2011年05月05日
2011年05月03日
後方支援(2)
ちょっとバタバタしていたので簡潔に。
モスクワの徴兵局本局記念章。市部、郡(州)部さらに各地区と細分化されている組織だが、当然こういうものも存在するのだ。
軍自動車管理局:交通憲兵の当番バッジ。軍施設の検問や軍車両の交通整理を行うレギュレーターももちろん交通憲兵なのだが、ВАИのパトカーは市中でもよく見かける。軍車両であればどこの兵科所属でも交通違反の取り締まり、書類チェックなどを施行できる権限を持っているのだ。以前ロシア軍のものを紹介したが、これはソ連時代トルクメン軍管区のもの。
左はむしろ「友の会」に入るかもしれないが国防省のスポーツ射撃協会のバッジ、右は国防省車両基地の60周年記念章。国防省差し回しの車を管理する高級ハイヤーの管理基地・・・といってもそう遠くはない存在である。
これはロシア時代のものだが、ロシア国防省造船本局の記念バッジである。まあ軍内のいろいろな機関が思い思いの記章を発行しているわけで、コレクターとはまさに茨の道である。
モスクワの徴兵局本局記念章。市部、郡(州)部さらに各地区と細分化されている組織だが、当然こういうものも存在するのだ。
軍自動車管理局:交通憲兵の当番バッジ。軍施設の検問や軍車両の交通整理を行うレギュレーターももちろん交通憲兵なのだが、ВАИのパトカーは市中でもよく見かける。軍車両であればどこの兵科所属でも交通違反の取り締まり、書類チェックなどを施行できる権限を持っているのだ。以前ロシア軍のものを紹介したが、これはソ連時代トルクメン軍管区のもの。
左はむしろ「友の会」に入るかもしれないが国防省のスポーツ射撃協会のバッジ、右は国防省車両基地の60周年記念章。国防省差し回しの車を管理する高級ハイヤーの管理基地・・・といってもそう遠くはない存在である。
これはロシア時代のものだが、ロシア国防省造船本局の記念バッジである。まあ軍内のいろいろな機関が思い思いの記章を発行しているわけで、コレクターとはまさに茨の道である。
Posted by Yakov at
19:40
│Comments(0)
2011年05月02日
品質・生産管理(3)
(2)から一年も間が空いてしまったが、工業系の記章もたまってきたのでまた再開しよう。
ソ連の品質管理ではお馴染み、標準化運動従事章。シンボルに書かれた「ソ連邦」の文字をロシアの頭文字Рに変えればロシアンスタンダードのマークとなる。
スヴェルドロフスクで76年に開催された建設品質会議の参加記念賞。時代にももちろんよるのだが、ブレジネフ時代のイメージ的に「ソ連の建設の品質」と聞くとどうしても「理想と現実がなんたら」、という話にならざるを得ない気がする(笑)。
右側は帝政ロシア時代に創設された名門農業機器工場「赤いアクサイ」(悪妻ではない)の品質管理局記章(資格章か功労章か不明)。左は品質管理ではなく「ソ連邦発明家」の称号(資格)章だ。
ソ連の品質管理ではお馴染み、標準化運動従事章。シンボルに書かれた「ソ連邦」の文字をロシアの頭文字Рに変えればロシアンスタンダードのマークとなる。
スヴェルドロフスクで76年に開催された建設品質会議の参加記念賞。時代にももちろんよるのだが、ブレジネフ時代のイメージ的に「ソ連の建設の品質」と聞くとどうしても「理想と現実がなんたら」、という話にならざるを得ない気がする(笑)。
右側は帝政ロシア時代に創設された名門農業機器工場「赤いアクサイ」(悪妻ではない)の品質管理局記章(資格章か功労章か不明)。左は品質管理ではなく「ソ連邦発明家」の称号(資格)章だ。
Posted by Yakov at
17:07
│Comments(0)
2011年05月01日
救命具
本日はメーデー。メイデイは国際救難信号で・・・と毎年同じネタを垂れ流すのも気が引けるが、バッジネタばかり続いたので今回は「装備系」でいってみよう。旧ブログで同型を紹介したかもしれないがそのときは画像があまりに不鮮明だったので。
航空用救命胴衣АСЖ-63П。アエロフロートの旅客機に備え付けられていた黄色のものではなく、主に軍関係で使用されていたタイプである。
航空用といいつつ75年版の海軍歩兵の手引きにも掲載されているくらいで、陸海空軍をはじめ、非常に幅広く使用されていた。ちなみに画像のベストは民間船舶の備品だったらしい。
展開用のボンベは空・・・にしないと郵送してもらえない(笑)。
そのアップ。キャップを引くことでレバーが開放、ベストが膨らむわけだ。非常用のホイッスルは帝政期からソ連戦前の指揮官装備と同タイプのもの(材質こそプラスチックになったが)。民警の笛は早くからカタツムリ型が採用されていたが、陸軍の流れを汲む組織はこのタイプを永く愛用していたようだ。
その裏面。バッテリーにつながった紐を引くことで絶縁が外れ、ランプが点灯するのだ。
・・・飛行機の離陸前にやる救命具装着実演でおなじみの話ではあるが。
航空用救命胴衣АСЖ-63П。アエロフロートの旅客機に備え付けられていた黄色のものではなく、主に軍関係で使用されていたタイプである。
航空用といいつつ75年版の海軍歩兵の手引きにも掲載されているくらいで、陸海空軍をはじめ、非常に幅広く使用されていた。ちなみに画像のベストは民間船舶の備品だったらしい。
展開用のボンベは空・・・にしないと郵送してもらえない(笑)。
そのアップ。キャップを引くことでレバーが開放、ベストが膨らむわけだ。非常用のホイッスルは帝政期からソ連戦前の指揮官装備と同タイプのもの(材質こそプラスチックになったが)。民警の笛は早くからカタツムリ型が採用されていたが、陸軍の流れを汲む組織はこのタイプを永く愛用していたようだ。
その裏面。バッテリーにつながった紐を引くことで絶縁が外れ、ランプが点灯するのだ。
・・・飛行機の離陸前にやる救命具装着実演でおなじみの話ではあるが。
Posted by Yakov at
17:37
│Comments(0)