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Yakov

2008年11月30日

サンボマスター(笑)

 サンボの道着その他は以前旧ブログで紹介したが、今回は紙物、ポスター式の解説書である。



これが表紙・・・というかポスターをまとめて収納する大型封筒。サンボ・・・との表記ではなく、「白兵戦の基礎」という感じの表題である。サンボでは道着は着るものの、下半身は通常トランクスであるわけだが、まあ空手とかをイメージしたデザインなのだろう。
まだソ連時代の1991年発行、12枚、24ページと結構な情報量で非常に読みでがある。



内容はこんな感じ。さすがにいちいち紹介するのもなんであるし、まあ一部のみ紹介する。



後半は実践編・・・というわけで海軍歩兵と空挺戦闘服を着た兵士の格闘訓練が描かれているのが面白い。80年代のソ連軍写真集で同様の服を着た格闘訓練のカットがあったことを思い出す。
・・・ソ連時代の出版物なので当然貴重ではあるのだが、今回何故か(別ルートで)2組入手することができた。時々こういうことがあるから面白い。  

Posted by Yakov at 17:21Comments(0)

2008年11月29日

寝袋(1)

 某所で紹介したネタの使いまわしだが、まあ(そこは限定空間なので)問題なかろう。
大戦中のソ連軍寝袋である。







これは1941年製の寝袋だが、これと同型の1943年製、1944年製の2つを以前購入した。一つは2002年ごろ、もう一つはこの秋購入したのだが日本には送らず現地の友人宅に保管してある。まあ要するにリエナクメントで実用するためなのだ(笑)。尤もそのうちの一人は管理が悪いので(荷物を半年放置するくらいざらな奴)2002年に購入した方が今頃腐っているのではないかと心配なのだが(<笑えない)。

さて、このような寝袋は30年代後半の将校旅行セットの一環として制定され、大小のトランク、洗面セット(旧ブログで紹介した革ケース入り)、折りたたみ寝台と組で支給された。まあ正確にはマットレスを支給する場合と寝袋を支給する場合と両方が記載されているのだが。
兵・下士官への支給状況は実のところよく判らず、大戦中、前線ではよほどの厳寒地でもなければ支給されなかったように思う。昔(戦前~60年代)の映画を見てもコートやシューバに包まって眠るシーンが圧倒的であるし・・・。第一このような寝袋が出回ること自体極めて希なのである。  

Posted by Yakov at 17:41Comments(0)

2008年11月28日

通信・電話局(1)

 旧ブログで何度も取り上げた「その他の公務員」シリーズだが、なかなか続きが更新できずにいる。今年5月に購入した荷物200kgがいまだモスクワから発送されていない状態で(月末には何とか・・・らしい)本当に事前に写真を撮っておかなかったのが悔やまれる(ネタはものすごく一杯あるのに)。
でもまあこの秋に購入した分から一つ紹介しておこう(ちなみにこれはもう発送済みらしい)。







戦前の通信人民委員部(郵便局も同組織)の女性用外套。1937年式とは思うがひょっとするともう少し古いかもしれない。鎚鎌に電光マークの入ったお馴染み(<ここ笑うところ)のボタンでなく、НКСの文字入り黒ボタンがついているのでさらに旧型かもしれないが。襟章や袖章(菱形に鎚鎌の刺繍)などそろえなければならない部品は多いが、まあボチボチやって行きたい。
背中のベルト止め、本来は2個縦に並ぶボタンが1個脱落している。ボタン専門の奴から買うと1個40$くらい取られかねないので(このコート自体はまあまあ安かったのだが)見えない位置のボタンを外して移植しようかと思っている。
ま、こういうマイナーな服の場合、女性用だからいらない、とか贅沢は言っていられないのだ。  

Posted by Yakov at 17:35Comments(0)

2008年11月27日

もいちどチェブラーシュカ。

 旧ブログで時々言及していたが、この冬も(12月6,7日。日曜はミリショーとぶつかってしまうが)世田谷区経堂でロシア・旧ソ連圏がらみのバザーが行なわれる。最近食べ物ばかり出品しているのだが、ネタとして今回もチェブラーシュカグッズを探してきた(旧ブログですでに紹介したものも多いが)。



