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Yakov

2022年03月31日

飛行記章(1)

 以前ソ連最末期の移行期タイプとかマイナーなものを紹介しただけだったのに気が付いた。



1966年導入の新型空軍航法士2級バッジ。真ん中の爆弾マークがなく、1~2の数字だけだと空軍飛行士バッジとなる。



裏のピンは結構複雑で、意外とレプリカが少ないゆえんでもある。

・・・年配のマニアは中田商店が優秀パイロットバッジのモデル品を出していたことをご記憶と思う(裏は押しピン)。実物よりウィングがかなり厚くてもっさりしていたが、当時としてはよく出来ていた。まあ当時それが付けられる服などどこにも売っていなかったわけだが。  

Posted by Yakov at 21:58Comments(0)

2022年03月30日

赤の広場食い倒れ(8)

 今回も菓子系で。 



ロシアのメレンゲ菓子「ゼフィール」。泡立てメレンゲの菓子は固いものと柔らかいものがあるが、これは猫ちゃんも喜ぶ、ではないが半生タイプである。チョココーティングしたものも多いが、これはコーティングのないチェリー味のもの。賞味期限を過ぎてちょっと硬くなっても大丈夫だが、もちろんやわらかい時はとてもおいしい。会社やお店にお客で行く時はよくお土産にする定番である。

…固いタイプのメレンゲ(ゼフィールとは呼ばない)には無茶苦茶堅いのがあって、スタカンチクタイプのアイスクリームと間違えて買って歯の衝撃にビビった思い出。
  

Posted by Yakov at 22:33Comments(0)

2022年03月29日

帝政小物(4)

 再び射撃優等章。





1879年に導入され、1909年に等級が定められた小銃用射撃優秀章で、金色のこれは2級ということになる。3級は銀色なわけだが、前回紹介したブロンズは何級なのか。金色の扱いで二級なのか、あるいは最初期の等級がないものかもしれないが。
これはちゃんとしたピンが付いているが、購入時期からしてオリジナルと思われる。昔はこれの実物が大量に出回っていて、レプの方が少なかったのだ。  

Posted by Yakov at 23:26Comments(0)

2022年03月28日

赤の広場食い倒れ(7)

 なんというか永遠に続くのだろうかこれ。



何度も紹介したハルヴァだが、ロシア製のものを。ヒマワリの種はやはり定番である。ゴマで作ったハルヴァは某トルコ料理屋などでも買えるのだが。



同メーカー、標準とチョコ味の小分けタイプ。やはり日本人だとこれくらいがちょうどいいのだろう。ロシアだと二人ででかい奴半分くらいは食べてしまうのだが。
ナッツ類を泡立てて固めたこの菓子はアジア~中東~東欧辺りの各地でみられる。  

Posted by Yakov at 21:56Comments(0)

2022年03月27日

帝政小物(3)

 また帽章を。



帝政ロシアの文官帽章(制帽バンド用)で鉱業省のもの。1948年式制服を持っているので帽章の予備というか代用に買ったのだが、まあ微妙に形状が違うのでまたもタンスの肥やしである。実物なので安かったとは言えないが、マイナージャンル故手の届かない価格ではなかった。帝政で一式組むのはレプリカでも恐ろしいことになる(特に制服)が、制帽だけなら組んでみたい気もする。  

Posted by Yakov at 23:21Comments(0)

2022年03月26日

赤の広場食い倒れ(6)

 今回はブリヌイを。



ロシアの春の祭り、マースレニッツアでは欠かせないロシアのクレープとでもいうべきブリヌイ、化粧箱入りのをいつも買っているが場所を取らない包装のものが売っていたので買ってきた。中身はジャム、トヴォローグ(カッテージチーズに近い)、ジャガイモ、レバー、ひき肉などがあるが今回は肉入りのを買ってみた。モスクワから帰国するアエロフロートの朝食には大体ブリヌイを選ぶほど、筆者には好物である。またアエロフロートを使えるまで、モチベーションはこれでしのぐ。  

Posted by Yakov at 23:01Comments(0)

2022年03月25日

帝政小物(2)

 今回は実物で。



帝政ロシアの小銃手用優秀射撃章。以前旧ブログで紹介したが、あまりに画像が小さかったので再度。小銃がベルダン小銃だか何だかわからないがまあそういう仕様である。これはブロンズ製のもの。



