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Yakov

2015年06月30日

ウクライナ戦線(4)

 パッチはここらで締めたい。まだ勲章があるのだけれど。



締めはこれで。「ウクロープを刈り取るぞ!」ウクロープは料理に使うハーブ(ヒメウイキョウ)のことだが、ウクライナ愛国者UKRO-Pという揶揄を込めて使う。筆者もこいつら(ウクロープ)に一片のシンパシーを持たないのでここで紹介する。すべて刈り取られますように。



まあそのあれだ。ゲオルギーリボンは50m一巻き全部買って来た。日本の希望者にも大体行きわたると思う。



これはロシア人が好きなマグネット。ドネツク人民共和国、ノヴォロシア、ルガンスク共和国の3種類を買った。
  

Posted by Yakov at 19:33Comments(2)

2015年06月29日

現代ロシア軍再び

 まだノヴォロシアネタは終わっていないがパッチ類といいうことでこの辺も…。



右腕用のパッチ。左上(常勤と野戦)はvoentorgでは一般兵科といっていたが、国防省および省内部局直属要員共通、とでも訳すのがいいのだろうか。右上は軍医学校か病院の個別記章と思うが詳細は不明(本局ともキーロフ軍医大学とも違う)。下段左は国防省本局スタッフ、中がキーロフ軍医大学(野戦)、右が一般(軍警ふくむ) 制服用だ。



左腕用のパッチ。上段3つ(というか白と黄色)の使い分けがまたよくわからない。白が国防省直属、黄色が一般地上軍ということらしいが。
下段、オレンジ縁は参謀本部だが全部が金糸なのはPX版豪華バージョンなのだろうか。将官専用でもなさそうだが。



軍鉄道部隊、空挺軍、宇宙軍のもの。空挺と宇宙軍はエンブレムのデザインをよく覚えていないと紛らわしいが別に外国人に識別してもらわなくともいいわけで(国籍だけ判れば用は足りる)。

残りはまたそのうち。
  

Posted by Yakov at 17:59Comments(0)

2015年06月27日

ウクライナ戦線(3)

 またこのネタで。



これは少し古い時期のルガンスク共和国の民警パトロール大隊パッチ。クロスする剣とかちょっとロシア規格に似ている。



下はドンバス人民共和国親衛隊のパッチで上が解体されたベルクートのパッチ。ウクライナ本国で解体された部隊員の多くはクリミアやノヴォロシアで編成された部隊に異動勤務している。



落穂拾い。V型シェブロンは帝政時代―国内戦時の記章にインスパイヤされたもの。右上のゲオルギー章、ノヴォロシア別バージョン、オプロートの別タイプ記章が見える。



ドンバス人民義勇軍のパッチもこんなにバリエーションがあるのだ。



スペイン内戦を思わせる国際義勇軍のパッチだ。  

Posted by Yakov at 19:35Comments(0)

2015年06月26日

ファッション通信再び(8)

 キルギスから持ってきてもらった民間服ネタを…。



ソ連時代に好まれていたユーゴ製オーバー。裁断がお洒落だがどことなくユーゴ軍服の匂いも感じられるデザインだ。



ジッパーポケットがフランス軍みたいな位置にあったり同時期のソ連製とは結構感覚が異なる。



ベルトが失われていたがまあなければないで…革ベルトと合せたりするとのちのユーゴ内戦みたいになってしまうが。
  

Posted by Yakov at 18:22Comments(2)

2015年06月25日

ウクライナ戦線(2)

 また引き続き。



左上のボストーク大隊は前にも紹介したが今回のは生地にしっかりプリントされたタイプ。右上のボストークは13の数字があるので中隊番号か何かだろうか?
左下はいくつもあるノヴォロシア旗のバリエーション。右下は…国際義勇軍(フランス人・セルビア人、南米等)の部隊旗である。



同定するのも一苦労である。左上は独立戦車旅団、左下は砲兵(上下逆だ) 、中上は対諜報部隊、中下は聖ゲオルギー大隊(ここまでノヴォロシア)で右はドネツク共和国のアブハジア義勇部隊「15番」である。