あんまり何回もとりあげてきたのでどれを紹介したのかよく覚えていない。でもまあ移転後では初めてだと思うので(笑)例外的に可愛いデザインのソ連製チェブラーシュカ。
旧ブログをご覧の方はご記憶のことと思うが「神をも恐れぬ」風情のものが多いので、こういうのは実に新鮮である。





実際の生産地はどうせ中国だと思うが(人形自体に刻印はない)まあ面白いので載せておこう。写真がピンボケなのはお詫びしたいがまあ版権とか言われるとアレなのでそのまま載せる。
ロシアでもチョコエッグは結構以前から人気なのだが、最近のチェブラーシュカシリーズはアイテムの設定が「通好み」で結構面白い。ピオニール(隊長でなくて)A.Bなんて作るか?普通。
今回の滞在先だった友人が大好きでお目当て(ゲーナが全然出てこない)の物が出るまで山ほど買いまくっていたのでお茶請けにかなりの数を食べさせられた。さすがに鼻血とかは出なかったが(笑)。  

Posted by Yakov at 21:32Comments(2)

2008年11月26日

筆記用具(2)

 今回は本当の余談・雑談みたいなもので・・・って毎回毎回そんな感じであった。ま、気を取り直して。



前回同様特大鉛筆その2。1971年製でモスクワのВДНХ(経済発展展覧会)会場土産。日本でいえば東京タワーの展望台で売っているような定番中の定番である。もともと地方のコルホーズなどから公用で(農産物が賞を取った、とか)派遣される人も多かったので「ノリで」不要不急なものを買ってしまう集団催眠スポットであったわけだ。戦前だと(当時はВСХПだが)シガーケースなどが定番であったが。もちろんバッジの類も膨大な種類のものが存在した。





何度撮っても銘版がよく写らなくて恐縮だが、サハリン州の大統領補佐官の名で配られた高級ボールペン。だが実は中国製の「上海」ブランドなのだ(銘版の裏から元の文字が透けて見えた)。ソ連時代にも時々外国製品を記念品として贈る事がなかったわけではないのだが、何となく現代のサハリンの事情が透けて見えるような気がする。



前世紀末(いや、西暦2000年のことだが)来日したキルギスの知人が置いていったキルギス土産のボールペンだがなんというか恐ろしく微妙な仕上がりである。・・・女性を象っているのに、例のチXポペンを髣髴とさせるのは何故だろうか。  

Posted by Yakov at 17:37Comments(0)

2008年11月25日

筆記用具(1)

 これまた旧ブログで散々やったガジェットの王様、筆記用具ネタである。やりだすとキリがないのだが、まあ好きなものは好きなんだからしょうがない(<BLネタ禁止)。





日本でもそうだが、特大鉛筆というのは観光地土産ではメジャーな部類に入る。最近では特大マトリョーシカ色鉛筆とか利便性を完全無視したイヤゲ物(そういえば通称「飛び出すチXポペン」というのもあった)全盛なのだが、この「鉱山労働者」という銘柄の鉛筆はご覧の通り削岩機を象ったもので、サイズはともかく(大きさ比較に化学鉛筆を置いてみた)先折れ防止キャップつき、という優れものである。
・・・ま、削るのが非常に面倒くさいので実用する奴もいないとは思うが・・・。





40~50年代の鉛筆「ピオネール」(サッコ&バンゼッティー工場製)はすでに旧ブログで紹介したのだが、その缶ケースを今回発見した。GOST番号が入っていないので終戦直後くらいのものかもしれない。表面のピオネール特技章のデザインも戦前タイプであることだし・・・。
まあご覧の通り何の変哲もない缶ケースではあるが、裏に九九の表がついているのが面白い。ソ連・ロシアの文房具には各種公式が印刷してあるものが結構あり、木製の三角定規とか集めてみると結構面白いのだ(もはやミリタリーネタでもなんでもないが)。  

Posted by Yakov at 20:01Comments(0)

2008年11月24日

パピロス(1)

