QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 13人
プロフィール
Yakov

2021年11月30日

インスタント食品

 今回はビザの関係で一時帰国してきた友人からのもらい物を。



チキンピラフの素。鶏肉と米を準備してささっとつくる簡易版。市場で売っているスパイスだけのセットとは違うようだ。しかし結構な量出来てしまう。



こっちはマカロニ用のソース。マギーの製品は90年代に入ってからよく見かけるようになり、21世紀にはいると完全ロシア向け製品を現地法人で作るようになってありがたい。そのうち試食しなくては。  

Posted by Yakov at 22:42Comments(0)

2021年11月29日

国税庁(8)

 先日のイベント用に組んだ服を。



2007年制服。服自体は2019年12月24日に紹介してある。服装規定上は襟に鷲章(国税庁規格)を付けたすようになっているが準礼装と常勤でやや違うらしく、実際の勤務スナップでは3対2くらいで襟に無記章の方が多い。
略綬は「ロシア栄誉勲章」と国家貢献メダル2級、モスクワ850年メダルを付けてみたが、実際この省庁は独自のメダルが少なく設定が難しい。
階級は国家参事官クラスだが、対応する軍階級は難しい。下から「書記官」「補佐官」「国家参事官」「連邦参事官」「枢密参事官」と仮に訳してみると「尉官、佐官A、B、将官A、B」または「尉官、佐官、将官A、B、C」のようになってしまう。佐官の上、将官の下であり、准将に3階級あるような奇妙な階級システムなのがこの省庁である。



  

Posted by Yakov at 20:14Comments(0)

2021年11月28日

水兵肩章(6)

 消化試合みたいであれだが。



太平洋艦隊海軍航空隊肩章。塗料が薄く綺麗でなんというか「こなれた」印象がある。文字だけで製造時期を考察するほどの観察力はないが、肩章自体のつくり(裏地含む)からすると50年代終わり製造くらいだろうか。  

Posted by Yakov at 21:37Comments(0)

2021年11月27日

続・近隣国(165)

 久々に中央アジアをちょっと。



ウズベキスタンの兵用バックル。構造はソ連型である。パターンがどうやら数種類あるようで驚いた。ロシアのカザン市辺りでは中央アジア各国の装備を作っている工場があるようで、軍事見本市に時々出展している。  

Posted by Yakov at 21:53Comments(0)

2021年11月26日

書籍ネタ・国産

 今回は戦前の日本語版を。



1938年赤軍歩兵教典の翻訳。在郷軍人会の発行ということで入手ルートやら発行責任などを「民間」に丸投げしたのだろうか。
ソ連は73年まで国際著作権条約に加盟していなかったのでその問題はないが国交のある国相手に「拾って勝手に翻訳」はまあ国としてはまずかろう。





イラストは複写ではなく書き写したように見えるが、さいわいそれなりに達者な人だったので良くわかる(戦前の官報イラストを見ると絵心のない人による図解の恐ろしさがわかっていただけるであろう]。
内容的には全訳に近く、よく出来ていた。  

Posted by Yakov at 21:27Comments(0)

2021年11月25日

水兵肩章(5)

 またさらっと。



アムール河小艦隊の水兵肩章。片方だけ出た。塗料の質が何というかものすごい。レプリカを作る理由もないので40年代のものが何かのはずみで出たのだろうか。  

Posted by Yakov at 21:34Comments(0)

2021年11月24日

医療・衛生(94)

 久々に衛生兵用ポーチを。





二個ボタンで留める6-70年代の衛生ポーチは以前も紹介したが、三角巾や包帯、止血パッドを入れる程度の小型パックである。
マジックテープ止めになっていて便利は便利だが、音がするので特殊部隊系にはありがたくない装備ともいえる(大半の兵隊には着脱音など問題にならない)。正確な年代は不明だがソ連時代80年代くらいだろうか。





内部には仕切りがあるが、まあ本当のファーストエイドである。衛生兵は部隊用に、これとは別のある程度の数が揃った大型バッグを携行している。  

Posted by Yakov at 21:13Comments(0)

2021年11月23日

続・近隣国(164)

 今回はキャンパーナイフを。





1980年代半ばに日本国内で買ったチェコスロバキアのナイフ。MIKOVとメーカー名はあるが輸出用のキャンパー用二徳ナイフである。角製の柄にチェコ軍ホルスターのような革製のカバーが付いていた。ロックもできるまあまあな寝室である(当時の購入価3000円)。
付属のノコギリが結構よく出来ていて便利だったが年々街角での不審尋問の頻度も増し、カバンの奥に突っ込んで置くとかもはやありえない21世紀である。八王子の山奥の大学にいた80年代ころは「バタフライ」でもない限り、折り畳みナイフなんかただの雑用道具であったのだが。  

Posted by Yakov at 21:24Comments(0)

2021年11月22日

水兵肩章(4)

