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Yakov

2020年07月31日

喫煙具(22)

 今回はライターを。2016年7月31日更新の再録299にオーストリア製イムコによく似たソ連邦50周年のものがあったが、またそれとも微妙に違うのだ。



よりイムコに似てる気もするが、オイルタンク部が円筒形なので以前紹介したものとはイメージが異なる。底にはトビリシの第3機械工場との刻印が見える。構造的に作動は確実である。オイルの揮発に注意すれば。  

Posted by Yakov at 21:58Comments(0)

2020年07月30日

党関係(2)

 今回のはちょっと詳細が分からないのだが。



党務優等バッジ。デザインセンスはソ連ぽいが、地方組織はいざ知らずソ連共産党の戦後発行した表彰バッジ類は例の党50年記章くらいのものなのでロシア共産党КПРФ初期のものかと思う。ここの発行する記章はだんだん装飾が華美になってくるのでこういうクラシックなものは最近のものではないと思う。



裏のつくりはこんな感じ。スクリューはモスクワのパヴェーダ工場のものによく似ているが裏の加工はやはりソ連時代と比べて荒々しい。  

Posted by Yakov at 22:57Comments(0)

2020年07月29日

喫煙具(27)

 またタバコで。





タバコ:プリマのソ連ロット。バーコードを別にすると90年代~数年前までパッケージがほぼそのままだったが最近は無粋な「タバコの害についての写真添付」が義務付けられてひどい状態になってしまった。両切りでタバコの葉が口に入るのでパイプ式の吸い口をつけて吸うことも多い。
日本御仲間に奢ってやってくれ、と昨年秋にもらったのだがイベントが全然ないのでまだ大量にある。モスクワで長期保管されていた分には大丈夫だが、日本であまり時間がたつとダメになりそうである。  

Posted by Yakov at 22:40Comments(0)

2020年07月28日

国際関係(5)

 久々にワルシャワ条約機構で。



1976年のワルシャワ条約帰国軍4か国演習"Tarcza 76"のバッジ。東欧バッジをまとめて買った中にあったが、つくりはチェコかポーランドにありがちなスタイルであった。  

Posted by Yakov at 21:57Comments(0)

2020年07月27日

リエナクト記念。

 筆者は1998年からモスクワの歴史再現グループに入っているのだが、その「クラブRKKA」は1988年設立のモスクワにおける老舗なのだ。
その記念メダルはいくつかあり、2008年11月16日に紹介(1999年頃受勲)した通し番号10番が最初に手にしたものであった。



2018年発行の親衛第一歴史軍事再現クラブRKKA30周年メダルである。リボンは1948年のソ連建軍30年メダルと同一なのがわかる。



表側がこれ。オリジナルのレーニン、スターリンの横顔がソ連兵士に変えてある。胸に付けるとほとんど見分けがつかないのがミソである。  

Posted by Yakov at 21:28Comments(0)

2020年07月26日

帝政レプリカ(56)

 今回は装備品で。



アレクサンドル3世時代・1882年式の通常部隊背嚢である。近衛部隊は防水性の高いものが存在したがまあ大多数はこれである。日露戦争から第一次大戦まで基本的に同じものが使われたが、以前紹介した(2009年3月1日更新)目の粗いキャンバス地と比べると初期のものに近い。まあ規定書の着色イラストしか残っていないわけだが。



リュックサックのようにも肩掛け鞄のようにも使える。映画『ソローキンの見た桜』にもちらっと登場している。  

Posted by Yakov at 20:35Comments(0)

2020年07月25日

軍旗系。

 今回はソ連時代のペナントを。Вымпелである。



リング2個で止めるペナントである。小型の旗だがともかく長い。縦横比率1:30と1:12が併存していたがこれは前者である。



旗の細部はこんな感じだ。  

Posted by Yakov at 21:30Comments(0)

2020年07月23日

ファッション通信再び(38)

 今回はベルトで。



革の感じからすると4-50年代製っぽいが、このスタイルのものは20年代くらいから写真で見かける。カフカスあたりのデザインに見えるがクバンやテレクコサックのものとは当然異なる。全体の調整はバックルをずらすことで行い、脱着は正面の金具を使う。



閉めるとこの状態になる。ファッションベルトの部類だが、ギムナスチョルカやトルストフカによく似合う。  

Posted by Yakov at 20:55Comments(0)

2020年07月22日

国家保安(8)

 またレプリカで。



1940年代終わり~50年代の国境警備優秀章。これがオリジナルの大型タイプ(МВД時代)のものだが、最近はもう品薄で大変である。



最近出回っているお手頃タイプ。七宝がペイントになっているが服に付けて離れてみればまあそれらしく見える。

・・・そして最近はこれに加えて「七宝の透明度が上がったかなり見分けにくいもの」が出回りつつあるのだ。まあマニアたる者安心はできない。着装派は着装派として割り切るのもよいかもしれない。  

Posted by Yakov at 23:21Comments(0)

2020年07月21日

憲兵系(17)