 タバコについてはこれまた旧ブログで散々紹介したのだが、この夏、某力士の大麻吸引でにわかに有名になってしまったパピロスについてもう一度。



4つとも戦前から存在する銘柄だが、現代ロシアで見かけるのはほぼ左下のベロモル(正確にはベラモルカナール)・白海運河くらいになってしまった。このブログでは(ものの大きさを比較するために)よく持ち出されるのだが、某力士の事件ではマスコミや警察の広報がまるでわかっちゃいない報道を垂れ流したため「これに大麻が含まれている」と勘違いした向きもあるかもしれない。実際には「田舎のおじさんが吸う安タバコ」であって「中身を詰め替えるのが簡単」なので大麻吸引に使用されたに過ぎないのだ。
パピロスというのは右下の「ゲルツェゴビナ・フロール(ヘルツェゴビナの花)」のようにハトロン紙に包まれた葉タバコに(吸い口として使う)紙の筒がついた構造をしていてフィルターがついていない。そこからタバコの葉を抜けば「吸う道具」ができあがるというわけである。中身を入れ替えるにはいろいろコツがあるらしいが・・・(あまりそういうことを書くとなんとか教唆になりそうなので省略)。
ベラモルはソ連のタバコ等級で一番低い5級だが、右上のカズベクや右下のゲルツェゴビナ・フロール、左上のカニャークなどはかなりの高級タバコである。まあ同じベラモルでもレニングラードやモスクワ・ドゥカート工場製のものはかなりマシらしいが・・・。



本当はこれが書きたかった情報だ。高級パピロスのバガティーリはベラモルの10倍もする高価格品なのだが最近金属ケースに入ったもの(右端)に置きかわってしまった。ソ連後期の黄色いパッケージ、ロシアになってからの黒パッケージともに高級な紙箱に入っていたものだが、なんというか時代の流れを感じさせる。ま、野外のリエナクトで転げまわっても箱がつぶれたりしないのは嬉しいが。リエナクメントにはやはりパピロスがよく似合う。

余談。今回兵役経験者に聞いた話だが、ソ連時代の軍売店には専用の銘柄は存在せず(現ロシアには「プリマ」の軍隊用などがある)一般市民が誰も買わないような不評安タバコ(普通のシガレットタイプ)が回ってきたらしい。アホートニィ、パミール(楕円タバコ)、アストラ(フィルターなし)等々、聞いたこともないような銘柄のオンパレードだったようだ。ソ連タバコの銘柄が知りたければ(ロシア語で)検索してみると結構優良サイトがhitする。
http://ilia.web2doc.com/pages/chto_kurili_v_sssr_chast_1
(パート2もある)など、タバコ自体の寸評が辛辣で面白い。  
タグ :小物喫煙

Posted by Yakov at 19:49Comments(2)

2008年11月23日

兵士の娯楽(1)・トランプ

 大体どこの国の兵隊も娯楽といえば飲む・打つ・買う(ソ連時代に売春は法律上存在しなかったので「自由恋愛+プレゼント」という表現になるのだろうか)と相場は決まっているが、このブログで紹介する以上「打つ」ためのネタが中心になるのもやむを得まい。表向きは健全な娯楽であるトランプネタでも。



ブログの成人規制に引っかからないように姑息な撮り方をしているが、温泉地で売っているようなエロトランプ。中古軍服のポケットから発見した。
製造は60~70年代だろうか。見るからに密造品くさいトランプで、原版写真の紙焼きをそのままトランプにしたような代物(ハートやダイヤの赤はペンで塗ってある)。ТとかУとかДの符号でお判りのことと思うが西側の53枚規格ではなくロシア式34枚(だったと思う)のトランプである。・・・品質からしてなんとなくドイツ・東欧圏で駐留軍向けにこさえたもののような気がするが。
まあもともとソ連の「ポルノ」認定基準はよく判らず、「必然性」があれば映画のヌードシーンとかは全然OKだったりするのだが、この場合は「エロ」だからではなく「密造・裏購入品」ゆえにやっぱり上官に没収されそうな代物だ。



大手軍装ショップ・SPLAVが製造販売しているミリタリートランプだが、やっぱり小エロっぽいところが笑える。あんまり露骨なデザインでなく着エロ(笑)っぽいのが今時の流行か。

あまりブログで取り上げる気がしなかったので写真とかは撮っていないのだが、PXではよくこうした軍ネタトランプが売られている。80年代の規定本イラストを使ったネタ的なもの、軍艦や戦車の写真をあしらったオーソドックスなもの、デフォルメした風刺画的なコミカル版など、気がついたらまた集めて紹介するかもしれない。  

