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Yakov

2019年03月30日

国家保安(4)

 明日はビクトリーショーだがまだ荷物がまとめてない。レットイットビー。ともあれ今日はGPUで。



1922/23年式GPU中級指揮官制服の高級レプリカ。帝政風のえんどう豆色のウール生地がいい感じだ。



襟章はコイル刺繍である。



明日は委託販売でソ連国家保安機関の制服変遷史@エネルギア出版を並べておく。今回のテーマそのものなので是非ご覧いただきたい。  

Posted by Yakov at 20:56Comments(0)

2019年03月29日

小型拳銃ホルスター(5)

 久々にPSM。



礼装のような白革製ショルダーホルスター。サイズ的にPSMで間違いないが、何用なのか全く不明。ワイシャツに色がつかないようにとかそういう適当な理由で白革なのかもしれない[普通はベージュ色の革だが]。

…友人がガレージキットというか小ロットのABS製PSMを作っている。いずれはミリタリーショーで購入できると思うが、さすがに明後日には間に合わないと思う。  

Posted by Yakov at 20:08Comments(0)

2019年03月28日

続・ソ連迷彩

 旧ブログで紹介したソ連迷彩つなぎのバリエーションがもう一つあった。



50年代終わりから60年代くらいだろうか。黄色系と緑系の派手な迷彩からのちのKLMK迷彩に移る移行期のような迷彩つなぎである。背面のボタンで後ろがパックリ割れるKLMKと同様の裁断だ。



三色迷彩ではあるがトーンが近いので二色の濃淡のようなイメージである。  

Posted by Yakov at 19:43Comments(0)

2019年03月26日

交通ネタ(172)

 組んでみた服を。



70年代河川艦隊上級下士官。将校は袖章の上に小さな河川艦隊のウィングが付くが、下士官では見たことがないのでつけていない。
胸のウィングはビニールプリントである。



帽章は海外航路用の塗装入りで、国内線は透かし彫りデザインで塗装はない。世界の大河とつながっているので河川艦隊の海外航路は案外珍しくないのだ。  

Posted by Yakov at 19:24Comments(0)

2019年03月25日

食器(99)

 昨日は昨年夏にちょこっと手伝った映画『ソローキンの見た桜』を観に行った。試写は一度見たのだが友人と一緒に現場を思い出しつつ非常に楽しめた。衣装は基本モスクワからの持ち込みであり、撮影開始後に合流したので私にできることは限られていた。
どうか突込みは最小限にお願いしたい。



本日は帝政のコップを。



厳密な規格はあってないようなものだが、銅製、鉄製、真鍮製などでかなり大容量のものが使われていた。ろう付けのあとが無茶苦茶大きく、実用すると得体が知れない金属毒にやられそうで怖い。とりあえず使わずにコレクションとしたい。  

Posted by Yakov at 20:14Comments(0)

2019年03月23日

国家保安(3)

 特に意味もなく制帽ネタで。



NKVD兵下士官制帽の高級レプリカ。戦前戦中の兵下士官軍帽はクラウン部分が将校のウールに対して綿地が主だったわけだが、国境警備隊や保安機関の色つき生地のクラウンはバイカと呼ばれる起毛綿の例がかなり多い(もちろんすべてではない)。それを個人のマニアが再現したわけだが、ご親切に日光で退色させてくれてうれしいのかそうでないのか(筆者的には有難迷惑)。戦前の染料は退色しやすい植物系染料が多かったらしいが別に退色させてもらいたくはないのだが。



無駄に凝った内装である。
  

Posted by Yakov at 21:09Comments(0)

2019年03月22日

消防カレンダー。

 なんだこの題名は?と思われるかもしれないが、見たまんまである。



絹地に印刷された1982年のカレンダー。モスクワ市消防本部の発行である。レーニン勲章と労働赤旗勲章を拝受しているので図案に盛り込まれている。



旗に勲章をぶら下げたようなデザインがリアルである(勲章というのは、保管時には実際に旗に装着してあるのだ)。  

Posted by Yakov at 19:57Comments(0)

2019年03月21日

スラブ民族衣装(4)

 地道にため込んでいるルバシカをまた。



絹地の刺繍ルバシカ。ウクライナあたりにあるタイプに似ているが、戦後すぐあたりのソ連時代なので出所(民族的由来)はいまいち不明確である。ボタンが貝ボタンだったりするのがとてもうれしい、



非常に美しい。前を締める紐は逆側の襟に糸ループをつけてそれを通すのだが、焦るとぶち切れそうで怖い。  

Posted by Yakov at 20:55Comments(0)

2019年03月20日

情操玩具(81)

 もらい物を。





木製の人形。結構古いもので、新年飾りのモミの木に吊るすと映えそうだが…マヤコフスキーの演劇用のエスキースによく似ているのでひょっとしたらミステリアブッフか何かのキャラっぽい気もする。いざ調べようとすると似たような絵がいっぱいあるので大変なのだが。  

Posted by Yakov at 19:30Comments(0)

2019年03月19日

ペナント。

 中学生の京都旅行でもないが、ロシア・ソ連の偉い人の事務所にはペナントが大量に貼られていたりする。2013年8月26日に引き続き。



黒海艦隊の巡洋艦モスクワ。英雄都市モスクワとセバストポリに捧げる。



モスクワ衛戍部隊(コメンダント)の100周年記念である。

  

Posted by Yakov at 20:05Comments(0)

2019年03月18日

ファッション通信再び(32)

