2016年07月31日
再録440・武装警備員(2)
今回は帽子を中心に。実のところ年式については諸説紛々だったりするので後日修正する羽目になるかもしれない。
帽章と配色は1965年式といわれているタイプだが耳ボタンが68年以降の星+クロスライフルタイプである。正確には前回の紺キーチェリと同じクロスライフル+ターゲットのボタンが付くはず。実は以前塗つばのよいものを購入したのだが、つい魔が差して(笑)バンドの色を紺に染め替え1934年式グーラグ制帽に改造してしまった。
1968(?)の公共機関警備員制帽。帽章が数種類あるがそれは回を改めて。この例は2ピースの上級者用帽章らしい。
1978年(?)の省庁重要施設警備員制帽。同年の内務省規定では(現在でもこの分野の武装警備員は内務省直轄である)より単純なアルミ土台の帽章がつくはずだが、これには一世代前の帽章がついている。
制帽本体は森林保護局の指定工場製である。この帽章が森林警備局の独自の帽章であるのか90年代の後期型なのか実のところよく判らない。ただこの帽章とよく似たデザインの勤務員バッジ(次回紹介)にも「森林保護局」の文字はないので一般用説の方に分がありそうだ。
Posted by Yakov at 21:59│Comments(0)