Posted by Yakov at 17:54Comments(4)

2008年11月22日

国防省御用達

 旧ブログでたびたび取り上げてきた国防省注文のコマンディールスキー腕時計だが、また新しいヴァージョンが手に入ったのでとりあえず紹介。



左が今回入手した分だが70年代後半~80年代ロットというところだろうか。(この辺は素人なもので、もし詳しい方がおられたらつっ込み歓迎)

80年代末、イタリアの代理店が大々的に売りまくった兵科章入りのPX品も一概に馬鹿にはできないのだがまあソ連の兵士・将校が常用したとは到底いえない代物でマニア的には・・・。





上の写真、左端のPX品(90年代ロット)以外はソ連国防省予約生産バージョンだが、もう結構たまってきてしまった。そろそろ年式とか資料を揃えたいところなのだが。  

Posted by Yakov at 17:50Comments(0)

2008年11月21日

二月から十月(2)

 旧ブログ(夕方までメンテ中らしい)・今年3月9日の項で二月革命ネタをやったのだが、その中でケレンスキー時代の改造記章について少し触れた。その後航空隊の記章が出てきたので紹介。



帝政の航空隊記章と臨時政府型の比較。臨時政府型がついている記章は後の1918年・チェコ軍団と連携した反ボルシェビキのКОМУЧ政権軍・大尉の記章だが、彼らは好んで臨時政府規格の記章を使用しているようだ(まあメンシェビキ・エスエル系だし)。
・・・実物かどうか、などとわかりきったことは聞かないように(笑)。


for cinema

これは映画会社(アドミラルのスタッフではない)にもらった樹脂製の海軍記章。ソ連最初期の帽章を型取ったものだが塗装はほぼ臨時政府型である(星は金色、錨の土台は赤色というのがが臨時政府)。
臨時政府の規格では金糸~銀糸刺繍ということになっていたがほぼこの形状のものも存在したらしい。



再塗装してソ連型1921年式制帽に付けてみるとこうなる。臨時政府制帽も(顎ひもが金糸コードなのを除けば)似たような形状であった。
翻って映画「アドミラル」では戦後のソ連制帽章(刺繍)の赤星を金星に取り替えただけで誤魔化しておりマニアの嘲笑を買っていたのだが、帰国して資料を調べたら1991年発行の資料本の誤記(というか写真を代用したらしい)に基づく間違いと判った。
映画スタッフは(その本の)他の間違いである階級章には気がついたものの帽章の間違いには気付かなかったらしい。・・・マニアのつっ込みに晒される映画スタッフというのも大変であることよ(<あまり同情していない)・・・。  
タグ :記章映画

Posted by Yakov at 17:37Comments(0)

2008年11月20日

二月から十月(1)

 この十月、モスクワで話題になった映画「アドミラル」。ケレンスキーの臨時政府に反乱を起こした右翼軍人コルチャークが主人公ということである意味意欲作ではあるのだが、まあシナリオと演出(史実の誇張・歪曲)をはじめ、ちょっと残念な作品ではあった。アクション的な部分はそれなりに頑張っていたのだが軍装の細部も・・・なためミリオタとしてはあまり評価できたものではない。・・・この辺は某所に書いたらすっきりしたので(身勝手)あまり細かくは書かないが、これを機に二月革命から十月革命の期間のネタを少しやってみようかと思った次第。もちろん実物なんぞそうそうゴロゴロしていないのでレプリカ~映画ネタが主だが。



1967年の革命50周年に行なわれた軍事パレードで使われたオーロラ号乗員のペンネント。それなりの数が製作されたのでちゃんと金箔押しになっている。帽子本体は素性がよく判らないのだがバイカ(起毛綿)で出来た帽子は帝政期にはなかったので臨時政府の物だったら面白いのだが・・・。まあ臨時政府の規格では白いパイピングは廃止されたはず(大抵は帝政の帽子を使っていたが)なので全然違う代物かもしれないが(弱気)。帽章は帝政期(オリジナルのゲオルギー色:オレンジと黒が交互に来る)の中心部分を赤~オレンジで塗りつぶしてある臨時政府仕様である。これは多分実物と思う。


(reprica for cinema)

