QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 10人
プロフィール
Yakov

2011年10月17日

お知らせ。

 例によって明日10月18日~11月17日くらいまでモスクワ出張のため更新を停止いたします。



こんな画像を貼っておいて、もし現地で斃死した場合これが遺影のようになってしまうわけだが(笑)。
とりあえず無事に帰ってきて「危ないヒト」のような画像を「ごく普通の変なヒト」の画像に取り替えることを当面の目標にしたいと思う。現地の日本語環境が貧弱なので更新は止まるのだが、コメント欄を使うことで簡単な連絡機能くらいは維持できそうだ。
それでは皆様。До встречи!  

Posted by Yakov at 17:08Comments(3)

2011年10月16日

沸いてます。

 ・・・頭が、ではなくて。
今日もロシア人からの頼まれ物を求めて東京徘徊だったわけだが、火曜日朝の出発までまだバタバタが続くと思う。そんなわけでちょっと暢気にティーポットの画像でも。



サモワールの上にお茶の煮出し汁、というか原液を入れたティーポットを置いて保温して置く・・・というのがロシアンティの常道であるわけだが(サモワールのお湯で薄めて飲むのだ)ティーポット自体は陶器でも金属でも特に制限はない。しかし高い位置において何度も上げ下ろしを行う以上「割れない」金属製のほうが便利なのは間違いなかろう。これは友人からもらったスチール製彩色ポットだが、ロシア内務省本局の紋章が入った「贈答用」なのが面白い。



その後地元の古道具屋で見つけたソ連時代のティーポット。似たような意匠だがアルミ合金製でもう少し軽い。このような「民族模様」に彩色したサモワール本体もロシアで時々見かけるのだがさすがに派手すぎるので(笑)筆者は持っていない。  

Posted by Yakov at 17:38Comments(0)

2011年10月15日

INTERPOLITEX.2010

 昨年見学したINTERPOLITEXの紹介をまだしていないことに気がついた。今年(10/25-28)も例年通りに一般入場する予定だったのだが今回はどうやら「別枠」をもらえたので初日から参加することができそうだ。まあとりあえず昨年のスナップから。





実際のところ関係書籍を購入したりパンフレットをかき集めるほかはカフェで美味いものを食べたりこういう大物に上がりこんでぶらぶらするだけの「チャンスの無駄使い」を絵に描いたような見学者なのだが。





銃器やら車両やらもそれなりに面白いのだが、筆者的に面白いのは警備システムや管理システムの模型サンプル展示である。





筆者は大きなくくりで言えば「ミリヲタ」ということになるのだろうが、何しろ主な興味対象がこのあたりなので(笑)読者諸氏に喜んでいただけるようなネタを集めて来れるかはわからない。
まあメジャーなネタはロシアの印刷媒体&ネット記事に任せて、こちらは目いっぱい楽しんでこようと思う。  

Posted by Yakov at 17:25Comments(0)

2011年10月14日

交通ネタ(44)

 パソコンの調子が本格的に悪くなったので突然更新が停止するかもしれないが、とりあえずモスクワ出張は10月18日~11月17日なので念のため。


Ещё не брал.....

モスクワのバッジ交換会で見かけた1940年のレニングラード市電の帽章。某ソ連映画でお馴染みなのでいつか手に入れたいと思うが「希望小売価格」が天文学的なので前回は見送った。あああ、今にも誘惑に負けそうなのだが。



活用する見込み薄だがつい買ってしまった帝政鉄道襟章用エンブレム。碇と斧だけのエンブレムのほうがまだ使い道がありそうだが、いつかは上級文官の装備をものにする野望が・・・。先は長いが。  

Posted by Yakov at 18:18Comments(0)

2011年10月13日

続・近隣国(42)

 また地道なパッチのネタで。



砂漠パターンのパッチ2種。右2枚のウクライナ国家章(国旗だけど)はイラクかアフガンか「アメリカに引きずられた痘痕野郎」が派兵したときのものだと思う。まあウクライナはオレンジ(笑)以前の92年から節操なくいろんなところに派兵していたのだが。2色国旗が「モノトーン」になるとどっちが上だかわからなくなるものだが、幸いこのうち一枚に「三叉」があったお陰でめでたく上下の確認ができた(笑)。
左のロシア空挺部隊章も砂漠パターンだが国連軍では個別の通常部隊章をつけないのでCIS域内派遣か出張装備かもしれない。それにしても空挺軍のスローガンНикто кроме насを英訳してあるのはちょっと笑える。