 たまにはこのネタで。



バルト海艦隊沿岸防護部隊の水兵肩章。担当兵種によって歩兵科のラズベリーとか砲兵、戦車部隊の赤などがあったが後年赤に統一される。
この個体は50年代終わりくらいだろうか。沿岸防護部隊は陸軍式制服に海軍記章という場合もあるが礼装などでは水兵服で臨むことも多い。



同じく黒海艦隊沿岸防護部隊のもの。縁がバイカ生地(起毛木綿)製でかなり古いものと思われる。  

Posted by Yakov at 21:46Comments(0)

2021年11月21日

食器(110)民芸系

 昨日ノラホルカご参加の皆様ありがとうございました。日程変更、発表が急でご迷惑をおかけしました。通常より参加者が少なく申し訳なかった半面、滞在時間規制もなくゆっくり滞在していただけたようで好天候の中ゆったりした時間をお過ごしいただけたようです。

今回は国内某所で入手したソ連物を。



 ホフロマ塗りのボールとスプーン。スプーンはよくある大きなサイズなのでボールの大きさが伝わると思う(2リットル容量)。パンチボールにするような薄くて大きいサイズだが、この塗装は熱に強いのでスープなどにも普通に使える。



裏面にソ連の製造シールと外貨ショップ販売店ベリョースカの値札が貼ってあった。海外旅行のお土産と思うが、トランクにしまうのも結構大変だったと思う(軽いことは軽いが)。大きさを持て余したと見えて安く購入。うちで使うのはいいが置くがイベントに持ち出すにはやっぱりもてあますと思う。  

Posted by Yakov at 22:06Comments(0)

2021年11月19日

国内五輪ネタ。

 明日は北区・王子にてバラホルカ縮小版(音楽、現場調理なしの)「ノラホルカ」。「スターリングラード」ブースではいつものソ連グッズに「ソ連製スーツ」も持って行くのでサイズの合う方は乞うご期待(役に立たない告知)。会場では「ポンチキヤ」さんのポーランド風ドーナツも販売いたします。
https://twitter.com/barahoruka

今回はさらっとモスクワ五輪小物を。この間国内で見つけた「公式グッズ」である。





大体ここで紹介するのはミーシャグッズだが、1980年のモスクワ五輪メダル類はあまり紹介したことがなかったと思う。外函は日本で印刷したと思われる公式グッズである。





スタンド式の展示ケース入りである。筆者はメダルやコインマニアではないので新鮮な感動。でも明日のイベントにあっさり出してしまうのだが。
まったくもって高くはない。  

Posted by Yakov at 20:42Comments(0)

2021年11月18日

謎のインナー。

 明後日は東京都王子にてノラホルカ。不思議な祝祭空間に、お時間のある方は是非。
今回は「なに」かはわかるが使い勝手のわからないものを。



ご覧の通り飛行帽のインナーと思われる。薄手の綿製で常用する飛行帽が汚れないためだろうが、毛皮内装でない革製の飛行帽あたりかと思う。いろいろ飛行帽が突っ込まれていた袋から出てきたが確かに気軽に洗えない飛行帽だと必要かもしれない。

  

Posted by Yakov at 20:27Comments(0)

2021年11月17日

旅行用の身だしなみ

 ネタ的には弱いがまた歯ブラシセットを。





歯ブラシは現代ロシアのロットだが、以前紹介したように1987年製で寸分たがわぬソ連製を入手しているので安心してリエナクトに使える(日常でもこのタイプを使っているが)。歯ブラシケースは今回初だが、以前紹介した水はけのいいタイプと違い、小さな水切り穴があるだけの「携帯重視」タイプである。70年代軍用規格だと歯ブラシ自体通常の半分の長さだったりしたが、現代では割とちゃんとしたトイレタリー運搬ケースも支給されているのでフルサイズ歯ブラシを兵士レベルでも使っていると思われる。  

Posted by Yakov at 21:24Comments(0)

2021年11月16日

医療・衛生(93)

 またさらっと。



野戦用軍政官大尉。堅い芯の入ったタイプで元生地が擦れて織り目が見えてしまっている。



同じく軍医大尉。識別線の茶色も色あせているが、もともとの色調にも結構幅があって「戦闘兵科のボルドーより落ち着いた色」なら大体それでよし、という感じである。  

Posted by Yakov at 22:56Comments(0)

2021年11月15日

拳銃ホルスター(8)

 ちょっとナガン用を。







ソ連時代のナガンホルスター側面には大体索杖を止めるループがついている。帝政規格にはこれがないのは有名だが、その過渡期的なものもよく出てくる。この例だと帝政式のつくりでありながら、ベルトループが大型ひとつになっており、帝政型とも1930年代のものとも明らかに異なる。
手持ちのうちの一つに1935年のスタンプがあるものがあったが、帝政在庫をソ連で再利用した時のものの一つと全く同じで「製造が1935年」という保証はどうもなさそうである、そんなわけで帝政ロシア/ソ連の過渡期のものではないか(1932年式ならループにDリング2個が標準装備なわけで、ソ連初期の「肩掛けホルスター」ができる前のものかと推定しているのだがいまだ資料本では製造年などは発見できていない。  