これは映画会社から出たレプリカでペンネントの文字は手書き。もちろん実物にも手書きとしか思えないペンネント(簡単なステンシルによる)はよくあるのだが。映画会社からは戦前のソ連軍ペンネントの裏に帝政文字を書き込んだものがよく出るのだが、どちらの面を使うべきか非常に勿体無い悩みに陥ることがタタール(<某知人のマネ)。



これまた1967年パレード用に作られた赤衛軍腕章。十月革命直前(<結構前からだが)の諸勢力並存状態を象徴するような存在である。裏地もついて結構しっかりしているが当然実物(モスクワの旧中央革命博物館などにある)はヘナヘナのにわか印刷が主だったはずだ。そういえば昔ソ連で発行された豪華写真集にペトログラード・ワシリエフ島赤衛軍腕章のレプリカが本に直接貼り付けられていたこともある。  

Posted by Yakov at 17:43Comments(0)

2008年11月19日

デンビルの逆襲(3)

 荷物が着くまでデンビルネタも一休み。でも今回のもインパクトは(必要以上に)大きいのだ。



巡回先の某所で「これは何だ?」といわれていたコムソモールピンだが何のことはない、デンビルカスタムなのである。海軍での定番デザインみたいで同じようなデザインのものを着用している人間が同部隊にゴロゴロいたりするようだ(多分作ったマステル(職人的な兵士)が同じなのだろう)。切り抜いたアルミ板(角は丁寧に落としてある)に既製品のコムソモール章をねじ込んだだけなので生産性は高そうだ(笑)。
ちなみに飛翔するロケットを象ったコムソモール章を持っているはずなのだがこの1年ほど見かけない(部屋を整理すればいいだけの話だが)。



これまであまり見たことはなかったのだが注意していると結構見つかる改造セーラー服。服本体のセーラーカラー部分を切り取ってあるのだが確かに綿のセーラーは(現代では)必ずつけるわけだし、服本体と替えセーラーがダブるのは着用する際引っかかってよくないのだと思う。お婆ちゃんの知恵袋みたいな工夫だが上官に見つかると怒られるレベルだと思う。



ナニ考えとんじゃおめえは!?と思わず詰問したくなる袖パッチ。一目瞭然だがドイツ駐留部隊の引揚げ衣装である。それにしてももうロシアの意匠でさえない・・・。まあシャレものというか着眼点は凄いと思う。ドイツの国章はシールか雑誌の切り抜きか・・・。服が届いたら改めて紹介するが将軍用のシャツをわざわざ購入して変なところにプリーツ(縫い込んである)をつけるなど、服本体もパッチ並みにイカレている(本人はイカしていると思っているのだろうが)。ま、こんなのを見ると(デンビルを集める気がなくても)つい買ってしまうのもやむを得まい。  
タグ :復員服記章

Posted by Yakov at 18:13Comments(2)

2008年11月18日

ウクライナという病?

 民族の軋轢は大抵血を見る・・・ような時代になってしまったのであまり民族偏見を全開にしないようにはしているのだが(<ちょっとだけ自覚あり)、もともとロシア・アネクドート好きなものでナツメン(少数民族)ネタでついつい茶化したくなってしまう筆者である。ある意味ギリギリな記事が多いのでちょっと不安ではあるのだが。
それにしてもこれはどうか・・・と思うのがこの地球儀である。





あ?こんな大陸あったっけ?というフォルムだが、ウクライナだけが存在する、という地球儀である。さすがに間が持たないので片面は地形図、片面は行政地図と2回載せているあたりがなんとも。
まあこういう類のパーティーグッズみたいなものは探せば他の国にもあるのかもしれないが(アメリカとかだと南部13州だけ地球儀、とか言うのが売られてそうな気がしてならない。直感だけど)これ、ウクライナ行政府の認可済みグッズであるというのがなんというか。
大国だとシャレにならないが小国なら許される・・・という向きもあるとは思うが・・・なんかやっぱり器が小さい・・・としか言いようがないような気がする。ま、少なくても公的機関がすることじゃないですなあ・・・。それとも酔っ払って作ったのだろうか。



モスクワのバッチコレクターの交換会で売られていたジョージ・ソロス一派:「オレンジ革命」連中がつけていたバッジ。安かったが使い道がないので(笑)買わなかった。ウクライナのナウなヤング(死語)の服装とか私の手持ち衣服では再現不能だし。え~とナイキのジャージとか買えばいいのかな(爆)?  

