2013年10月15日
業務連絡
この秋も例によってモスクワ出張であります。明日16日から11月15日くらいまで更新を休止いたしますのでよろしくお願いいたします。
・・・明日は台風直撃のようで飛行機が飛ぶのか大幅遅れになるのかよくわかりませんが、まあなるようになる、ということで。
・・・明日は台風直撃のようで飛行機が飛ぶのか大幅遅れになるのかよくわかりませんが、まあなるようになる、ということで。
Posted by Yakov at
17:57
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2013年10月14日
情操玩具(38)
出発が16日と間近に迫っているのだがどうやら東京は台風直撃の模様。アエロフロートは結構平気で飛ぶみたいだがどうなることやら。今日はまた手作り系で。
金属板と「ネジ棒」で作られた対戦車砲である。当然どこかの誰かが自作したものだがなかなか雰囲気のいいものである。
ソ連の100ミリ砲がモデルだとは思うのだが、防楯の変な位置に照準口があるのでドイツの50ミリPAKのようにも見えるのだが。
それにしても砲身と尾栓をボルトで作ってしまう大胆さはさすがにロシア人というかなんというか。
金属板と「ネジ棒」で作られた対戦車砲である。当然どこかの誰かが自作したものだがなかなか雰囲気のいいものである。
ソ連の100ミリ砲がモデルだとは思うのだが、防楯の変な位置に照準口があるのでドイツの50ミリPAKのようにも見えるのだが。
それにしても砲身と尾栓をボルトで作ってしまう大胆さはさすがにロシア人というかなんというか。
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20:06
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2013年10月13日
住居付属品。
また珍妙な題名だが、どうしてもうまい分類名が思いつかないので。
多分ドア作り付けの郵便配達口2種。最近のアパートは玄関ホールに集合郵便ボックスがあるがそれとはシステムが異なっている。
裏面のバネの構造。さすがに複製模型を作る読者もいないと思うが。しかしこの蓋、解体されたアパートからでも外して持ってきたのだろうか。買う奴なんていな・・・いやここに一人いたっけ。
多分ドア作り付けの郵便配達口2種。最近のアパートは玄関ホールに集合郵便ボックスがあるがそれとはシステムが異なっている。
裏面のバネの構造。さすがに複製模型を作る読者もいないと思うが。しかしこの蓋、解体されたアパートからでも外して持ってきたのだろうか。買う奴なんていな・・・いやここに一人いたっけ。
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18:22
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2013年10月12日
医療衛生(35)
昼間から家人の入院やら何やらでバタバタしていたがまあ大したことではなかったのでちょっと遅れての更新である。
この春友人からもらった帝政ロシアの医療カバンである。当然ながら革の一部が切れて芯の厚紙が見えたりしているが、総じてまあまあの状態である(当社比)。
両脇のロック金具を起こして解除、その後本体(取っ手横)のロック金具を外して開けるのだが、開いた状態で枠金具がきれいに開く面白い作りである。さすがに野外に持っていける状態ではないが。
この春友人からもらった帝政ロシアの医療カバンである。当然ながら革の一部が切れて芯の厚紙が見えたりしているが、総じてまあまあの状態である(当社比)。
両脇のロック金具を起こして解除、その後本体(取っ手横)のロック金具を外して開けるのだが、開いた状態で枠金具がきれいに開く面白い作りである。さすがに野外に持っていける状態ではないが。
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21:13
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2013年10月11日
鉄道警備(5)
今回は痺れを切らして注文した複製制服のネタで。
49年式鉄道省警備隊の上着。オレンジパイピングの服はどうにもならないのでレプリカを発注した。カーキ色バージョンの実物画像をフォーラムで見たことはあるがこれの現物は見たことがない。
