QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 13人
プロフィール
Yakov

2024年04月16日

謎の女性軍服。

 まあうちにあるものの2割くらいは謎なのだが(なぜ買ったのか?だと謎率は50%まで跳ね上がる)。

謎の女性軍服。

上から航空隊(空挺も同じ)襟章を付けてあるが、服としては1941年の野戦襟章が付いていた。ざっと見たところは41年ギムナスチョルカなのだが、前合わせが4つボタン(一番上は補助でホックの代わり)になっており、ソ連のイラン進駐部隊になくもないような変則構造である。イラン派遣のように一番上の補助は外して開襟で着る方がよさそう(襟を締めると相互に干渉する)なつくりでちょっと面白いと思える。まあ1935年以前にもこのような変則仕立服はごろごろしていたので説得力のある事は何も言えないが。肩の寸法詰めは当時典型的な女性軍服である。

謎の女性軍服。

更に変わっているのは襟の後ろ。ちょっと尖っているのだ。軍以外の民間防衛組織にも特にこのような制服はなく(コムソモール服はまったく別物、アソアヴィアヒムは記章以外は軍に準じている)、そもそも供生地襟章も軍企画なわけで。変則裁断の軍服、ととりあえず理解しておく。




Posted by Yakov at 20:10│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。