Posted by Yakov at 17:25Comments(0)

2008年11月17日

デンビルの逆襲(2)

 ネタを小出しにしているようだが、今回もデンビルで。



2003-2005セバストポリの文字が見えるが想像以上に手が込んでいる。鷲章や文字に至るまで大部分が金属板を打ち出して作ったお手製なのである。既製のバッジを流用・・・と思われるのは国旗+海軍旗くらいではあるまいか。(現物は郵便で送ったので記憶に頼って書いている)
娑婆ではそれ系の仕事に就いていたのだろうか・・・徴兵で身につけた技術だとしたらある意味見つけものだが。



そう思ってこれを見ると、いや、むしろ「デンビル用記章なんでも請け負います」という奴がいたのか、という気もしてくる。バリエーションが多いがゆえに、かえってPXの既製品とは思えない。代金(タバコとかの現物経済だったりして)の多寡でシンプルな奴と込み入った奴を作り分けていたら笑える。
どちらも黒海艦隊・セバストポリの産だし・・・。センターの海軍旗バッジは既製品にあるのかもしれないが(ていうか94年式の略帽サイドの国章?)パッチの縁取りなどはどう見ても手製(クオリティーは高いが)であった。



途中がめくれてしまって「北海艦隊」が妙なスペルに見えるが薄い金属箔(カラーテープ?)を切り抜いて上手に作ったデンビルパッチ。鷲章の真ん中の赤い盾(モスクワ市の紋章)がずれてしまっているがなかなか手が込んでいるだけに「取り扱い注意」な記章である。  

Posted by Yakov at 18:06Comments(2)

2008年11月16日

雑報・リエナクト小ネタ

 今回はちょっと箸休め(そもそも毎回ナントカの考え休むに似たり・・・という気もするが)。
このご時世でちょっと残念気味だったボロディノリエナクトだが、なんだかんだで10年前から参加している(途中何回か参加し損ねたけど)筆者はもういい加減古株、になってしまったようだ。そんなわけで(私事ではあるが)今回、クラブRKKAの記念章を授与されたのでその画像でも。





表面は以前に紹介した旧記念章(筆者はレニングラード州のヴァロンカのイベントで授与された)同様赤軍20周年メダルのパロディーだが、裏面は(番号だけだった旧ヴァージョンと違い)銃を持った兵士の像が彫刻された妙に豪華なものとなっていた。
見難いが1988-2008の20周年記念の文字が入っていてその点でもよいデザインである。
番号は旧ヴァージョンと同じNo.10となかなか縁起のよいものであるが当然ながら製造実費は徴収されたのである(まあしょうがあるまい)。
最近ではメダルなどの記念品業者も幅広く注文を受けるようになってきてお気軽に出来のいいメダルが予約できるのは実にありがたい。そのうちヤポニスタ・・・いやいや危ない危ない・・・。
ちなみにクラブRKKAとドイツ軍リエナクターグループの「第22歩兵連隊」はほぼ姉妹サークルなのだがドイツ軍リエナクターの古株にもこのデザインのメダルを支給するのはいかがなものか・・・と言う気はする。でもまあドイツ兵もこのメダルをウォッカで清めて飲んでいたのでまあどうでもいい、ということかもしれない。

・・・これはおまけ画像。


帝政ロシアの将校礼装(・・・ていうか革製野戦装備登場前にはこれしかなかったのだが)用の拳銃ランヤードはロマノフ家の三色旗:白・オレンジ・黒をモチーフにした組み紐製なのだがもちろんこんなもののレプリカなど出るはずもない。この春知人から古い帝政軍旗の飾り紐だけ手に入れ、改造したのがこれ(2本製造)である。帝政リサイクル。  

Posted by Yakov at 17:56Comments(0)

2008年11月15日

デンビルの逆襲(1)

 旧ブログでいい加減飽きてくるほど続いてしまったデンビルネタだが、今年の春購入したが未到着のものや今回購入したもの・・・にネタは山ほど眠っているのである。荷物到着後だとまた怒涛の連続更新になって退屈なので(笑)未着だが写真だけ撮ったものの一部を今のうちに紹介しておく。





