ロシア着倒れ食い倒れＲ

　レプリカ記章を。今回は元祖スペツナズとでもいうのだろうか。



七宝が濁っているがまあまあいい感じの赤軍指揮官章である。以前書いたように規格がきっちり決まっているわけでもなく、赤い星と花環（月桂樹と樫の葉）が基本であれば何でもいいようなところがある。1918年と騎兵マーク、ЧОН(Части особого назначения)の文字がある。ロシア革命から1925年くらいまで主に共産党（ロシア社民党多数派という名前の頃からだが）党員を中心に地方党機関が編成した火消し部隊というか、緊急支援が必要な地区に投入するエリート部隊として各兵科、規模（中隊、大隊、旅団など）に編成され派遣された。指揮官章と袖章、文字入りの襟章などは複製が出ているが、被服の統一も不十分な時期が長いのでリエナクト的には「何を着ても再現になる」わけだが。