沿ドニエストルの不織布簡易印刷のお粗末記章は以前紹介したが、きちんと刺繍したバリエーションも無論存在する。しかし右側の空挺スペツナッズ記章デザインのぞんざいさは何とかならないものだろうか(多分PX品だとは思うが)。



91~94年のチェチェンの山犬、いやドゥダーエフ政府が使用していたパッチのサブデュード版。これは国家親衛部隊のものだが大統領部隊とか区別がよくわからないものが多くて難儀する(1ミリも興味ないけどな)。
当時のチェチェン公式制定の制服にソ連風のブタン柄はほとんどないのだがこのベース生地はウクライナ軍の偽ブタンによく似ている。近隣国に発注したものだろうか。  

Posted by Yakov at 19:04Comments(2)

2011年10月12日

テーブルベル。

 本日も雑用に追われてこの時間である。
今回のネタを「優雅な一品」とみるか「宮仕えの悲しみ」を感じるか。読者諸氏の見解はさまざまであろうが筆者の立ち位置は明らかに後者よりである。



92年ごろ関西で買ったチェコ製のテーブルベル。鳴子?もスワロフスキー風のカットガラスでできていて全体の雰囲気も涼やかな音色もなかなかのものだ。
・・・購入からほぼ20年、筆者は相変わらず使用人を抱えるどころか「ベルで呼ばれる立場」に居続けているような(苦笑)。メイドは雇えない代わり、冥土のほうは順調に近づいてk(以下略)







ロシア土産のテーブルベル2種。いかにも観光土産な彩色タイプも渋い彫刻タイプもそれぞれ同時の魅力があってよい。上半分を外して振ると音が出る・・・というつくりなのだが、久しぶりにこの澄み切った音色を聞いたら「洒落や酔狂で振るには申し訳ない」ような気持ちになってしまった。

・・・ロシアのことだから、きっと多くの家庭で(このベルは)嫁が亭主を呼びつけるのに使われていると思う。この音色で鬼嫁が少しでも優しい気持ちになってくれることを期待して作られた一品かも。  

Posted by Yakov at 18:41Comments(2)

2011年10月11日

続・近隣国(41)

 本日も思わぬ雑用でバタバタしっ放しである。また恒例の近隣ネタで。





ラトビア軍の帽章である。バルト3国の装備は迷彩服系ばかり目にするがとりあえずしっかりした制服も存在はしているのだ。ネオナチじみた政権ばかり続いたバルト三国だが、少なくともラトビアはそろそろまっとうな道に戻ってきそうで心強い。



エストニアとラトビアの国籍マークだがこれらは海外派遣部隊の可能性が高そうだ。まあNATO内なのか国連関係かお得意の「多国籍軍」なのかはよくわからないが。



ベラルーシの砂漠用国籍マーク。西側主体の「多国籍軍」には参加しないはずなので国連軍かCIS域内派遣のものであろう。



左はベラルーシ軍の標準型所属パッチなのだが右側は・・・。なかなか強そうなデザインの部隊パッチなのだが、実は第8独立懲罰大隊と明記してあるのである。大戦中のシュトラフバートは戦後ディソバートと改められたが少なくとも名誉とは程遠い部隊なわけで・・・(<婉曲表現)。
バーティカ・ルカシェンコのイメージにはぴったりだが(笑)なにも特別のパッチを作ることもなかろうに・・・。このパッチ、部隊全員がつけるのか「管理者」だけが着けるものか非常に興味がある。暇があったら調べておこうと思う。  

Posted by Yakov at 19:28Comments(4)

2011年10月10日

ちょっと一杯(7)

 昨日は更新を休んだのだが糞映画の毒にあたって*寝込んだとか威力業務妨害で摘発された、とかではない(<当たり前だ)。モスクワ出張まで約一週間しかないのでいろいろ大変なのである。





90年代初め、関西で時々在日スロバキア人がボヘミアグラスの即売会をやっていたのだがそのときに花瓶やグラスをいくつか買い込んだものだ。下のグラスのような柔らかいデザインのグラスはボヘミアグラスでは割と一般的なものらしい。筆者はこれらの切子細工が好きなのだが、他国産のものとどう違うのか聞かれると困る(要はあまり区別できないのだ)。



