2021年12月19日
水兵肩章(11)
今回は沿岸防護で。
北海艦隊の肩章である。二次大戦中は陸式戦闘服にピーコート用の肩章を縫い付けたり完全に陸式戦闘服で袖に錨マークを付けたりが一般的であり、兵科色は歩兵科のラズベリーを使用することが多かったわけだが、1952年規定で海軍歩兵の兵科色は赤,に変わる。ただし海軍服に付ける肩章は「黒に赤ぶち」となっている。陸軍式制服を着用する場合の規定はこのВОЕННО-МОРСКОЕ МИНИСТЕРСТВО СОЮЗА ССР
ПРАВИЛА НОШЕНИЯ
ФЛОТСКОЙ ФОРМЫ ОДЕЖДЫ, ОРДЕНОВ И МЕДАЛЕЙ ВОЕННОСЛУЖАЩИМИ ВОЕННО-МОРСКИХ СИЛ.
ВОЕННО-МОРСКОЕ ИЗДАТЕЛЬСТВО ВОЕННО-МОРСКОГО МИНИСТЕРСТВА СОЮЗА ССР. Москва-1952
に収まっていないので、この時期の規定かと思われる。
これが1956年になると「陸軍服を着用した場合」の海軍歩兵は歩兵と同じラズベリー縁なし肩章となり、1959年には陸軍服の海軍歩兵も黒肩章に歩兵エンブレム付きとなってさらに1963年からお馴染みの黒い海軍歩兵戦闘服が登場するのだ。
野戦バージョン。ただモスフィルムから出たものなので先の赤い肩章ともども、確実に実物という証拠はない。まあ映画会社に実物がある可能性も十分あるので紹介した次第。
北海艦隊の肩章である。二次大戦中は陸式戦闘服にピーコート用の肩章を縫い付けたり完全に陸式戦闘服で袖に錨マークを付けたりが一般的であり、兵科色は歩兵科のラズベリーを使用することが多かったわけだが、1952年規定で海軍歩兵の兵科色は赤,に変わる。ただし海軍服に付ける肩章は「黒に赤ぶち」となっている。陸軍式制服を着用する場合の規定はこのВОЕННО-МОРСКОЕ МИНИСТЕРСТВО СОЮЗА ССР
ПРАВИЛА НОШЕНИЯ
ФЛОТСКОЙ ФОРМЫ ОДЕЖДЫ, ОРДЕНОВ И МЕДАЛЕЙ ВОЕННОСЛУЖАЩИМИ ВОЕННО-МОРСКИХ СИЛ.
ВОЕННО-МОРСКОЕ ИЗДАТЕЛЬСТВО ВОЕННО-МОРСКОГО МИНИСТЕРСТВА СОЮЗА ССР. Москва-1952
に収まっていないので、この時期の規定かと思われる。
これが1956年になると「陸軍服を着用した場合」の海軍歩兵は歩兵と同じラズベリー縁なし肩章となり、1959年には陸軍服の海軍歩兵も黒肩章に歩兵エンブレム付きとなってさらに1963年からお馴染みの黒い海軍歩兵戦闘服が登場するのだ。
野戦バージョン。ただモスフィルムから出たものなので先の赤い肩章ともども、確実に実物という証拠はない。まあ映画会社に実物がある可能性も十分あるので紹介した次第。
Posted by Yakov at 21:58│Comments(0)