長いことかけて集めたボタンをつけてみた。制帽、帽章、肩章と買い集めたものがようやく形にできるわけである。
ついでにズボンも。4-50年代の標準的仕立てで作ってもらったので良い雰囲気である。
49年式鉄道省警備隊の上着。オレンジパイピングの服はどうにもならないのでレプリカを発注した。カーキ色バージョンの実物画像をフォーラムで見たことはあるがこれの現物は見たことがない。
長いことかけて集めたボタンをつけてみた。制帽、帽章、肩章と買い集めたものがようやく形にできるわけである。
ついでにズボンも。4-50年代の標準的仕立てで作ってもらったので良い雰囲気である。
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17:40
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2013年10月10日
友の会(26)
久しぶりにこのネタで。
この春、イズマイロヴォの骨董・軍服ブロックで知り合いから「よくわからない古い服」ということで買った服である。間違いなく戦前の服なのは(売主にも)わかるのでそこそこの代金は支払ったのだが、この服は知る人ぞ知るロシア現代史博物館(旧革命博物館」に展示されている服と同じである。戦前、コムソモールの一翼を担ったといっていいのか悪いのか、青少年組織が30年代に来ていたシュツルモフカなのである。
この服には錫メッキした軍型ボタンに貧弱な黒塗装を施したようなものがついているのだが、純正品なのか適当に当時のボタンに取り換えたのかはよくわからない。実は以前にも同型の服を布製フラーシュカとともに買ったのだがこの服に合わせる変なサムブラウンベルトにはまだ(博物館展示品以外)であったことがない。正直普通の軍型ベルトを締めていてもありだとは思うのだが。
この春、イズマイロヴォの骨董・軍服ブロックで知り合いから「よくわからない古い服」ということで買った服である。間違いなく戦前の服なのは(売主にも)わかるのでそこそこの代金は支払ったのだが、この服は知る人ぞ知るロシア現代史博物館(旧革命博物館」に展示されている服と同じである。戦前、コムソモールの一翼を担ったといっていいのか悪いのか、青少年組織が30年代に来ていたシュツルモフカなのである。
この服には錫メッキした軍型ボタンに貧弱な黒塗装を施したようなものがついているのだが、純正品なのか適当に当時のボタンに取り換えたのかはよくわからない。実は以前にも同型の服を布製フラーシュカとともに買ったのだがこの服に合わせる変なサムブラウンベルトにはまだ(博物館展示品以外)であったことがない。正直普通の軍型ベルトを締めていてもありだとは思うのだが。
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16:46
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2013年10月09日
頭部保護(3)
今回は戦車用ヘルメットを。何の変哲もない戦後型ヘルメットだが…。
ボロ市で出回る戦車ヘルというと中古のボロボロやヘッドホンがブチ切れたようなものが多いような印象だが、このヘルメットは完全に未使用というのが面白い。ヘッドフォンを取り付けた跡もないのだ。
ここにゴム製カバーのついたヘッドフォンをはめ込む…というのは皆さんご存知だろう。
工場から届いたときはこのような状態なのだ。
スポンジの輸送保護具が嵌っているのを見たのは筆者も初めてである。
ボロ市で出回る戦車ヘルというと中古のボロボロやヘッドホンがブチ切れたようなものが多いような印象だが、このヘルメットは完全に未使用というのが面白い。ヘッドフォンを取り付けた跡もないのだ。
ここにゴム製カバーのついたヘッドフォンをはめ込む…というのは皆さんご存知だろう。
工場から届いたときはこのような状態なのだ。
スポンジの輸送保護具が嵌っているのを見たのは筆者も初めてである。
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18:43
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2013年10月08日
交通ネタ(68)
今回はアエロフロートで。
アエロフロートの安全ベスト。地上勤務員用だが民警や交通警察が使用しているものもロゴ以外は似たようなものである。