 今回はもう始末に困ってるシリーズを。



カフスボタンやイヤリング、タイピンの類はごろごろしているのだが、その結構な部分はもらい物である。それも「適当なボタンがいっぱい入った箱」の底の方から出てきたりしていわゆる「引き出しの中から出て来る有象無象」に近い。最近クラシックなワイシャツをよく手に入れるのでようやくカフスボタンだけは使う機会が増えてはきたが。



琥珀のカフスボタンはソ連時代にドルショップで買って来たものだと思う。もったいないので活用したいところだが。  

Posted by Yakov at 19:54Comments(0)

2019年03月17日

謎制帽。

 当ブログで紹介するものの大半がそんな気もするが、今回は本当に悩んでいるものを。





制帽のつくり自体は20年代後半~30年代くらいの特徴を備えているのだが、どうもよくわからない。1928年のソ連商船技術部が似たような制帽(つばの形も含め)を採用していたらしいのだが配色は異なり、パイピングがあるようなないようなクラウン、帽章のあった痕跡がないことも合わせ判断の基準がまるで見いだせないのである。まかり間違ってもおしゃれ帽子ではなく公務員の制帽と思うのだが…、  

Posted by Yakov at 20:53Comments(0)

2019年03月16日

品質・生産管理(5)

 さらっとバッジで。



どちらかというと炭鉱系かもしれないが…国家鉱山技術管理査察部の優秀インスペクター章。以前炭鉱関係の生地で同じマークの襟章を紹介したと思う。ГОСГОРТЕХНАДЗОРを旧ブログでは(本文を当ブログに移植済み)国家都市技術管理みたいに誤訳していたが、都市(gorod)
でなく鉱山(gornii)のことである。今さらながら訂正しておきたい。  

Posted by Yakov at 22:16Comments(0)

2019年03月15日

続・近隣国(127)

 あっさりレプリカ勲章で。



2016年7月17日更新分で簡略化されたおそらく再支給アフガン赤星勲章を紹介したが、ここまで来るとマニアか外国人を騙す可能性も考えた方がよさそうである。まあアフガニスタン帰還兵のマニアもいるのでハイグレードな再支給品が必要なのかもしれないが。
実物と思しいものも持っているが、このレプリカはかなり騙されそうなクォリティーであった。  

Posted by Yakov at 20:54Comments(0)

2019年03月14日

消防系レプリカ(2)

 帽子に続いて上着(ルバハブラウスとでもいうべきか)を。



前開きの服を途中で縫い止めたような、ちょっとドイツ・東欧風の上着である。胸のあたりに襞というかプリーツがあるあたり、トルストフカっぽくもある。前にも書いたように映画用で、規格は1923年の専任消防隊用なのだ。



袖章は実物も様々な材質があり、銀刺繍、コイル刺繍、布の切り抜きアップリケ、型紙ペイントなどいろいろあったらしい。レプとしてはまあいい感じではなかろうか。襟章からペトログラード消防本部、袖章の下半分から車両運転手であることがわかる。

余談だが、この時代の消防用ブジョノフカというのが「鉄人28号」そっくりであるのだ。

http://www.vedomstva-uniforma.ru/mundir15/poj23/index.html

ここのページ中ほどを参照していただきたい。  

Posted by Yakov at 20:09Comments(0)

2019年03月13日

友の会(30)

 またバッジネタで。



ソ連時代のGTOロシア版、ということだが、ここ数年でROSTOがDOSAAFに戻った(略称だけだが)ので懐かしいイメージである。いまDOSAAFは民間団体なのか半公式なのかわからないので国家検定としての立ち位置はどうなんだろうか。  

Posted by Yakov at 20:48Comments(0)

2019年03月12日

電化製品(25)

 久々に電卓。



ソ連製電卓のエレクトロニカМК33。液晶導入前のデジタル表示が懐かしい。



動作確認はしていないが(電池が切れてる)3Vボタン電池を6個使うというのも結構な消費量である。  

Posted by Yakov at 20:28Comments(0)

2019年03月11日

消防系記章。

 某所からもらった帽章を。



ソ連時代のキルギス社会主義共和国義勇消防帽章。制帽から外して撮影したら裏ピンが見事に外れたでござる。この頃は無駄に丈夫な真鍮の足がついているのでろう付けがパキッと逝くのであった。60年代くらいの物だろうか、非常に堅牢で中・高級要員用かもしれない。  

Posted by Yakov at 20:32Comments(0)

2019年03月10日

武装警備員(26)

 記章ネタで。モスクワの外務省ビルはソ連時代~ロシア初期にかけてグレー服の民警が警備していたのだが、現地マニア仲間によるとKGB(ロシアになってからはFSOだろう)が民警の服を着ていただけ、らしい。専門の部隊もあったのだ。



実物は結構小さいのだが、外務省警備部の40周年バッジである。意匠的にドンピシャだと思われるが、そのうち裏づけ資料を探してみないといけない。  

Posted by Yakov at 20:26Comments(0)

2019年03月09日

記念バッジミサイル系。

 ちょこっとバッジネタ。ソ連時代の市販バッジにはケース入りで数種類詰め合わせたアソートとかの形でシリーズものが結構あった。ソ連の自動車、ソ連民間商船、軍用飛行機などがその一例である。



巡航ミサイル、中距離ミサイルなどが数種類。モスクワのコレクターが放出してたのでシリーズ全種とは思えず、この数倍あるのかもしれない。
面白いのは西側の兵器も結構混じっているところ。ゴルバチョフ時代の核兵器制限交渉で相互で兵器の廃棄検証とかしていた時代なのかもしれない。  

Posted by Yakov at 19:52Comments(0)