しかしノヴォロシア国旗のバリエーションは多い。製法も素材も、マジックテープ式、縫いつけ式の違いもあわせてあっという間にこんな数になってしまう。

まだもう少し続く。 

  

Posted by Yakov at 20:39Comments(2)

2015年06月24日

ウクライナ戦線(1)

 昨年秋に結構まとめて紹介した東部ウクライナとクリミアのパッチ類だが、5回か6回連載するほど溜まってしまった。



まずは「クリミアの礼儀正しい人々」(うちでは「紳士的」な人々と書いてるが)。ざっと集まってしまっただけでこの種類である。もちろん左下のようにノヴォロシア軍に同名の部隊も存在するのだが、モスクワに於いては愛国シンボル以外にもファション的に使用されている例も多い。何しろアウトドアショップの定番商品でもあるのだ。
モスクワの地下鉄では「ご老人や障碍者(<あ、変換ソフトもう変わってる)、子供連れの乗客には「紳士的」にふるまってください…とアナウンスが入るわけで「うん、俺親切な人だから」みたいな洒落もはいっていそうだ。



ドネツク人民共和国のパッチから。
右上がスペツナズのパトリオット部隊(親衛部隊の称号を持つ)、スネーシュノエ部隊(地名である)、左上が炭鉱夫師団、国籍マーク…と続く。
旗の鷲章が帝政ロシア調だったりケレンスキー時代風だったりするのが面白い。



右はドネツク共和国の親衛コメンダント部隊(憲兵というか軍政・軍規査察部隊というか)、中段上が有名なоплот部隊、その下はDNRの警察記章、左上は内務省治安軍、その下が第一独立戦術グループ:сомали(ソマリア)と続く。  

Posted by Yakov at 20:52Comments(0)

2015年06月23日

憲兵系(5)

 憲兵という訳語は万能なのだが交通憲兵も軍査察官も街頭パトロール(携帯書類検査)も軍司法官も全部憲兵と訳すと非常に混乱する。
新しく制定された「軍警察」はより日本語の憲兵に近いと思うがいくつかの職務をまとめた機構と考えると結局日本語訳が難しいのは同様なわけだが。



何とか入手した兵科章。新制定後間もないので知っているvoentorgすべて回ったが扱っているのは1店舗のみだった。ここが品切れしたらしばらくアウト…なのだがそもそも需要もそんなに高くはない。



袖章はそれこそどこにもなかったのでマニア仲間に頼んだら試作品と一緒に大量に持ってきた。えらい散財だったが買い逃すと後あと苦労するので…。右端の上下二つは最終形態に近いが「白服」が存在するのかワイシャツに縫い付けるのか…。
残りの4つは色違い。兵科の違いなのかと思うが単に何種類か候補を作ってみただけかもしれない。



レニングラード(ペテルブルク市とレニングラード州が共存する現代ロシアなんでとりあえずこれで行く)のバリエーションらしいが当然資料はないので推定するしかできない。



ややこしいことにVAI(ВАИ)軍自動車管理局も独自の記章を制定したらしい。襟章は軍警察と同じなのだろうか?
ちなみに左上はペテルブルク市の紋章が入った軍管区記章で特に憲兵とは関係ない。  

Posted by Yakov at 18:47Comments(0)

2015年06月22日

交通ネタ(88)

 本日は独ソ戦開戦の日だが、ナチスドイツとアメリカのイメージがこれほどまでに重なった6月22日は初めてな気がする。とりあえず奇襲には気を付けよう。
・・・というような前ふりとは何の関係もなく今日は制帽のネタで。



ロシア交通局の制帽。交通管理局の職務自体は陸海空に及ぶらしいのだが、モスクワで普通に生活していると「ロシア交通局=地下鉄のエスカレーター保安員」というようなイメージを持ってしまうのも事実である。以前はエスカレーター職員も地下鉄制服を着ていたのだが、数年前に別制服になったのだ(たぶん所属が変わった)。
この制帽はかなり以前(少なくとも6-7年前)に導入されたのだが全然手に入らなかったので正直かなり嬉しい。しかしエスカレーター保安員は薄いベストとシャツネクタイみたいな恰好が多いのでコンプリートにはまだまだ時間がかかりそうだが。