アエロフロートのオペレーション・コントロールセンター用識別ベスト。胸にはロシア語で生産事業本部の文字が見える。
また、ハンディトーキーと身分証用のポケットもわかると思う。
スーパーバイザーとあるがどう訳せばいいのかピンとこない。
アエロフロートの安全ベスト。地上勤務員用だが民警や交通警察が使用しているものもロゴ以外は似たようなものである。
アエロフロートのオペレーション・コントロールセンター用識別ベスト。胸にはロシア語で生産事業本部の文字が見える。
また、ハンディトーキーと身分証用のポケットもわかると思う。
スーパーバイザーとあるがどう訳せばいいのかピンとこない。
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17:37
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2013年10月07日
掘り出し物
昨日は知人の案内で東京中を彷徨っていたため更新を休んだ。しかし骨董市で意外なものを見つけたのでそのネタで。
1896年戴冠式のニコライ2世を描いたポスターである。ニスが劣化しているので折り曲げるのは怖く、段ボールに挟んで一日これとともに東京中を徘徊していたわけだが。
周囲には各年代のニコライの絵が。所属していたいくつかの近衛連隊の服を着ているものが多く(それは当然なのだが)外国の規格の服も持っていてよく着用していた着道楽というより「コスプレ野郎」な皇帝らしい意匠になっている。
ご覧のとおり露日戦争時に持ち帰られた捕獲品であろう。当然ながらニコライの祖国に持ち帰るつもりなのだが寸法が62X82と大きく、トランクの蓋に入らないのが痛い。どうしたものか。
1896年戴冠式のニコライ2世を描いたポスターである。ニスが劣化しているので折り曲げるのは怖く、段ボールに挟んで一日これとともに東京中を徘徊していたわけだが。
周囲には各年代のニコライの絵が。所属していたいくつかの近衛連隊の服を着ているものが多く(それは当然なのだが)外国の規格の服も持っていてよく着用していた着道楽というより「コスプレ野郎」な皇帝らしい意匠になっている。
ご覧のとおり露日戦争時に持ち帰られた捕獲品であろう。当然ながらニコライの祖国に持ち帰るつもりなのだが寸法が62X82と大きく、トランクの蓋に入らないのが痛い。どうしたものか。
Posted by Yakov at
17:45
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2013年10月05日
狩猟系。
本日はロシア系米人の案内で疲れ切ってしまった。
こういうのを見るとつい買ってしまう狩猟用ベスト。生地からしてソ連時代のものと思うが布製ベストに革を直接縫い付ける(端処理は超適当)なところが実に面白い。…90年代終わりの某国の内戦ネタに使える…などという不心得者が出そうな気がするが(二、三思い当たる顔が)。
背面に何もないのは当たり前なのだが、軍や内務省ものにかかわりすぎて背中にもポーチが必要なのではないか(同僚が取り出す係になる)とつい思いがちになるのも「軍ものボケ」というべきか。…ただのボケとかいわないように。
こういうのを見るとつい買ってしまう狩猟用ベスト。生地からしてソ連時代のものと思うが布製ベストに革を直接縫い付ける(端処理は超適当)なところが実に面白い。…90年代終わりの某国の内戦ネタに使える…などという不心得者が出そうな気がするが(二、三思い当たる顔が)。
背面に何もないのは当たり前なのだが、軍や内務省ものにかかわりすぎて背中にもポーチが必要なのではないか(同僚が取り出す係になる)とつい思いがちになるのも「軍ものボケ」というべきか。…ただのボケとかいわないように。
Posted by Yakov at
20:08
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2013年10月04日
防弾具(3)
荷物の整理は全然進まないが出発の16日は刻一刻と迫っているのである(投げやり)。
とりあえず正体も確認できぬままに手元のブツを撮影しまくるのであった。
ソ連時代のものと思しいやや小型の防弾チョッキ。ケブラーはちゃんと入っているので結構重い(というか始末に困るレベルである)。なぜ買ったかはもう覚えていない。
背面には何か部品がついていたと思われるベルクロと側面の変なドットボタンが目立つ。上からさらにポケット付きカバーでもかぶせるのだろうか?
