2018年03月21日
さらっと偽装網。
また雑記ネタだが。戦前から冷戦後期にかけてソ連では車両・施設用の偽装網を個人サイズに切って個人偽装に使う、ということがよくあった。リエナクトで6-70年代の網に布を縛りつけた偽装網が当時ものっぽくて人気だったのだ。
右上は網部分が化繊混じりなので70‐80年代かも知れない。色合いは想定する場所柄で違うわけだが、日光で退色しやすいので結局カーキポイ色になってしまったりもする。80年代後半に西側のようなビニールに切り込みを入れた偽装網が出てくるが、ロシア特有のパターンとして片面がまっ黄色、裏面がベージュというのがある。そう、秋の一面に白樺の葉が散らばっている土地用なのだ。秋の一時期ではあるが本当にそんな色で埋め尽くされる場所もあるのだ。
・・・余談だが、パンフィーロフ部隊のモスクワ前面での戦闘を描いた映画「28人のパンフィーロフ部隊員」では雪上迷彩として網に白い紙(四角いままだ)を載せた雪上偽装網が登場する。
右上は網部分が化繊混じりなので70‐80年代かも知れない。色合いは想定する場所柄で違うわけだが、日光で退色しやすいので結局カーキポイ色になってしまったりもする。80年代後半に西側のようなビニールに切り込みを入れた偽装網が出てくるが、ロシア特有のパターンとして片面がまっ黄色、裏面がベージュというのがある。そう、秋の一面に白樺の葉が散らばっている土地用なのだ。秋の一時期ではあるが本当にそんな色で埋め尽くされる場所もあるのだ。
・・・余談だが、パンフィーロフ部隊のモスクワ前面での戦闘を描いた映画「28人のパンフィーロフ部隊員」では雪上迷彩として網に白い紙(四角いままだ)を載せた雪上偽装網が登場する。
Posted by Yakov at 21:56│Comments(0)