 今回はバッジで。



夏用交通憲兵勤務バッジ。インスペクターと書いてあるので上級職の当番用だろうか。警察用と違い鷲も国防省規格になっているのだが、2000年以降の民警鷲章は97年以降の国防省とシルエットが似ているため(足に持っているものは違う)パッと見ГАИと紛らわしくなっている。
まあ運輸エンブレムのものがあったり、数種類の意匠が混在しているのもロシアらしいが。
ちなみにこれはシャツのポケットから垂らす簡易タイプのバッジだ。  

Posted by Yakov at 22:10Comments(0)

2020年07月20日

交通ネタ(193)

 アエロフロートのノベルティを。



中央航空交通予約センターのキーホルダーであるが…。



裏は温度計になっている。零下50度からプラス50度対応というのがなかなかすごい。  

Posted by Yakov at 21:38Comments(0)

2020年07月19日

勲章レプリカ(6)

 久しぶりにロシア連邦の勲章を。



94年制定・ジューコフ勲章の初期型。2010年からリボン式に変わった(2014年8月21日更新分)のだが、制定時は部隊受勲はなく、個人の軍貢献勲章であった。右胸に付く直付けの勲章は現行ではほとんどなくなった感がある。まあソ連時代からそれほど多くはなかったが。  

Posted by Yakov at 22:38Comments(0)

2020年07月18日

光学器(17)

 だいぶ前に飛行用サングラス(戦中戦後)を紹介したと思うがゴーグルタイプを。ロシア人も目の色素が薄い人が多いので車の運転にサングラスが必須だったりする。まあそういうことで。





固定法に変更はあれど、1920年代から50年代にかけよく見られた折り畳みゴーグルのサングラス版。合皮の本体にガラス板が固定されている。
バイク、飛行機なんにでも使われたと思われる。  

Posted by Yakov at 21:59Comments(0)

2020年07月17日

情操玩具(102)

 今回はフィギュアを。



ソ連の中空ポリエチレン人形だが、比較的小さめのサイズの戦車兵。60年代以降の綿入れキャンバス作業服を着ているっぽい。



ガスマスクケースなどの小道具がニクい。戦車からの水中脱出マスクは胸に抱くタイプなので誤解なきよう。ただのガスマスクである。  

Posted by Yakov at 21:33Comments(0)

2020年07月16日

謎の軍学校バッジ。

 今回はよくわからないものを。



学校自体は「空挺軍准尉養成学校」ということで謎ではないのだが(第332学校が有名)、見てのとおり卒業バッジにつく銘板がバッジになったようなものである。裏に植えてあるピンを真鍮の留め具に差し込むタイプであるが個人の改造ぽくはない。
https://opt-7438.ssl.1c-bitrix-cdn.ru/upload/articles/1804/1804-2.jpg?146774049912879
この画像をネットで拾ったのだが、この銘板を独立したバッジに仕立てて平服用か何かに流用したのかもしれない。
学校のステータスとしては「専門学校」ということになるようだ。  

Posted by Yakov at 21:46Comments(0)

2020年07月15日

続・時計ネタ(17)

 久しぶりに。



珍しい旅行用目覚まし時計。ミンスクの時計工場лучブランドで電池式。結構いろいろなタイプを作っているが、婦人用小型を得意としているためか、これも無茶苦茶小型である。キーホルダーとカバーがついているが消しゴムサイズといえばおわかりだろうか。オン・オフのスイッチが見える。



無可動品を買ったので目覚ましの音がどうなのかはわからない。  

Posted by Yakov at 21:04Comments(0)

2020年07月14日

ウクライナ戦線(10)

 久々にjこれで。今回はバッジを。



ドンバスでの義勇兵バッジ。デザインは何となく1915年の旅順防衛バッジに似ている(中心の城壁)が、全体もちょっと帝政期の義勇兵帽章に似ているといえなくもない。ミンスク協定も無視して民間人を砲爆撃して恥じないウのナチ連中、もう片付けられないものだろうか。  

Posted by Yakov at 21:45Comments(0)

2020年07月13日

ペナントいろいろ(3)

 またこのネタで。



1933年設立の保安庁極東カムチャッカ独立航空部隊の75周年ペナント。



裏面にびっしり年表が書いてあるが、組織改編の末2007年に連邦保安局第7航空部に改組されるまでが時系列に沿って書かれている。  

Posted by Yakov at 21:17Comments(0)

2020年07月12日

偽装(7)

 さらっと40年代。



カバーオールつなぎに付属するマスク。KLMKのは有名だが、旧迷彩の時代から組で支給されていたのだろう。パターンは40年代後半だが、二次戦初期のアメーバパターンの上からプリントされているのも多い。このつなぎ裁断は49-57年式とされているが、このパターンはおそらく初期型と思われる。第二次チェチェン戦争で倉庫から出された旧型カモフラージュが大量に使用(多くは国内軍)されたので、2000年頃のニュース画像で同じ服が見られることも多い。  

Posted by Yakov at 21:05Comments(0)

2020年07月11日

友の会(35)

 またピオネールで。



(33)で紹介したのよりは年上でローティーンくらいのサイズ(未使用新品)。肩章の形とか製品によりファッション的な差異があるのがわかると思う。



見にくいと思うがボタンにはプレスで「準備よし!」”Буть готов!” の文字が刻印されている。ピオニール袖章の上にあるループに階級章(赤い透明プラ製のものが多い)を着用するのだ。  

Posted by Yakov at 21:38Comments(0)