ソ連時代によくあるビニールに包まれた状態のケブラー繊維。セラミックやチタンの防弾板は国外に送れないことが多いのだがケブラーはさすがに大丈夫である。
とりあえず正体も確認できぬままに手元のブツを撮影しまくるのであった。
ソ連時代のものと思しいやや小型の防弾チョッキ。ケブラーはちゃんと入っているので結構重い(というか始末に困るレベルである)。なぜ買ったかはもう覚えていない。
背面には何か部品がついていたと思われるベルクロと側面の変なドットボタンが目立つ。上からさらにポケット付きカバーでもかぶせるのだろうか?
ソ連時代によくあるビニールに包まれた状態のケブラー繊維。セラミックやチタンの防弾板は国外に送れないことが多いのだがケブラーはさすがに大丈夫である。
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19:16
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2013年10月03日
情操玩具(37)
モスクワ出発は16日なのだが荷物が届いた(一個はまだだが)以上整理をしないと話にならない。週末ちょっと知人のロシア人のガイドの用事もあるというのに。本日は簡単に情操玩具で。
平玉火薬を使う玩具拳銃である。上のコルトもどきはソ連で西部劇が愛好されていたことを知らないとピンと来ないかもしれない。戦前から6-70年代はソ連製の西部劇が何本も作られるほどのブームだったのである。
その下の単発銃は以前にも紹介したのだが、ピンクの成型色の上から銀メッキがかけられていたのは知らなかった。
上の単発銃は形態的に先込め雷管(もしくはフリント式)だと思うのだが、そんな構造を再現するのは面倒なのでセンターファイアかつ「ダブルアクション」という笑える構造である。これも平玉火薬だと思うが打撃力はあまり強くない。
下は金属製で「ブルドッグ」(ベルギー)をイメージしたものだと思う。合皮のホルスターがなかなか面白い。
平玉火薬を使う玩具拳銃である。上のコルトもどきはソ連で西部劇が愛好されていたことを知らないとピンと来ないかもしれない。戦前から6-70年代はソ連製の西部劇が何本も作られるほどのブームだったのである。
その下の単発銃は以前にも紹介したのだが、ピンクの成型色の上から銀メッキがかけられていたのは知らなかった。
上の単発銃は形態的に先込め雷管(もしくはフリント式)だと思うのだが、そんな構造を再現するのは面倒なのでセンターファイアかつ「ダブルアクション」という笑える構造である。これも平玉火薬だと思うが打撃力はあまり強くない。
下は金属製で「ブルドッグ」(ベルギー)をイメージしたものだと思う。合皮のホルスターがなかなか面白い。
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17:14
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2013年10月02日
業務連絡
11月まで来ないと思い込んでいた荷物がなぜか本日到着(全体の7/8)。
本日は整理のため(でないと寝る場所がない)のため更新は休ませていただきたく。
・・・・・・・・・・・カオスである。
本日は整理のため(でないと寝る場所がない)のため更新は休ませていただきたく。
・・・・・・・・・・・カオスである。
Posted by Yakov at
17:14
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2013年10月01日
続・民警(44)
今回は将官ネタで。
1969年式…というか1975年小改正時の民警少将常勤服。シングル将官服は以前友人宅のもの(58年式)を紹介したが陸軍と同じ裁断(ダブルブレスト)になった方がやはり違和感なく見れる。
民警将官の肩章幅は5.5㎝と陸軍将官用より幅が狭くなっている(コート用で代用してもすぐわかるのだ)。横の将官礼服と並べると一目瞭然である。
1969年式…というか1975年小改正時の民警少将常勤服。シングル将官服は以前友人宅のもの(58年式)を紹介したが陸軍と同じ裁断(ダブルブレスト)になった方がやはり違和感なく見れる。
民警将官の肩章幅は5.5㎝と陸軍将官用より幅が狭くなっている(コート用で代用してもすぐわかるのだ)。横の将官礼服と並べると一目瞭然である。
Posted by Yakov at
17:46
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