将軍のような高級な作りだが、制帽工房「ヴォルコフ大佐」に発注した品だと思う。別に官給品だからどうというのではなく、発注者がお洒落だったとかそういう理由だろう。


ちなみに地下鉄職員の制服は90年代のままに見える。ロシア鉄道が大幅な制服改訂をしたのにこの辺はちょっと面白い。  

Posted by Yakov at 18:36Comments(0)

2015年06月21日

再びパクロンスカヤ。

 6月の「ロシアの日」(1991年当時のロシア社会主義連邦共和国РСФСРの主権確立記念日であって「ロシア連邦の日」ではないのだが)を持ってパクロンスカヤ女史は少将相当官(国家参事官3級)に昇進したわけだが、そうなるとは知る由もなかった5月末、パクロンスカヤ「大佐」タイプの服を買ってきてしまったのだ。



大佐(法務参事官1級)肩章と盾形エンブレムをつければすぐに完成してしまうという現ロシア型法務官制服。48-3サイズなのでおそらくご本人もこれくらいのサイズだと思われる(54-4という凄いサイズの服は買わなかった)。
少将になると襟に柏葉と盾形エンブレムの金刺繍を入れなければならなくなるのでしばらく「大佐」のままで置いておこうと思うが。



供生地のスカート。ソ連時代はどんなことがあっても膝丈と決まっていたのだが現ロシアではかなりのミニスカートも見かけるようになって久しい。なにぶんロシア体型のモデルがいるわけではないので『既製品』のスカート丈がどの程度か興味はあるがよくわからん(<投げっぱなし)。

…ともあれおめでとうございます同志国家参事官!

  

Posted by Yakov at 20:37Comments(0)

2015年06月20日

熱帯服(16)

 久々のソ連末期ネタを。80年代末には「当たり前」に転がっていたブタン迷彩も近年は貴重アイテムとなり、似て非なるウクライナ軍迷彩も代用品として珍重される(まあ結構違うのだが)世の中になった。でもたまには掘り出し物があるのだ。



ボロ市というか土産物市のコレクターブースに転がっていたパナマハット。80年代末の製造で間違いなくソ連ロットである。
他のものと比べれば高かったが貴重度からすればまあまあな価格設定だったので在庫の3-4個すべて買って来た。



まあカムラン湾の海軍基地での映像とかで知られる「通好み」のアイテムではあるのだが。サイズは小さめなので「魔法の機械」にかけて伸ばした。  

Posted by Yakov at 19:05Comments(0)

2015年06月19日

ファッション小物・メガネ(3)

 またボロ市ネタで。軍隊の基地流れ品を売っているバイヤーの雑然とした荷物から掘り出したものを。



まずは老眼鏡。軍用でも何でもないと思うが、PXには民需品も山ほどあるので未使用新品が欲しい向きにはありがたい。
クラシックな耳当て(50年代には絶滅したと思っていた)のおかげで眼鏡がずり落ちずに助かる。レンズが厚いので糞重いのだ。



これは近眼用。ソ連末期ロットのお洒落眼鏡と思うが現代人にはハードルが高いデザイン。俗にいう委員長眼鏡(<大嘘)。



「お釣りがない」という理由でこれも買わされたフレーム。やはりソ連時代だが筆者が80年代に愛用していた眼鏡にクリソツだった。
まあ7-80年代は世界中流行のセンスが切迫してたと思うので驚くことではないが(<当時からソ連志向だったのかもしれん)。

  

Posted by Yakov at 18:04Comments(2)

2015年06月17日

情操玩具(52)

 今回も玩具というか記念品というか…。



アクリル板にプラ製の潜水艦をあしらった記念品。潜水艦はC(エス)級で第二次大戦参戦者への贈り物とかその辺だろうか。
かなりいい感じなので買ってしまった。  

Posted by Yakov at 20:20Comments(0)

2015年06月16日

現代兵士の身だしなみ

 ようやく波が一つ通り過ぎ、そろそろ依頼されていた件も対応できそうになった。お待たせしている某氏、何とか準備を進めます(業務連絡)。
今日は軍基地放出品から。



市販品と同様のパンテラ靴墨缶入りなのだが、軍用靴用と明記されている軍納入用なのだ。
横にある小さい円筒形の容器は金属磨きの必須品パスタ・ゴイ(ГОЙ:レニングラード光学器研究所)の軍用容器だ。