これはこの前買ったシンプルなもの。最近のチェコ製品は豪華な箱で売られているので一般の人にはよいのだろうが、筆者的には「これ以上ないほど粗悪でボロボロなダンボール入りのソ連製高級食器」的なセンスのほうが好ましい。・・・昔広告屋をやっていたから余計そうなのかもしれないが、美麗でキャッチーなパッケージにはあまり良い印象が持てないのだ。



なかなか皮肉というか嫌味なビールグラスである。画像が小さいので恐縮だが本体に金文字でいくつかの目盛りが刻まれており、下からLadies>Gentlemen>Shipmasters>豚の絵・・・となっているのだ(英語なのが残念)。
・・・まあ「いやしくも紳士たるもの~」とか「女性はちょっと控えめに飲むものだ~」とかグタグタ抜かすようなお上品な方々はそもそもビールなんか飲むんじゃねえ、というだけの話なのだが。


*件の映画については想像のさらに下を行く低レベルのものではあったが「レッド・スコルピオン」とか「死霊の盆踊り」とか「宇宙から来たツタンカーメン」の類に本気で怒っても仕方ないので内容には触れない。ただ冒頭に「戦争で最初に犠牲になるのは真実である」・・・との金言が引用されていたのは失笑を禁じえなかった。絵面が下品になるのでやめるが、正直丸々2行くらいブログに「草を生やしたく」なる(笑)。  

Posted by Yakov at 19:26Comments(0)

2011年10月08日

近隣国番外編・現代史偽造なう。

 先週からハリウッドの3流映画(個別名を挙げる価値もない)が上映中なので明日あたり観にいこうと思う。ま、さすがのハリウッドも無辜の市民( と平和維持軍) を奇襲砲撃で吹き飛ばしたサカシビリの行為は弁護しきれないようで、それに対する反撃の時点から話を始める姑息さがなんとも。
・・・と、観る前から出鱈目とわかっているわけだが、わざわざ映画館に行く、という行為には「別の楽しみ方」というのもあるのである(詳細略)。



2008年最大の被害者・オセチアの記章類はこれまで何度も紹介してきたので同時に攻撃されたアブハジアの軍服用国旗パッチを紹介する。独立宣言時には(多少とも)米国へのシンパシーをもって定められた国旗だとは思うのだが、今となっては「アメリカはもう結構」「アメリカの世界戦略にNO!」にしか見えないデザインである(笑)。



ロシア空挺軍の作戦参加者に与えられたKODOR市(アブハジア)解放作戦参加章。反撃にはロシア軍以外にオセチア・アブハジア民兵も重要な役割を担っていたが、正規軍向け、ということで。



これもロシア空挺軍の作戦参加章で「グルジアに平和を強制する軍事行動」としてオセチア、アブハジア解放、グルジア領内への進撃作戦に参加した兵士に授与されたもの。戦争責任がグルジアにあることは(当初から)明白だったわけで。

・・・第二次大戦で連合国がドイツ領内に進撃したことを非難するような(笑)ハリウッドの無理筋宣伝戦略がどこまで通用するのか生暖か~く見つめていたいと思う。  

Posted by Yakov at 17:08Comments(2)

2011年10月07日

広報(3)

 ずいぶん間が空いてしまったが落穂拾いネタをまた。



上がプラウダ創刊70周年バッジで下が雑誌「ソビエト労組」の所属バッジ。全ソ労働組合の機関紙「トルード」のアネクドートは以前紹介したと思う。「プラウダ(真実)はなくロシア(ソヴィエツカヤ・ロシア)は売り払われ(売り切れ)トルード(労働)は(たった)15カペーク・・・」という新聞売り場の販売状況を言っているだけだが同時に皮肉になる・・・という奴だが、ま、現代日本人も物言えばますます唇寒く、ネットで皮肉を書くぐらいしか(いつまで可能かわからんけど)出来ることがなくなってきた今日この頃である。