Posted by Yakov at 20:25Comments(0)

2021年11月14日

医療・衛生(92)

 また肩章で。



昔映画会社から出た女性用ワンピースにくっついていた野戦肩章だがどうにもつくりが甘く、識別線は真紅のラインがぞんざいに縫われていた。劇用としてもいまいちなので染めて識別線の色調を落ち着かせてある(この出来だと扱いがぞんざいになるのだ)。星の方は18ミリ径の星とも10ミリ尉官星のイレギュラーか紛らわしいものがあったので試しにつけてみた。全体としてバランスはまあまあなところに落ち着いている。



上は軍政官肩章(中佐)で1946年陸軍型だろうか。星は実物18ミリ径を金属で型どりしたものだ。
下は55年以降の軍医少佐肩章であるが、陸軍礼装背広(グレー)のものか海軍背広用かは判読できない。エンブレムが下の方にあるのは裁断的に襟が大きいせいだと思う(上に付けると見えなくなる)。星が20ミリ径だとだいぶ差がついて見えるのは上の肩章と比較するとよくわかるであろう。  

Posted by Yakov at 22:29Comments(0)

2021年11月13日

ソ連メダル温故知新(33)

 久しぶりにこれで。



1974年10月28日制定の軍務優秀メダル(2級)である。一級は金色で真鍮製、二級はメルヒオール(銅・ニッケル合金)となっている。
軍における優秀な軍事、政治学習・訓練、教育、演習、実戦での功績、軍事行動における剛毅、戦功などに対して授与され、陸海空軍と国境警備隊、内務省国内軍が支給対象である。
ソ連からロシアへの移行期も授与され続け、1994年10月が最後の授与となった。1級は20000名、2級は120000名が受勲したわけだが実物も近年品薄になり高級なレプリカが出回ってきた。着用は右胸、国境警備優秀バッジの下位となっている。  

Posted by Yakov at 21:28Comments(0)

2021年11月12日

医療・衛生(91)

 また淡々と肩章である。



43年型陸軍医療部隊肩章(少尉)。階級的には医療補助・ヴォエンヌィ・フェリトシャーという分類だ。野戦用の尉官識別線も茶色であるのがわかる。医療部隊のエンブレムは鉄製カーキ焼付塗装のものが付いている。



これはレプリカの軍医少佐。赤い縁取りと識別線がやや明るい色になっているが実物の品質・色調もバラバラなのでまあ合格だと思う。
例の18ミリ直径の星はあまり現存していないので通常佐官の20ミリ径が使われている。  

Posted by Yakov at 22:27Comments(0)

2021年11月11日

喫煙具(26)+告知

 そろそろ王子のイベントが近づいてきたので…。
某氏FBから転載しておきます。

第三回東京軍装市場ノラホルカの開催のお知らせです。
開催日 2021年11月20日土曜日
開催時間 AM11時からPM16時まで
会場 東京都北区42ー11 第一パック 1階
JR王子駅南口から約4分
入場料 300円
元倉庫なので通気性の良い場所ですが、冷暖房がありませんので、野外型イベントとして気温に配慮した服装でおいで下さい。
コロナ対策として検温、消毒、マスク着用など行います。
販売参加ブースは現在9店舗です。

ノラホルカでは軍装品だけではなく、ロシア東欧諸国の食品類の販売を行ってきましたが、今回はポーランドのドーナツ、ポンチキを販売致します。
ポンチキはポーランドでお馴染みのジャムやクリームたっぷりのドーナツでスナックとして東欧諸国で親しまれています。
今回の販売品はラズベリージャム入りのポンチキです、ひとつ300円で販売予定です、数に限りがありますのでお早めに購入をお勧めします。
https://www.facebook.com/groups/4592727294115866

で今回は…。



ソ連ロットのフィルター付きタバコ「ノーヴォスチ」(ニュース)。ソフトパックにセロハン包装、ソ連では安価な部類である。



等級はフィルター付きタバコ5級。25カペイクと安価であった。  

Posted by Yakov at 21:16Comments(0)

2021年11月10日

通信・電話局(23)

 また警備会社友通信とも判別しがたいスぺツスビャージで。





最新型の制帽。軍でいうオフィス服タイプというか、その原型の非常事態省制帽型というか。耳ボタンもちゃんと専用のものがあり、公的機関のような(実質そうだが)きちんとした規格といえる。帽章は文官帽章とスぺツスヴャージ紋章の二つ。ロシア軍空軍用とほぼ同一規格だが、この個体は制帽特注品メーカー「ヴォロンコフ大佐」製のような内装になっている。  

Posted by Yakov at 21:19Comments(0)