いきなり頭がおかしい代物を持ってくるのもどうかと思うが、デンビルは大なり小なりそうなのだから仕方がない。とはいえ(内務省や国境警備隊なら山ほど紹介したが)、KGB警護部隊にもこんなイカレポンチがいたというのは感動ものである。
内務省肩章のВВを切り抜いてГБに改造するとか涙ぐましい小技が見て取れる。それにしても空軍准尉および任期延長下士官肩章とか袖章のゲオルギーリボン(幅からいって海軍親衛艦隊のペンネントだろう)とか、素材からしてものすごい苦労をしているようだ。(ソ連時代には)PXでもめったやたらに所属兵科以外の記章は買えなかったはずなので、他兵科の兵隊を殴り倒して盗ってきたのかと思うくらいである(<嘘)。編みこみアクセルバントも特別どでかい代物で凝り性というか馬鹿というか・・・(多分両方)。
ちなみに服本体も妙に加工されていて身頃が異常に短縮されている(だからポケット容量は異常に少ない)。実用性を大幅に犠牲にするのがデンビル魂といえよう(適当)。



これのあとだと妙に霞んでしまうが、裏地に看板かリノリウムの床材を引っぺがしてぶち込んだような肩章。アイロンをかけて妙に手堅く馴染ませているのが笑える。  
タグ :復員服記章

Posted by Yakov at 18:21Comments(2)

2008年11月14日

第一次大戦リエナクト

・・・全国4人の一次戦ファンの方(いや、世界的には数千人規模で存在すると思うが)には残念なお知らせであるが、この10月末に行なわれるはずだった国際イベント1916は開催2週間前に中止となった。
国際金融危機でスポンサーが資金提供を渋ったためらしいが(スポンサーはいくつもあるので別にガスプロムのせいではないと思う)はるばるチェコとかから訪露予定だった海外組には困ったことである(私的にはイベントが連続すると仕事にならないので悪いことばかりでもないが)。
でもって最近大規模に製作され始めたレプリカの話でも。もっとも写真を撮る前に梱包してしまったものが大部分なので画像は少ないのだが・・・。






裁断が複雑で手間がかかるため後回しにされていたロシア将校用キーチェリだが、ついに大量生産に踏み切るようだ。写真のサンプルはまだ90年代に製作されたものだがエンドウ豆色のウール生地を大量購入したメーカー(現代ロシアの装備品で有名な大手メーカーSSOである)が注文生産を始めようとしている。写真は騎兵用(袖の裁断が特徴)で騎兵用の青ズボンまで製作される予定である(もちろん歩兵将校も)。
・・・実は友人のリエナクター連中が何人もここに転職、店舗の裏の事務所に行くと(工房もそうだが)知り合いばかりという現状なのである。ナイロン装備ばかりのSSOの工房で革細工やウール服の仕立てが行なわれているさまは違和感バリバリなのだが・・・。

写真は撮り忘れたが将校革ベルトセット(手作りで碇型金具まで再現)の見本も入手したが、サンプルなのでここにミスがあるんだ・・・と言い訳された部分もどこが間違いなのかわからないレベルで、10年も(乱暴に)野外で扱い続ければ本物で通りそうな出来であった。

これは某骨董店がベラルーシへ外注に出した近衛連隊用背嚢。サイズがわかりにくいが結構でかい。
一般歩兵用の1882背嚢とか乾パン袋にとどまらずこういう細かいものも作っているのには驚く。
弾薬盒や剣吊り、帯革まで全部違うので業者としてはビジネスチャンスなのだろうが(笑)。
それにしても古いコート生地(白っぽいあれである)を入手して作った帝政外套がどう見ても日露戦争タイプだったのには笑った。買っておくと別の目的に役立つかもしれない(重くて高いのだが)。


これはリエナクター用ではなく映画会社が放出したフレンチ服。放出品は比較的安く手に入るので嬉しい反面、似たような映画が製作され続けているうちは放出されないので期待しすぎてはいけない。  

Posted by Yakov at 18:41Comments(6)

2008年11月13日

グルジア戦争・友好国(1)