ロシア内務省の総合編集局の記章。新聞・雑誌以外にもロシア内務省は映像作品(ドキュメンタリーおよび広報、教育)にも力を入れており、格安で買える内務省DVDをよく買い込んでいる筆者にはおなじみのマークなのだ。
今年のINTERPOLITEXも近づいてきたが、今回は知人からパスをもらって観に行くことが出来そうだ。今年も内務省・国境警備隊・連邦保安局の広報資料を山ほどもらってこようと思う。
・・・そういえば昨年分の参加記をまだ書いていなかった気がする・・・。  

Posted by Yakov at 18:03Comments(0)

2011年10月06日

医療・衛生(22)

 また軍医療関係のネタでも。



ソ連時代と同様、ロシア地上軍・空挺・海軍歩兵等兵科の将校用には技術等級章が定められている。その中で軍医療系将校(軍医、薬剤)にはまた独自の技術章が存在している。通常の「マスター、1~3級の4ランク」に対し、この記章ではマスターと1~2級の3ランクのみが存在するのだ。



94年に柏葉リングつきの医療科エンブレムが制定、2000年代前半から新型兵科章が導入されたのだがご覧のようにサイズも含めて微妙なバリエーションがいくつもある(襟・肩章には左右対の記章を着けるので蛇の向きは無視していただきたい)。まあデザインのばらつきは今に始まったことではないが。



1940年代から80年代のソ連型記章を適当にピックアップしただけでこの有様である。ソ連時代は獣医科は銀色の記章・・・となっていたが現ロシアの獣医科はメルクーリの杖に似た独自デザインとなっている。  

Posted by Yakov at 17:08Comments(0)

2011年10月05日

ちょっと一杯(6)

 今月後半にはモスクワ行きなのだが雑用がたまっていて仕方がない。まあのんびりと酒のネタでも。



50年代くらいのものだろうか、錫系の合金で出来たグラスホルダー。ショットグラス・・・にしても小ぶりなサイズなのでこれに合ったグラスを探すのは苦労しそうだ。



真鍮に薄い金メッキをかけた杯セット。戦中戦後のそこそこ古いものだと思うがディーラーが何を思ったか槌鎌マークと1941の文字・・・という信頼性皆無の刻印を打ったのがなんというか・・・。素直に刻印なしで売ったほうがよかったのではなかろうか。



ロシアで安価に購入したものだが購入時にはチェコ製・・・というシールが貼ってあった。趣味がいいのか悪いのか微妙なところだがドイツ・オーストリア圏の香りがある・・・といえばいえるだろうか。
・・・実用するとさぞや洗うのが面倒くさかろう・・・。  

Posted by Yakov at 16:48Comments(2)

2011年10月04日

特別栄誉部隊+α(6)

 久々にこのネタである。まあほぼ一発ネタなのだが。



ソ連時代の黄色~金糸織の礼装ベルトは現ロシアの場合実質特別栄誉部隊(儀杖隊)しか使用してないわけだが、その儀杖隊も90年代の報道写真を見る限りソ連時代のベルトバックルをそのまま使用している例が多かった。95年に専用制服が規定されてもしばらく混用がされていた事実があるにせよ、とりあえずロシア版のバックルが制定されていたことがこれでわかる。
画像は軍需品生産工場が主計局に提出するための見本(売り込みに使用するため作成数は多い)で、陸・空軍と海軍用のバックルおよび剣吊り調整金具のデザインがわかるだろう。・・・海軍用はソ連型から星が消えただけだけど。
ソ連型ベルトにつければこれで出来上がる・・・わけだが、定数が二つの調整金具はどうしようもない(苦笑)。・・・まあ短剣のほうが日本では問題なので仮にそろっても着用はできないが。



この二つは実際の使用例がよくわからないが将官用のバックルには間違いないと思う。上は革ベルトに通してギボシで止める「ソ連1935型ベルト」スタイルで使用するのかもしれない(黒い野戦用なのか意表をついて白ベルトなのかは不明)。下もソ連型パレード金糸織ベルトにつけるのだろうが・・・戦勝記念日の映像でも真剣に見ればこのバックルがついているのがわかるかもしれない(<無茶)。  

Posted by Yakov at 17:45Comments(7)

2011年10月03日

代議員章(6)