裏がピンのものとこのようなタイプがある。革装具の穴にいれたり肩にかけたカバンの負い紐に付けたり、いろいろな方法で身に着けられていた。  

Posted by Yakov at 23:45Comments(0)

2022年03月24日

赤の広場食い倒れ(5)

 また食い倒れ食品ネタ。



冷凍食品のヴァレーニキ。大きく分ければペリメニのような餃子系統の部類だが、より肉厚でダンプリングという感じのものである。
甘いジャム系とか種類は無茶苦茶豊富だが、今回はキノコとじゃがいもフィリングのものを買ってみた。非常に腹にたまるタイプで食は進むのだが、ロシア家庭の常でお客に行くとわんこそば状態で大盛りで食べさせられることが多く、必ず一個残しておかないとまたドカンと盛りつけられてしまう(実体験)。  

Posted by Yakov at 22:44Comments(0)

2022年03月23日

帝政レプリカ(105)

 さてまた記章だが…。



軍用ではなく帝政期の電信電話、郵便局の帽章である。一定以上の階級では丸い文官帽章とともに制帽バンドにつくわけだが、20世紀初めまでの下級職員では帽章自体ない例も多かった。やや小さい襟章のものも含め、結構充実しているジャンルなのだ。  

Posted by Yakov at 21:49Comments(0)

2022年03月22日

赤の広場食い倒れ(4)

 また菓子のネタで。



伝統のビスケット・ユビレイノエ。記念日とか祝日用みたいなニュアンスでいいと思う。クラシックなやややわらかめ、サクサクした甘いビスケットである。これは斎の日用(動物質を断つ日)なので卵と牛乳を未使用のバージョン、ぜひ味見せねばなるまい(まだ試食してない)。
先日これのベリー入りタイプを食べてみたが、泣けるほど美味かった。この普通バージョンはモスクワでよく食べていたが、精進料理版のビスケットはどうなりますやら。  

Posted by Yakov at 20:00Comments(0)

2022年03月21日

帝政レプリカ(104)

 またエンブレムを。



マキシム機銃を図案化した機関銃部隊用エンブレム。20世紀初頭に制定された優秀機関銃手バッジの中央部分と共通の意匠だが当然サイズは小さい。帝政ロシアではこうした複数のパーツを組み合わせたバッジが多く、特に国内戦当時など指揮官用記章のパーツとして流用されたりもしていた。単体では肩章につくのが普通だが。  

Posted by Yakov at 23:58Comments(0)

2022年03月20日

赤の広場食い倒れ(4)

 本日は千葉のビレッジワンにて1945ベルリン戦設定のイベント。ご参加の皆様おつかれさまでした。



冷凍食品のキエフ風カツレツ。8年前から、筆者はチキンキエフと呼んでいる。凍らせたバターを鶏肉に包んで揚げ、食用時にナイフで切ると熱いバターがほとばしる、というアレである。冷凍レンチンで手軽に楽しめるのはありがたい。
実に単純な説明で失礼。別にチキンキエフと言いたかっただけではない(二回目)。  

Posted by Yakov at 22:07Comments(0)

2022年03月18日

帝政レプリカ(103)

 エンブレムを。





第一次大戦当時の装甲部隊エンブレムの一つ。車輪と機関銃の意匠で数種類があり、基本自動車部隊のエンブレムに機関銃がくわえられている。
対空銃のような角度であるが、対空専門部隊というより装甲部隊の中でエンブレムを使い分けていたようにも思える(一次戦中期までは大規模な防空部隊の必要性は乏しい)。まあ公式の図版にも載っているのである程度は実地に着用されていたと思われる。  

Posted by Yakov at 22:24Comments(0)

2022年03月17日

赤の広場食い倒れ(4)

 またのんびり食品ネタ。



赤い十月工場の銘菓、チョコウェハースケーキのмишка косолапый。ロシア移動派のシーシキンによるパッケージで有名で一口サイズ個包装が基本だが大型のケーキを買ってみた。商品名は童謡からとっているが日本語訳はあれっぽいのでやめておきたい。  

Posted by Yakov at 21:39Comments(0)

2022年03月16日

帝政レプリカ(102)