 今日はちょっとバタバタしていたのでまた簡易更新で。



説明すべき事項があまりに少ないのでちょっと申し訳ない気もするが・・・見たまんま、アブハジアと南オセチアの軍用パッチ(左腕用)と南オセチア共和国軍胸章である。



南オセチア内務省特殊部隊のパッチ、とバイヤーから聞いた。裏づけを取るにも報道写真をじっくり眺めるくらいしかないので何かわかったらまた加筆する、ということで。

グルジア戦争とは直接関係ないが旧モルドバ領内の沿ドニエストル共和国の記章やベレー帽なども入手したのでまたおいおいと・・・。今回はこれまで。  

Posted by Yakov at 18:49Comments(3)

2008年11月12日

報告・INTERPOLITEX 2008

 今回はモスクワ報告で。何しろ購入したものの大半は船便で送ってしまったし、事前に撮影したものはごく一部なのでバカスカ紹介していると(荷物が到着するまで)間が持たなくなってしまうのだ。
・・・ちなみにこの春購入した荷物とモスクワで再会する、という悲しい体験をしたので(発送を頼んだ友人が半年荷物を放置していたのである)ネタはあるけど画像がない、というネタが山をなしているのだ。







INTERPOLITEXは警察・治安用品を中心とした国際見本市なので一介のマニアとしても見所は多い。
警備会社として一般企業と契約している内務省系の国営企業、武器や防犯グッズに監視システムとともかく盛りだくさんである。
まあまともなルポはGUN誌で床井氏あたりが紹介してくれるかもしれないので(<根拠なし)軍服マニアらしく小ネタの紹介に終始したい。





実はこれと同時開催で国境警備隊の総合展示会も行なわれていたので国境警備隊新制服を結構間近で見ることが出来た。普及度の方は今ひとつで会場では(軍楽隊を別にすると)ほんの数人しか着ていなかったが。
新迷彩の方は陸軍新迷彩(ユダシキン服)とも微妙に異なるパターンだった(ちなみに会場近くのヴォエントルクで一着見本を買ってきた)。会場に変な服(ヤポニスタンである)を着ていったので熱心に写真を撮っていたらブースのお姉ちゃんに逆に写真を撮られてしまった(今頃はさぞかし頭を捻っているであろう)。



会場内に内務省博物館と連邦保安省付属国境警備博物館の特別展示があったりして戦前マニアにも非常にありがたい。帝政、戦前、最新型の服を着たコスプレ集団がいたのだが、筆者のことを知らないようだったので(笑)マニアではない士官候補生が無理やりコスプレさせられていたのかもしれない。





中庭はこんな感じ。小型飛行艇から装甲車、高機動車(笑)まで実に充実した展示であった。  

Posted by Yakov at 19:29Comments(3)

2008年11月11日

グルジア戦争:捕獲品(1)

 モスクワ報告で紹介したいことはいくつもあるが、画像整理の都合で(笑)通常更新のネタを先に進めておく。
8月のグルジア戦争で捕獲した装備品であるが、プーチン首相の「早々に展示会を開催すべし」という特別指令があったそうでモスクワの軍中央博物館の特設コーナーに野戦服や装備品、トルコ製の軍用食、米英製の兵器等が資料写真とともに山盛りになっていた。南オセチア市民の悲惨な状況の展示もあったのであまり不謹慎なことはいえないが米英装備の山を見ると何だか日本のサープラスショップのような雰囲気でもあった(<充分不謹慎)。
もちろんこういう正規ルートで展示されるものもあれば個人的なルートで持ち帰ったお土産戦利品もあるわけで・・・。某友人(今は軍人ではない)のルートで今回入手したグルジア軍の記章などを少々紹介したい(もう少し大きいもの・帽子やシャツは郵送してしまったのでまた後日)。シュワルナーゼ時代の記章は時々入手できるのだが逆シビリ、いやサカシビリの記章は初入手である。

グルジアの国籍パッチ(左手用)と部隊章(右手用)後者は海軍と海上部隊(沿岸警備)と聞いたが・・・。

名札と部隊名テープ。英語ばかりなのがまさに傀儡軍という感じである。

これまた部隊マーク。ツヒンバリ侵攻の23部隊(師団かどうかよく判らん)、第2部隊とナショナルガードの部隊章。

小さい盾形のものは帽子用の階級章(将校)、一番下の盾形は機械化歩兵の部隊章、らしい。
・・・この辺の裏づけは少し待っていればロシアの軍装フォーラムで明らかになると思うので適宜加筆する予定だ。  

Posted by Yakov at 18:22Comments(4)