 現代の市議会議員章とか、真剣に集めだすとまさに地獄なのだが、筆者はこの辺は「ヌルいマニア」ということで節度ある収集を心がけている(笑)。



左上のバッジはチュコト自治区議会の議員バッジだが、残り二つはどこの市議会かよくわからない。
ロシアの都市紋章についてはそこそこ詳しい資料も見たしネット上でもかなりのところまでわかるのだが(ひどいところなど5年に一度のような感じで紋章を改定していたりするので)「文字なし」のバッジから正体を探るのは無茶苦茶難しいのだ。まあ「ヌルいマニア」ということで勘弁していただきたい。



比較的古いバッジだが(裏は押しピン)表記からは市議会議員バッジであることしかわからない。最初はどこの市議会でも統一規格だったものの、後から独自デザインのものが出てきたのだろうか?実際、この規格一つだったらどれだけ楽だったことか・・・。



これは代議員には違いないが、ソ連共産党党大会の代議員章だ。第28 回党大会のものはまだ比較的楽に手に入るが古くなればなるほど希少性も価格も高騰するのである。



現代の「ロシア連邦共産党代議員章」なのだが実は位置づけがよくわからない。共産党大会の代議員章という「内輪もの」の可能性もそれなりにあるのだが、ニュース映像で見る共産党議員の多くはこれとよく似たバッジをつけているのだ。ソ連時代から代議員だった議員は「昔の自前」をつければいいとして、ロシア時代に当選した代議員が「正規の議員バッジ」をつける代わりに独自のバッジに取り替えている可能性もあるのだ。今度その辺に詳しい(現党員?)ディーラーに聞いてみようと思う。  

Posted by Yakov at 17:24Comments(4)

2011年10月02日

ちょっと一杯(5)

 一日ロシア・カフェで外出していたのだが、帰りに地元商店街でボヘミアグラスの傷物処分市をやっていた。昔集めたものが結構あるのでいまさら大したものは買わなかったが、この辺もそのうちネタにしたいと思う。



今日買ったのはこのチェコ製フラスコ。特に傷はなく、単に「デカンタとしては地味」なので売れ残った品だと思う。来客用のデカンタならともかく「演壇に置くフラスコ」としてはむしろこういうものの方がそれらしくてよい。



これはチェコではなく手持ちのソ連製ウォッカグラス各種。ホルダーにはまったタイプは結構好きなのだが最近はまったく生産されていないようだ。鶏を模ったものには馬とか別のバリエーションもある。
右端はモスクワ五輪記念のタイプだ。  

Posted by Yakov at 17:42Comments(0)

2011年10月01日

高級将校野戦装備。

 今回は雑記のようなものだが、たまにはこういう話題もいいだろう。



夏季野戦では将官も迷彩服を着用する場合が多いわけだが、将官の戦闘帽には特にイレギュラーなものが多い。服装規定には将官用の戦闘帽が規定されているわけではないのだが、一般軍種でも内務省型(80年代のソ連民警型裁断)や画像のようなハイクラウン型を選ぶ例が多い。
将官が編みこみの迷彩布あご紐を使用する例は第一次チェチェン戦争から見られるが特に規定があるわけではない。それでもPXには必ず予備紐か供生地あご紐つき略帽が売られているのだ。
・・・ソ連時代はカーキ塗装の帽章は士官、メタリックグリーンの塗装は将官用ときっちり分かれていたのだが現ロシアでは区別はほぼなくなってしまった・・・。



この画像のようなカーキの組紐で出来たあご紐も存在する。これはやや地味なほうでもっと派手なあご紐もあるのだが前者が大佐用、後者が将官用・・・といった区別があるのかすら判らない。おいおい調べたいとは思うのだが。
・・・たまにベースボールキャップ裁断の迷彩帽にあご紐をつける・・・というウクライナ民警のような(<伝わりにくい比喩)将軍も見かけるがひどい違和感がある(笑)。



将官用野戦肩章はソ連型を幅狭にしたカーキ単色のエポレット差込式(6角形)が基本なのだが画像のような迷彩タイプも時たまPXで売られている。これ以外に普通の差込式をぶった切って星の周辺だけ残した「手製長方形タイプ」もよく見かけるが、これまた規定は見たことはない。
ロシア装備に準じているベラルーシ軍では四角肩章が正規に使用されているので、どこかに規定があるのかもしれないが。  

Posted by Yakov at 16:53Comments(2)