洗濯石鹸は昔ながらの無漂白茶色い石鹸を使用しているが浴用石鹸はちょっとマシな品質に見える。これまた基地流れ。
  

Posted by Yakov at 20:05Comments(0)

2015年06月15日

こぐまのミーシャ(11)

 週末のユーラシアバザーご来場の皆様お疲れ様&ありがとうございました。
別件の用事が連続していて多忙だったのだが実は現在も進行中で明日まではかなり身動きが取れない状況である。
そんなわけで軽くミーシャネタ。



直系20㎝位のミーシャ飾り皿である。アイテムとしては結構メジャーなのだが分厚いのであまり買って来たくはない類である。
顔見知りの売り子に強引に押し付けられたもので今回のバザーの賑やかしに持っていったらあっさり売れてしまってちょっと意外。
そんなわけで裏面の工場印を撮り忘れたのが残念である。  

Posted by Yakov at 18:08Comments(0)

2015年06月11日

菓子・アリョンカ大行進。

 来客が続けざまにあってバタバタしているのだが、13・14日は例の経堂バザーがあるので(メインはロシア語コンクールなのだが)さらに拍車がかかっている。今日はチョコレートネタで。



人気の高いロシアおよびベラルーシ製のアリョンカだが、100gと200gキングサイズは重いので正直あまり持ち帰りたくはない。そんなわけで小包装のものを探してスーパーを回ってみると関連商品が結構あるのに気付く。写真の一番大きいものが60gなのであとは推して知るべしサイズなわけだが。15g(軍配給レーションサイズ)、20g(長方形)、パック入りのウエハースコーティング、棒状のタイプ…これ以外にもチョコボールや中に甘いカラーボールを埋め込んだタイプが数種類あるのだ。
ちなみにベラルーシの「愛しのアリェンカ」はウエハースバーのタイプである。




ベラルーシの銘柄不明動物チョコ菓子。量り売りで猫だけ別銘柄らしいが多分味は同じと思われる。



「5月のワルツ」。昔のソ連アニメっぽいイラストがステキ。  

Posted by Yakov at 18:26Comments(3)

2015年06月09日

食器(64)

 何かというと食器ネタになってしまうのだが好きなもんはしょうがない。今週末13,14日に経堂でユーラシアバザーがあるのでまた食器を引っ張り出して磨いているのだ。



これは今回買って来た50年代後半~60年代くらいのティースプーンセットである。
GUM百貨店のマーク入りケースに入っていて贈答品なのかもしれない。箱はさすがにガタがきているが。



デザインは50年代終わりに流行ったクラシックな装飾入りで、材質は真鍮にメッキかとおもうが、洋銀製の可能性もある(刻印読んでいない)。
  

Posted by Yakov at 18:25Comments(0)

2015年06月08日

情操玩具(51)

 更新再開直後はやはり大ネタで。





今回初めて見かけた木製(たぶん白樺)のPPSh41サブマシンガンである。
ロシアでは(昔からだが)七五三のように子供にミニ軍服を着せて歩くことがよくあるのだが、2/3サイズ位で非常によく出来ている(フロントサイトも貫通だ)。金属相当部分を黒く彩色して売ってたりもするが、空港から帰る以上、やはり一目でわかる無彩色のものを買った(自衛措置)。
…自分で色を塗ったり金属部品を足したりしそうで怖いな。  

Posted by Yakov at 18:33Comments(0)

2015年06月07日

生存報告

 昨日帰国したわけだが、あいからわず、いや相変らず雑務整理で更新はサボった。
まだいろいろ雑務はあるのだが、とりあえず戦勝70周年の街の画像を載せてお茶を濁したい。



今回は昨年に引き続いての戦勝モスクワ周遊ラリーとか国内戦再現戦とかいろいろイベントもあったのでまたおいおい紹介していきたい。
じじいなので疲れがなかなか抜けんのじゃあ。

  

Posted by Yakov at 18:59Comments(2)