2023年03月13日

続・ロシア初期記章(3)

 軍の国旗章、初期のものがまた出てきた。



1992年以降なのは間違いないが、採用されたものとあまりに違うのでむしろ試作品かもしれない。ロシア地上軍のものであるのは記載の通りだが、白ベースというのはどうにも違和感がある。国旗の青がやや明るい色なのも1991年以前のセンスを受け継いでいるように見える。  

Posted by Yakov at 22:16Comments(0)

2023年03月12日

続・近隣国(185)

 3年で消えたベラルーシ初期のものを。



左は1992‐95に存在したベラルーシ税関の帽章。内務省のものに似ているが、柏葉部分が違うだけでコレクター泣かせである。
右上は今のところ不明。軍、内務省、税関、検事局のいずれでもない。治安系なのだろうか。
右下は現在のベラルーシ軍将校帽章。息の長いデザインである。  

Posted by Yakov at 21:58Comments(0)