 今回は兵科章。



帝政ロシアの義勇兵帽章。以前にも紹介したのはアレクサンドル三世の紋章が入っていたが、これはニコライ二世の紋章入りである。第一次大戦でも日露戦争でもつかえるといえば使えるわけだが…制帽のクラウンに付けるもので制帽バンドには正規の帽章が付く場合が多い(日露戦争時など階級により帽章がなかった兵などの例外はあるが)。これ自体は90年代当時、腕のいいレプリカ職人がいたのでレプリカか実物かよくわからない。
ちなみに8角形の非正教徒用の義勇帽章もある。  

Posted by Yakov at 21:35Comments(0)

2022年03月15日

赤の広場食い倒れ(3)

 またさらっと。



夏に入荷し、秋にめでたく売り切れたオチャコフスキーのクワス。時差機しか方法がなかったクワスだが、ようやく入手できる嬉しさに、大量購入。」「ペットボトルのは保存性がよくないが、まだ残してある。シェレメーチェボ出発ロビーで売っていた奴の方が味はいいけど文句は言うまい。



昨春に買った缶入りの同銘柄。しばらくとっておこうと思う。  

Posted by Yakov at 23:32Comments(0)

2022年03月14日

帝政レプリカ(101)

 昨日は友人の店でやっていたロシアチョコ即売会に出ていて力尽きた。
今回はセミレプリカというか再生品を。



実物の帝政将校帽章の再生品。1917年のケレンスキー臨時政府の改革により改造されたり、そもそも製造が止まって放棄された半製品などでけっこう帽章の台座だけだぶついていた90年代。器用な友人が真ん中だけ金属板をトントン叩いて形を打ち出し、作ったのがこれ。足をろう付けするのが面倒で真鍮線をぶっこんで止めている。



裏面。状態は無茶苦茶悪いが実物である、

・・・その友人は器用なのでどんどん作業がエスカレート、白軍のドクロを作ったり親衛部隊のゲオルギー勲章をはめ込んだりと関連グッズを大量に作り始めた。作り出してもう二十数年。当時製造ものは今頃珍品、実物として流通していそうな気がする。  

Posted by Yakov at 23:12Comments(0)

2022年03月12日

帝政小物比較用(1)

 ちょろっと実物を。



帝政軍将校用帽章の実物。90年代まではまだ市場に実物が流通していたのだ。文官用はまだ安かったが将校用は当時でもそれなりにしたが。
パーツは分かれていてベース部分は非常に薄い銀の様な材質だが、黒くくすんだものをほとんど見ないので洋銀のような合金かもしれない・
中心パーツは真鍮のような金属を叩き出して黒く塗装したものだ。



裏面。足は別パーツで、中心部分を外したところに挟み込む形式だ。中心パーツ自体は足を曲げて連結固定している。  

Posted by Yakov at 22:51Comments(0)

2022年03月11日

赤の広場食い倒れ(2)

 また惰性っぽく続けるわけだが、数年前には考えられなかった系統を。



以前はロシアからの肉類輸入は難しく、缶詰を税関のお目こぼしで旅行者が持ち込む程度の事だったが、数年前にようやくロシアからの輸入が許可された。このハンターソーセージ"Охотник"をはじめ数種類が常備されているのがありがたい。以前これ以外にドクトルスキエやレバー系のを購入して幸せな気分になったものだ。
ロシアの各種見本市で売られている馬肉ソーセージなどもまた食べたいが国内には入ってきていない。
  

Posted by Yakov at 21:21Comments(0)

2022年03月10日

二月から十月(3)

 なんだこれは2008年11月以来ではないか!というところだがまあしょうがない。





1919年2月革命で権力を奪取したケレンスキー臨時政府の指令で帝政時代の帽章は赤くすべし、ということになった。あっさり全体を赤く塗る場合もあれば中心部分だけを塗る場合もあり、このように赤い布で全体を覆う場合もあった。この例では間違いなく実物の下士官帽章に布が巻いてあるが、確かに当時あったような生地のいい布が使われている。実際このタイプの帽章は10月革命以後の赤軍(赤い星はしばらく行きわたらなかった)のほか非ボリシェビキ党派(ケレンスキー政府構成政党に近い党派)も使い続けていたのでかなり長期間存在したのだ。これが映画会社が巻いたものか、実物がそのまま保管されてきたのかは正直わからない。  

Posted by Yakov at 21:52Comments(0)