2020年11月14日
帝政レプリカ(59)
また淡々と記章ネタ。
帝政期の連隊バッジ、ペテルブルクのセミョーノフ近衛歩兵連隊のもの。一般的に七宝をあしらった将校用、無塗装鋳造の兵下士官用というのが連隊バッジの常道であり、これもなかなか高級な七宝を使った出来のいいものだ。17世紀以来の伝統ある部隊でこの記章デザインは1908年制定のものである。まあ両端に皇帝の紋章があるように、ピョートル大帝時代に連隊が結成、ニコライⅡ世時のデザインということだが。
余談だが、革命後にこの意匠から十字を外した盾形の部隊章が一時存在した。
帝政期の連隊バッジ、ペテルブルクのセミョーノフ近衛歩兵連隊のもの。一般的に七宝をあしらった将校用、無塗装鋳造の兵下士官用というのが連隊バッジの常道であり、これもなかなか高級な七宝を使った出来のいいものだ。17世紀以来の伝統ある部隊でこの記章デザインは1908年制定のものである。まあ両端に皇帝の紋章があるように、ピョートル大帝時代に連隊が結成、ニコライⅡ世時のデザインということだが。
余談だが、革命後にこの意匠から十字を外した盾形の部隊章が一時存在した。
Posted by Yakov at 21:44│Comments(0)